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「狂い咲いて Kiss and cry 乱れ落ちる雪月花
運命線引き裂いて Heaven in the Hell
遺伝子まで轟け 青い霹靂
未来永却 跪きなさい
トラウマあげるAgain...♫」
名前が唄い終わると、陵刀は呆然とその姿を眺めるしか出来なかった。
「さて……ナル!」
「はいよっ!」
1曲唄い終えた名前は、ナルと交代しベースを手に取った。
あまり上手くはないと言いつつも、名前は朔耶達と共にメロディーを奏で始めていた。
「Yeah Yeah 独壇場 Beauty
孤独 絶望 Yeah Yeah おまえが自由
Yeah Yeah 花も灰も Beauty
風も命も Yeah Yeah 無限も永遠も
オーマイガッ 神様も使えないな それなら勝手にやっちゃえ
ワインも煙草も薔薇もある
俺が笑って観ててやる♪」
名前達のその姿は、1台のWebカメラで撮影されていた。
撮影されている映像は、そのまま煌が持って来ていたパソコンを通じてネット上へと配信される。
「Go Go Beauty round round Nothing's gonna stop♫」
「「Yeah Beauty round round Nothing's gonna stop Yeah!♬」」
「Go Go Beauty round round Nothing's gonna stop♫」
「「Yeah Beauty round round Nothing's gonna stop♪」」
「Go Go Beauty round round Nothing's gonna stop♬」
「「Yeah Beauty round round Nothing's gonna stop Yeah!♪」」
その後何曲か唄い、名前が徐ろに動き出したかと思ったら、そのままWebカメラに近づき配線を抜いた。
「はぁー、終わった終わった!」
最初に力を抜いたのは秦。その後も続々とナル達は力を抜いてリラックスしだした。
「今日はいつも以上に疲れたな~」
「だねっ。やっぱ間近で見てる人がいると、疲労感ハンパないや」
「…………疲れた」
それぞれが思い思いに休んでいると、ベースを片付けた名前が陵刀に近づいて来た。
「これで少しは解って貰えた?」
「?」
「ウチ等のやってる事」
迷いのない瞳でまっすぐ陵刀を見つめ、名前は言葉を続けた。
「ウチ等はこういう事で自分達の存在を認めさせようとしている。それは誰にも止められないし、止めようとも思わない。逆に言えば、こういう事にしか存在意義を見出だせない連中の集まりなんだ」
『解ったらウチを開放して』と言いながら、名前は陵刀から離れて“仲間”であるナル達の方へと歩いて行った。
「僕は君を縛り付けようとは思ってない!あくまでも一緒に歩きたいだけだ!!」
陵刀の言葉が名前の背に突き刺さった。
「……あの人、何言ってるの?」
「陵刀のヤツ――……姐御の事マジで本気みたいだな」
「だね。陵刀さん、姐さんの気持ち解ってないのかなぁ……」
「解ってないから言ってるんでしょ?先生はさ」
コソコソと小声で話すナル達。そんな声が聞こえていない名前はそのまま歩き続けようとしていた。
「なっ!?」
もう少しでナル達の所に着く。その僅かな距離に達した時、名前は不意に後ろから抱き締められていた。
「ヒューッ♪やるねぇ、オニイサン」
「離せよ、“陵刀司”」
「嫌だ……このまま彼等の所には行かせたくない…………」
囃し立てる朔耶とは正反対に、名前は冷たい声で陵刀に言い放った。
運命線引き裂いて Heaven in the Hell
遺伝子まで轟け 青い霹靂
未来永却 跪きなさい
トラウマあげるAgain...♫」
名前が唄い終わると、陵刀は呆然とその姿を眺めるしか出来なかった。
「さて……ナル!」
「はいよっ!」
1曲唄い終えた名前は、ナルと交代しベースを手に取った。
あまり上手くはないと言いつつも、名前は朔耶達と共にメロディーを奏で始めていた。
「Yeah Yeah 独壇場 Beauty
孤独 絶望 Yeah Yeah おまえが自由
Yeah Yeah 花も灰も Beauty
風も命も Yeah Yeah 無限も永遠も
オーマイガッ 神様も使えないな それなら勝手にやっちゃえ
ワインも煙草も薔薇もある
俺が笑って観ててやる♪」
名前達のその姿は、1台のWebカメラで撮影されていた。
撮影されている映像は、そのまま煌が持って来ていたパソコンを通じてネット上へと配信される。
「Go Go Beauty round round Nothing's gonna stop♫」
「「Yeah Beauty round round Nothing's gonna stop Yeah!♬」」
「Go Go Beauty round round Nothing's gonna stop♫」
「「Yeah Beauty round round Nothing's gonna stop♪」」
「Go Go Beauty round round Nothing's gonna stop♬」
「「Yeah Beauty round round Nothing's gonna stop Yeah!♪」」
その後何曲か唄い、名前が徐ろに動き出したかと思ったら、そのままWebカメラに近づき配線を抜いた。
「はぁー、終わった終わった!」
最初に力を抜いたのは秦。その後も続々とナル達は力を抜いてリラックスしだした。
「今日はいつも以上に疲れたな~」
「だねっ。やっぱ間近で見てる人がいると、疲労感ハンパないや」
「…………疲れた」
それぞれが思い思いに休んでいると、ベースを片付けた名前が陵刀に近づいて来た。
「これで少しは解って貰えた?」
「?」
「ウチ等のやってる事」
迷いのない瞳でまっすぐ陵刀を見つめ、名前は言葉を続けた。
「ウチ等はこういう事で自分達の存在を認めさせようとしている。それは誰にも止められないし、止めようとも思わない。逆に言えば、こういう事にしか存在意義を見出だせない連中の集まりなんだ」
『解ったらウチを開放して』と言いながら、名前は陵刀から離れて“仲間”であるナル達の方へと歩いて行った。
「僕は君を縛り付けようとは思ってない!あくまでも一緒に歩きたいだけだ!!」
陵刀の言葉が名前の背に突き刺さった。
「……あの人、何言ってるの?」
「陵刀のヤツ――……姐御の事マジで本気みたいだな」
「だね。陵刀さん、姐さんの気持ち解ってないのかなぁ……」
「解ってないから言ってるんでしょ?先生はさ」
コソコソと小声で話すナル達。そんな声が聞こえていない名前はそのまま歩き続けようとしていた。
「なっ!?」
もう少しでナル達の所に着く。その僅かな距離に達した時、名前は不意に後ろから抱き締められていた。
「ヒューッ♪やるねぇ、オニイサン」
「離せよ、“陵刀司”」
「嫌だ……このまま彼等の所には行かせたくない…………」
囃し立てる朔耶とは正反対に、名前は冷たい声で陵刀に言い放った。