“compatibility”
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「まぁ、名前が久しぶりに笑える様になったみたいですし……今回は多めに見ます。けど――……次に名前をこんな状態に陥らせる様な事があったら……その時は“INDIVIDUAL”の総力を持って貴方を潰しますよ?司さん」
ニコリと微笑みながら言う咲羅の言葉に、嘘は見受けられなかった。
「姉貴怖ェ……」
「何か言ったかしら?朔耶」
「……ナンデモナイデス」
「ハハハッ。相変わらず羨ましいなぁ、咲羅達の仲の良さは」
「フフッ。それだけ笑えるなら、私達はもう必要ないわね。帰るわよ、朔耶」
「あぁ。名前姐、オニイサンに何かされたら直ぐに言えよ?!俺等がソッコー制裁喰らわせてやっからよ!」
「怖い事言うなぁ……僕が信用出来ないの?」
「出来ねェから言ってんだろ!?名前姐にナニかしてみろ!絶対ェ潰してやる!!」
「嫌だなぁ、健全な男女が付き合ってるんだよ?ナニかするに決まってるじゃない♡」
「……潰す!今すぐ潰す!!」
「はいはい、分かったから帰るわよ。名前、本当に嫌な事は全力で拒否するのよ?いいわね?」
「はーい。気をつけて帰ってね~」
ヒラヒラと手を振りながら、名前は咲羅達を見送った。
名前の部屋に残された陵刀は、2人が出て行ったのを見届けると後ろから名前を抱き締めた。
「なに?どうしたの?」
「ありがとう、名前ちゃん」
「なにが?」
「僕を“信じる”って言ってくれて」
「……裏切ったら…………」
「ん?」
「裏切ったら、その時は覚悟しててね?」
「大丈夫。僕は名前ちゃんを裏切らない自信があるから」
綺麗に微笑むと、陵刀は名前の身体を強く抱き寄せた。
「絶対に裏切らない。何があっても、今度こそ名前ちゃんを悲しませないから。だから僕を信じてくれた事、後悔させない」
「分かった。その言葉も、司さん自身も信じるよ」
自身を抱き締める陵刀の背に腕を回し、名前は陵刀を抱き締め返した。
【だとしたら 手をのばし 求めることで
この夜を 抜け出せるのかもしれない
人はみな 誰かをね 信じることで
もう一度 やり直せるはずだから
ありがとう…
降り出してきそうな雨の気配
探していた心の棲み家
フラッシュバックする泣いた笑顔
誰かのためになれた時に
はじめて自分自身を生き抜けるのでしょう
ねえ 君のこと 信じていいかな
ずっと 変わらないで ここにいるから
ねえ 君のこと 信じていいかな
ただ この場所で 見つめてるから
どこまでも 信じていいよね
右腕と左腕で輪を作って 抱きしめる
そして 心と心は通じ合うよ 何度でも
君のこと 信じていいよね】
ニコリと微笑みながら言う咲羅の言葉に、嘘は見受けられなかった。
「姉貴怖ェ……」
「何か言ったかしら?朔耶」
「……ナンデモナイデス」
「ハハハッ。相変わらず羨ましいなぁ、咲羅達の仲の良さは」
「フフッ。それだけ笑えるなら、私達はもう必要ないわね。帰るわよ、朔耶」
「あぁ。名前姐、オニイサンに何かされたら直ぐに言えよ?!俺等がソッコー制裁喰らわせてやっからよ!」
「怖い事言うなぁ……僕が信用出来ないの?」
「出来ねェから言ってんだろ!?名前姐にナニかしてみろ!絶対ェ潰してやる!!」
「嫌だなぁ、健全な男女が付き合ってるんだよ?ナニかするに決まってるじゃない♡」
「……潰す!今すぐ潰す!!」
「はいはい、分かったから帰るわよ。名前、本当に嫌な事は全力で拒否するのよ?いいわね?」
「はーい。気をつけて帰ってね~」
ヒラヒラと手を振りながら、名前は咲羅達を見送った。
名前の部屋に残された陵刀は、2人が出て行ったのを見届けると後ろから名前を抱き締めた。
「なに?どうしたの?」
「ありがとう、名前ちゃん」
「なにが?」
「僕を“信じる”って言ってくれて」
「……裏切ったら…………」
「ん?」
「裏切ったら、その時は覚悟しててね?」
「大丈夫。僕は名前ちゃんを裏切らない自信があるから」
綺麗に微笑むと、陵刀は名前の身体を強く抱き寄せた。
「絶対に裏切らない。何があっても、今度こそ名前ちゃんを悲しませないから。だから僕を信じてくれた事、後悔させない」
「分かった。その言葉も、司さん自身も信じるよ」
自身を抱き締める陵刀の背に腕を回し、名前は陵刀を抱き締め返した。
【だとしたら 手をのばし 求めることで
この夜を 抜け出せるのかもしれない
人はみな 誰かをね 信じることで
もう一度 やり直せるはずだから
ありがとう…
降り出してきそうな雨の気配
探していた心の棲み家
フラッシュバックする泣いた笑顔
誰かのためになれた時に
はじめて自分自身を生き抜けるのでしょう
ねえ 君のこと 信じていいかな
ずっと 変わらないで ここにいるから
ねえ 君のこと 信じていいかな
ただ この場所で 見つめてるから
どこまでも 信じていいよね
右腕と左腕で輪を作って 抱きしめる
そして 心と心は通じ合うよ 何度でも
君のこと 信じていいよね】