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「何!?」
「ビスケは避けただろ!?」
「衣服も体の一部……って事だわね?」
「ぐっ……せっかく上手く避けたと思ったのに」
「これであと2人。もう絶対、奴等にボールは渡せねェぞ!!」
「『バック』!!」
ここでゴンが『バック』を宣言した。
「ゴン選手『バック』を宣言!!内野に移動です!!」
「大丈夫?」
「うん」
「いい事?ゼッタイに無理はしなさんな!」
「うん」
「……1+1は?」
「うん」
「オーケー。死んでも倒しといで!!」
「オス!!」
レイザーに勝つ事しか頭になくなったゴンは、内野へと移動する。
「平気か?」
「大丈夫!」
「1つ……判った事がある♣1度外野を経由すれば、ボールの破壊力は激減するよ♦【硬】じゃなくても、指2本で済んだ♥」
「レイザーの球にさえ注意して避ければ、大ダメージは避けられるな」
「そういう事♦」
「それじゃ、勝った事にならない!」
「あ?ざけんじゃねーぞ。まずどんなでも、勝たなきゃそれこそ意味ねーだろ。頭に昇った血ィ下ろせ、バーカ!!」
「ムカついてないの?」
「あぁ!?」
「ナマエさんが庇ってなかったら、死んでたかもしれない。だろ?オレはすっごく頭に来てる。ハンパには勝たない!カンペキにアイツを負かしてやる!!」
ゴンはレイザーに対する怒りを露わにしていた。
「何か手がありそうだね」
「うん。オレがやる。キルア、そこに立って」
ゴンはキルアに、コート中央に立つ様に指示を出す。ボールはヒソカからキルアへと移っていた。
「腰を落として、しっかりボール持っててね」
「?ああ」
ゴンの考えに気付いたキルアは、ゴンが球を打ちやすい様に構えた。
「最初は、グー!!」
「!!」
「ジャン!!ケン!!!」
ゴンのオーラ量が跳ね上がった。
「グー!!!」
ゴンはキルアの構えたボールを思いっきり殴った。そのボールはNo13に当たり、No13はコート外へと飛ばされる。
「ほぉ」
「No13アウトー!!体がエリア外地域に触れた状態での捕球は、反則無効です!!リスタートは、ゴンチーム外野ボールから!!」
「すげェー!!!」
「一番デカイのをすっ飛ばしたぜー!!!」
「くそっ!!だめだ!!あんなんじゃ!!」
ゴンは結果に納得出来ずに、悔しがる。
「よーし、もういっちょいこーぜ!!レイザーに一発ぶちかましてやれ!」
「うん!」
「キルアの奴……」
「ん?何か言った?」
「いや……何でもない」
(無茶しやがって……後で治してあげないとな)
結果に納得出来なかったゴンは、更にオーラを練り始めた。
「スポーツの選択ミスじゃない事?これならたっぷり時間をかけて、力を練る事が出来るわよ。避けた方が良いんじゃない?」
「冗談だろ?」
「最初は、グー!」
ゴンが練りだしたオーラが、拳へと集中する。
「ジャン!!ケン!!!グー!!!!」
ゴンに打ち出したボールを、レイザーはレシーブの構えで待ち受ける。
「!!すっげェ」
「逃げると捕るだけじゃないって事さ。ま、参考にはならないと思うがね」
レイザーがレシーブしたボールは、天井には届かずにゴンの放ったボールの威力を完全に相殺していた。
しかし、上に投げ出されたボールをヒソカの【伸縮自在の愛(バンジーガム)】が捕え、レイザーはアウトになる。
「んー、ダメダメ♥ボールはしっかり捕まなきゃね?」
「クッション制により、レイザー選手アウト!!外野へ!!」
「……『バック』!!」
「レイザー選手、『バック』を宣言!!内野へ残留です!!」
これで両者共に『バック』を使って、内野は3対2。形勢は逆転したかに見えたが、満身創痍なのはゴンチームだった。
ヒソカの右手は捕球すらままならず、ゴンはオーラの消費で全身への疲労感がかなりの物になっている。一番の懸念は、ゴンの球を素手で固定しているキルアだった。
ゴンの球を【念】でほぼガードせずに押さえているキルア。そんな状態の為、両手はボロボロになっていた。
