パンダ
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「もちろん♡僕が名前ちゃんともっと一緒にいたいだけだから♪」
そう言う陵刀の言葉に嘘はない様で、陵刀は嬉しそうに笑うと名前の手を握りゆっくりと歩みを進めた。
手を繋いだまま歩く事数十分。名前の家に着き部屋に入るなり、陵刀は後ろから名前を抱き寄せた。
「……何してんの?」
「やっと2人きりになれたから♡」
「答えになってない」
「名前ちゃん、こっち向いて♪」
「なっ……んっ」
『何?』と言いながら振り向こうとした所で、名前は陵刀に軽くキスをされた。
「ただいま♡」
「は?」
「た・だ・い・ま♡」
「……おかえり」
「うん♡」
渋々ながらそう返すと、陵刀は名前の身体をギュッと抱き寄せ頬にまたキスをした。
「……キス魔」
「悪い?」
「別にいいけどさ……限度は考えてよね」
「分かってる。本当に嫌だったら、ちゃんと言ってね?僕、魔法使いじゃないから言ってくれなきゃ解らない事だってあるし」
「ん。ウチには司さんの思考の方が分らんけどね」
「あはは。そう?僕の頭の中は名前ちゃんの事でいっぱいなだけだよ♡」
「はいはい……さ、いい加減離して。風呂入って着替えたい」
「なら、一……」
「却下」
「まだ最後まで言ってないのに……」
「司さん、先に入ってきて。布団用意しとくから」
「えー……この前みたく一緒に寝ようよ」
「抱き枕になる趣味はない!」
「好きなコを抱き締めながら眠りたいって、男の本能だよ?」
「そんな本能は捨ててしまえっ。いいからさっさと風呂入って来い!」
手で追い払うように陵刀を洗面所に行かせると、名前は溜息を漏らしながら陵刀の着替えを用意し、洗面所に置きに行った。
それから十数分で陵刀が風呂から上がり、入れ替わりで名前は風呂に入った。
「名前ちゃんってさ」
「ん?何?」
「お化粧落とすと幼く見えるよね」
「それって、褒めてんの?それとも貶してるの?」
「決まってるでしょ?褒めてるの♡」
「ふーん――……」
「お化粧している顔も好きだけど、僕はこっちの方がもっと好きだな」
タオルで髪を乾かしていると、陵刀にフワリと抱き締められた名前。
「邪魔」
「酷いなぁ」
「司さんもちゃんと髪乾かして。まだ濡れてる」
「水も滴るいい男、でしょ♪」
「自分で言うな、自分で」
「だって、本当の事でしょ?」
「司さんもナルだったのか……」
「自分に自信がなかったら、そもそも名前ちゃんを口説いてないからね」
「はいはい、分かったから髪乾かす!」
「名前ちゃんが乾かしてよ」
「は?」
「僕の髪、名前ちゃんが乾かしてよ♡」
「なんでそうなる?」
「いいじゃない、理由なんてさ」
「……」
「名前ちゃん、黙ってると食べちゃうよ?」
「……届かないから座って」
「残念――……」
言いながらも、陵刀は部屋にあるソファーに大人しく座った。
そんな陵刀に呆れながらも、名前は陵刀の髪を優しく乾かしてやった。
「気持ちいい……」
「そ。良かったね」
「ごめんね。我儘ばかり言って」
「?」
「こうしていられるのも、僕の我儘だからさ……」
「今更何言ってるの。責任取るんでしょ?」
「そりゃそうだけどさ……僕が我儘言わなかったら、名前ちゃんは僕と付き合ってくれなかったでしょ?」
「そりゃあね」
「だからさ、ありがとう。大好きだよ」
振り向きながら、陵刀は照れたように笑った。
「名前ちゃんは?僕の事、好きになってくれた?」
心配そうに眉を下げる陵刀を見て、名前は少しだけ考える素振りを見せた。
「やっぱり、まだ好きにはなってくれないよね……」
