G・I
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「くっくっく、なる程。だから直接会って話がしたいと言ったわけか。以前痛い目に遭って警戒したんだが、来て良かったよ。オレ達と組んでカードの入手を目指そうという訳だな」
「さすが、察しが早いな。悪い話じゃないと思うがね」
「そっちは全部で6人か?」
「?ああ、見ての通りだ」
「こっちはあと2人仲間がいる。それでも10人にしかならないが、残りはどうする気だ?」
「残り5人は数合わせだ。現実へ帰りたくても帰れないでいるプレイヤーを誘う。戦力としては全く計算出来ない訳だが――」
「カード分配の心配がなくて楽だな」
その後も話し合いやツェズゲラの【能力】確認等を行った。そしてゲームの割り振りやメンバー集めなどを行い、決戦の日がやって来た。
いよいよ決戦の日。人数を揃え、参加者で順調に勝ち進んでいた時に事件が起きた。
「もうアンタの指図は受けねェよ。ここからは好きにやらせて貰うぜ」
海賊の1人:ボポボが反旗を翻したのだ。
「おい!」
「小僧、表出ろ。てめぇにやられた火傷が疼いて仕方ねーんだ」
「表?土俵の間違いじゃないの」
「遊びは終わりだ。何ならここで殺してやろうか?」
「おい、ボポボ」
「そいつは契約違反だな。ムショに逆戻りだぜ、ボポボ」
「知った事かよ。このクソゲームに付き合うのも、もう止めだ!!」
「「?」」
「オレに乗る奴はいねーのか!?全員でかかれば、あんな野郎一捻りだぜ。あとは船でも使って、島を脱出すりゃいいんだ!!」
ボポボの言葉に、レイザーは【念弾】を作り出したと思ったら、それをボポボの頭部目掛けて投げつけた。ボポボはその凄まじい破壊力によって、この世を去った。
「タブーを破ったら厳罰……こいつに言ってなかったか?」
「い……いや、ちゃんと…………」
「ふん……殺されはしないとタカ括ってたか、バカが!」
この惨状に、帰りたいだけで集められたメンバーの顔色が変わった。
「よし、次はオレがやろう」
ボポボの死によって、帰りたいだけのメンバーがざわめき出す。
「何だよあいつら。仲間同士で殺し合ってるじゃねーか」
「やばいよ。あいつらやばいって」
「ちょっとやばいじゃねーかよ。あんな連中と戦えないよ!!」
「いや、待ってくれ。戦うのはオレ達だけだ」
「説明しただろう?オレ達10人で8勝出来なかった場合、あんた達は戦わずリタイヤしてくれればいい」
「本当だな!?」
「絶対オレ達はにやらないぞ!!」
「ああ、大丈夫だ」
「なら良いけど……」
ツェズゲラの言葉にざわめきは一旦収束した。しかし、この後のレイザーの言葉で、またざわめきは復活する事となる。
「さて……オレのテーマは8人ずつで戦う……ドッジボールだ!!」
「!?」
「8人……!!メンバーを選んでくれ。こっちはもう決まっているからな」
【念獣】を作り出したレイザー。その勝敗のつけ方を聞いて、お決まりの様に帰りたいだけのメンバーが騒ぎ出したのだ。
「オレ達だけでやろうよ。命懸けなんだから、やれる人だけでやろうこっちは7人でも構わないでしょ?」
「いや、そうはいかないな。8人対決の時は、ちゃんとその人数でやってくれなきゃ、15人仲間を集めさせた意味が無いだろ?」
「そっちは1人じゃないか。巫山戯るなよ!」
「……!」
「ゲームの……キャラクターにこんな事言っても仕方ないけど」
「……」
「仲間だったんだろ?ボポボって人が、殺されなきゃいけない程の何をしたっていうんだ!!」
「強盗殺人、強姦殺人。確定してるだけで11件だったかな」
「!?」
「現実だよ、ここは♣」
「え?」
「G・Iは現実世界の何処かにある。このゲームは現実で行われているんだ」
ヒソカとツェズゲラの言葉に、G・Iがゲーム世界だと思っていたメンバーは息を飲んだ。