「ヒソカ、パス頂戴」
「ビスケは避けただろ!?」
「衣服も体の一部……って事だわね?」
「ぐっ……せっかく上手く避けたと思ったのに」
「これであと2人。もう絶対、奴等にボールは渡せねェぞ!!」
「『バック』!!」
ここでゴンが『バック』を宣言した。
「ゴン選手『バック』を宣言!!内野に移動です!!」
「大丈夫?」
「うん」
「いい事?ゼッタイに無理はしなさんな!」
「うん」
「……1+1は?」
「うん」
「オーケー。死んでも倒しといで!!」
「オス!!」
レイザーに勝つ事しか頭になくなったゴンは、内野へと移動する。
「平気か?」
「大丈夫!」
「1つ……判った事がある♣1度外野を経由すれば、ボールの破壊力は激減するよ♦【硬】じゃなくても、指2本で済んだ♥」
「レイザーの球にさえ注意して避ければ、大ダメージは避けられるな」
「そういう事♦」
「それじゃ、勝った事にならない!」
「あ?ざけんじゃねーぞ。まずどんなでも、勝たなきゃそれこそ意味ねーだろ。頭に昇った血ィ下ろせ、バーカ!!」
「ムカついてないの?」
「あぁ!?」
「ナマエさんが庇ってなかったら、死んでたかもしれない。だろ?オレはすっごく頭に来てる。ハンパには勝たない!カンペキにアイツを負かしてやる!!」
ゴンはレイザーに対する怒りを露わにしていた。
「何か手がありそうだね」
「うん。オレがやる。キルア、そこに立って」
ゴンはキルアに、コート中央に立つ様に指示を出す。ボールはヒソカからキルアへと移っていた。
「腰を落として、しっかりボール持っててね」
「?ああ」
ゴンの考えに気付いたキルアは、ゴンが球を打ちやすい様に構えた。
「最初は、グー!!」
「!!」
「ジャン!!ケン!!!」
ゴンのオーラ量が跳ね上がった。
「グー!!!」
ゴンはキルアの構えたボールを思いっきり殴った。そのボールはNo13に当たり、No13はコート外へと飛ばされる。
「ほぉ」
「No13アウトー!!体がエリア外地域に触れた状態での捕球は、反則無効です!!リスタートは、ゴンチーム外野ボールから!!」
「すげェー!!!」
「一番デカイのをすっ飛ばしたぜー!!!」
「くそっ!!だめだ!!あんなんじゃ!!」
ゴンは結果に納得出来ずに、悔しがる。
「よーし、もういっちょいこーぜ!!レイザーに一発ぶちかましてやれ!」
「うん!」
「キルアの奴……」
「ん?何か言った?」
「いや……何でもない」
(無茶しやがって……後で治してあげないとな)
結果に納得出来なかったゴンは、更にオーラを練り始めた。
「スポーツの選択ミスじゃない事?これならたっぷり時間をかけて、力を練る事が出来るわよ。避けた方が良いんじゃない?」
「冗談だろ?」
「最初は、グー!」
ゴンが練りだしたオーラが、拳へと集中する。
「ジャン!!ケン!!!グー!!!!」
ゴンに打ち出したボールを、レイザーはレシーブの構えで待ち受ける。
「!!すっげェ」
「逃げると捕るだけじゃないって事さ。ま、参考にはならないと思うがね」
レイザーがレシーブしたボールは、天井には届かずにゴンの放ったボールの威力を完全に相殺していた。
しかし、上に投げ出されたボールをヒソカの【伸縮自在の愛(バンジーガム)】が捕え、レイザーはアウトになる。
「んー、ダメダメ♥ボールはしっかり捕まなきゃね?」
「クッション制により、レイザー選手アウト!!外野へ!!」
「……『バック』!!」
「レイザー選手、『バック』を宣言!!内野へ残留です!!」
これで両者共に『バック』を使って、内野は3対2。形勢は逆転したかに見えたが、満身創痍なのはゴンチームだった。
ヒソカの右手は捕球すらままならず、ゴンはオーラの消費で全身への疲労感がかなりの物になっている。一番の懸念は、ゴンの球を素手で固定しているキルアだった。
ゴンの球を【念】でほぼガードせずに押さえているキルア。そんな状態の為、両手はボロボロになっていた。
「ヒソカ、パス頂戴」