「……そんな事ないよ」
「え?」
「好きじゃなかったら、こんな事しないし。そもそも家に入れない」
そう言う陵刀の言葉に嘘はない様で、陵刀は嬉しそうに笑うと名前の手を握りゆっくりと歩みを進めた。
手を繋いだまま歩く事数十分。名前の家に着き部屋に入るなり、陵刀は後ろから名前を抱き寄せた。
「……何してんの?」
「やっと2人きりになれたから♡」
「答えになってない」
「名前ちゃん、こっち向いて♪」
「なっ……んっ」
『何?』と言いながら振り向こうとした所で、名前は陵刀に軽くキスをされた。
「ただいま♡」
「は?」
「た・だ・い・ま♡」
「……おかえり」
「うん♡」
渋々ながらそう返すと、陵刀は名前の身体をギュッと抱き寄せ頬にまたキスをした。
「……キス魔」
「悪い?」
「別にいいけどさ……限度は考えてよね」
「分かってる。本当に嫌だったら、ちゃんと言ってね?僕、魔法使いじゃないから言ってくれなきゃ解らない事だってあるし」
「ん。ウチには司さんの思考の方が分らんけどね」
「あはは。そう?僕の頭の中は名前ちゃんの事でいっぱいなだけだよ♡」
「はいはい……さ、いい加減離して。風呂入って着替えたい」
「なら、一……」
「却下」
「まだ最後まで言ってないのに……」
「司さん、先に入ってきて。布団用意しとくから」
「えー……この前みたく一緒に寝ようよ」
「抱き枕になる趣味はない!」
「好きなコを抱き締めながら眠りたいって、男の本能だよ?」
「そんな本能は捨ててしまえっ。いいからさっさと風呂入って来い!」
手で追い払うように陵刀を洗面所に行かせると、名前は溜息を漏らしながら陵刀の着替えを用意し、洗面所に置きに行った。
それから十数分で陵刀が風呂から上がり、入れ替わりで名前は風呂に入った。
「名前ちゃんってさ」
「ん?何?」
「お化粧落とすと幼く見えるよね」
「それって、褒めてんの?それとも貶してるの?」
「決まってるでしょ?褒めてるの♡」
「ふーん――……」
「お化粧している顔も好きだけど、僕はこっちの方がもっと好きだな」
タオルで髪を乾かしていると、陵刀にフワリと抱き締められた名前。
「邪魔」
「酷いなぁ」
「司さんもちゃんと髪乾かして。まだ濡れてる」
「水も滴るいい男、でしょ♪」
「自分で言うな、自分で」
「だって、本当の事でしょ?」
「司さんもナルだったのか……」
「自分に自信がなかったら、そもそも名前ちゃんを口説いてないからね」
「はいはい、分かったから髪乾かす!」
「名前ちゃんが乾かしてよ」
「は?」
「僕の髪、名前ちゃんが乾かしてよ♡」
「なんでそうなる?」
「いいじゃない、理由なんてさ」
「……」
「名前ちゃん、黙ってると食べちゃうよ?」
「……届かないから座って」
「残念――……」
言いながらも、陵刀は部屋にあるソファーに大人しく座った。
そんな陵刀に呆れながらも、名前は陵刀の髪を優しく乾かしてやった。
「気持ちいい……」
「そ。良かったね」
「ごめんね。我儘ばかり言って」
「?」
「こうしていられるのも、僕の我儘だからさ……」
「今更何言ってるの。責任取るんでしょ?」
「そりゃそうだけどさ……僕が我儘言わなかったら、名前ちゃんは僕と付き合ってくれなかったでしょ?」
「そりゃあね」
「だからさ、ありがとう。大好きだよ」
振り向きながら、陵刀は照れたように笑った。
「名前ちゃんは?僕の事、好きになってくれた?」
心配そうに眉を下げる陵刀を見て、名前は少しだけ考える素振りを見せた。
「やっぱり、まだ好きにはなってくれないよね……」
「……そんな事ないよ」
「え?」
「好きじゃなかったら、こんな事しないし。そもそも家に入れない」