その後、ツェズゲラから説明を受けたゴンは、1つの疑問に辿り着いた。
「ジンもこの中にいるの!?G・Iの中に!!」
「ジン?……!そうか、お前がゴンか」
「うん!」
「さすが、察しが早いな。悪い話じゃないと思うがね」
「そっちは全部で6人か?」
「?ああ、見ての通りだ」
「こっちはあと2人仲間がいる。それでも10人にしかならないが、残りはどうする気だ?」
「残り5人は数合わせだ。現実へ帰りたくても帰れないでいるプレイヤーを誘う。戦力としては全く計算出来ない訳だが――」
「カード分配の心配がなくて楽だな」
その後も話し合いやツェズゲラの【能力】確認等を行った。そしてゲームの割り振りやメンバー集めなどを行い、決戦の日がやって来た。
いよいよ決戦の日。人数を揃え、参加者で順調に勝ち進んでいた時に事件が起きた。
「もうアンタの指図は受けねェよ。ここからは好きにやらせて貰うぜ」
海賊の1人:ボポボが反旗を翻したのだ。
「おい!」
「小僧、表出ろ。てめぇにやられた火傷が疼いて仕方ねーんだ」
「表?土俵の間違いじゃないの」
「遊びは終わりだ。何ならここで殺してやろうか?」
「おい、ボポボ」
「そいつは契約違反だな。ムショに逆戻りだぜ、ボポボ」
「知った事かよ。このクソゲームに付き合うのも、もう止めだ!!」
「「?」」
「オレに乗る奴はいねーのか!?全員でかかれば、あんな野郎一捻りだぜ。あとは船でも使って、島を脱出すりゃいいんだ!!」
ボポボの言葉に、レイザーは【念弾】を作り出したと思ったら、それをボポボの頭部目掛けて投げつけた。ボポボはその凄まじい破壊力によって、この世を去った。
「タブーを破ったら厳罰……こいつに言ってなかったか?」
「い……いや、ちゃんと…………」
「ふん……殺されはしないとタカ括ってたか、バカが!」
この惨状に、帰りたいだけで集められたメンバーの顔色が変わった。
「よし、次はオレがやろう」
ボポボの死によって、帰りたいだけのメンバーがざわめき出す。
「何だよあいつら。仲間同士で殺し合ってるじゃねーか」
「やばいよ。あいつらやばいって」
「ちょっとやばいじゃねーかよ。あんな連中と戦えないよ!!」
「いや、待ってくれ。戦うのはオレ達だけだ」
「説明しただろう?オレ達10人で8勝出来なかった場合、あんた達は戦わずリタイヤしてくれればいい」
「本当だな!?」
「絶対オレ達はにやらないぞ!!」
「ああ、大丈夫だ」
「なら良いけど……」
ツェズゲラの言葉にざわめきは一旦収束した。しかし、この後のレイザーの言葉で、またざわめきは復活する事となる。
「さて……オレのテーマは8人ずつで戦う……ドッジボールだ!!」
「!?」
「8人……!!メンバーを選んでくれ。こっちはもう決まっているからな」
【念獣】を作り出したレイザー。その勝敗のつけ方を聞いて、お決まりの様に帰りたいだけのメンバーが騒ぎ出したのだ。
「オレ達だけでやろうよ。命懸けなんだから、やれる人だけでやろうこっちは7人でも構わないでしょ?」
「いや、そうはいかないな。8人対決の時は、ちゃんとその人数でやってくれなきゃ、15人仲間を集めさせた意味が無いだろ?」
「そっちは1人じゃないか。巫山戯るなよ!」
「……!」
「ゲームの……キャラクターにこんな事言っても仕方ないけど」
「……」
「仲間だったんだろ?ボポボって人が、殺されなきゃいけない程の何をしたっていうんだ!!」
「強盗殺人、強姦殺人。確定してるだけで11件だったかな」
「!?」
「現実だよ、ここは♣」
「え?」
「G・Iは現実世界の何処かにある。このゲームは現実で行われているんだ」
ヒソカとツェズゲラの言葉に、G・Iがゲーム世界だと思っていたメンバーは息を飲んだ。
その後、ツェズゲラから説明を受けたゴンは、1つの疑問に辿り着いた。
「ジンもこの中にいるの!?G・Iの中に!!」
「ジン?……!そうか、お前がゴンか」
「うん!」