パンダ
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「ねェ、もしかして昨日、体重が減ってるとか言ってた?」
机の上で書類を出しながらも、陵刀は岩城に話を振った。
『ああまあ……でも、減ったって言っても飼育員さんはパンスが終わったせいだって……』
「いや……!あのパンダは成長期なんだ。パンスくらいじゃ体重は減らないよ。念の為、検便してみよう!」
『でも、別に下痢ってワケじゃねェぞ』
「発見が早すぎてまだ下痢にもなってないのかもしれない。便だけ、もっと詳しく検査してみようよ」
陵刀は思い当たるフシがあるのか、岩城に検査とその後の治療法について指示を出した。
「パンダの病気、原因判ったの?」
陵刀が出しっぱなしにしている書類を分別しながら、名前は確認した。
「うん♡」
「そっか……これで解決するといいね」
「大丈夫だと思うよ。鉄生くん、指示を出せばちゃんと治療出来るから♡」
そう言いながら、陵刀は椅子に座ってまたいかがわしい雑誌を読みだした。
一ヶ月後、診察室で瀬能と岩城が話している姿が目に入り、名前はその診察室の中へと入っていった。
「でも、先生……あのあとどーやってパンダの治療したんですか?ホラ私、直後に病院戻っちゃって知らないんですよ。急患いっぱい入っちゃって」
「え……;ああ、そりゃえーと……」
「それは聞かない方が……;」
「ウンコを喰わせたんだよ♡他のパンダのね」
岩城と名前が言い淀んでいると、陵刀が会話に加わってきた。
「陵刀……」
「陵刀先生;」
「ウンコ……ですかあっ!?」
「パンダとウサギでは体内の菌の種類は違うけど、治療法は同じなんだ。名前ちゃんと瀬能さんも、僕の食べてみる?」
「え……遠リョしときます……;」
「誰がんなモン喰うかっ!」
ニコニコと笑みを絶やさずに言う陵刀に、名前は殺意を覚えていた。
机の上で書類を出しながらも、陵刀は岩城に話を振った。
『ああまあ……でも、減ったって言っても飼育員さんはパンスが終わったせいだって……』
「いや……!あのパンダは成長期なんだ。パンスくらいじゃ体重は減らないよ。念の為、検便してみよう!」
『でも、別に下痢ってワケじゃねェぞ』
「発見が早すぎてまだ下痢にもなってないのかもしれない。便だけ、もっと詳しく検査してみようよ」
陵刀は思い当たるフシがあるのか、岩城に検査とその後の治療法について指示を出した。
「パンダの病気、原因判ったの?」
陵刀が出しっぱなしにしている書類を分別しながら、名前は確認した。
「うん♡」
「そっか……これで解決するといいね」
「大丈夫だと思うよ。鉄生くん、指示を出せばちゃんと治療出来るから♡」
そう言いながら、陵刀は椅子に座ってまたいかがわしい雑誌を読みだした。
一ヶ月後、診察室で瀬能と岩城が話している姿が目に入り、名前はその診察室の中へと入っていった。
「でも、先生……あのあとどーやってパンダの治療したんですか?ホラ私、直後に病院戻っちゃって知らないんですよ。急患いっぱい入っちゃって」
「え……;ああ、そりゃえーと……」
「それは聞かない方が……;」
「ウンコを喰わせたんだよ♡他のパンダのね」
岩城と名前が言い淀んでいると、陵刀が会話に加わってきた。
「陵刀……」
「陵刀先生;」
「ウンコ……ですかあっ!?」
「パンダとウサギでは体内の菌の種類は違うけど、治療法は同じなんだ。名前ちゃんと瀬能さんも、僕の食べてみる?」
「え……遠リョしときます……;」
「誰がんなモン喰うかっ!」
ニコニコと笑みを絶やさずに言う陵刀に、名前は殺意を覚えていた。
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