G・I
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「【磁力】使用、クロロ=ルシルフル」
ナマエがスペルを唱えると、ナマエの姿はシソの木の平原から消えた。
ザシュッという音をさせながら、ナマエが辿り着いたのはヒソカの元。そのヒソカは、シャルナーク等旅団メンバーと対面している所だった。
「なっ……ナマエ!?」
「何でナマエがここに?!」
「あれ?皆久し振り」
「久し振り、じゃないよ!何で連絡してくれないんだよ!!」
「え?だってクロロ元気だし」
「そういう意味じゃなくて!」
ヒソカそっちのけで話す団員達とナマエ。そこにヒソカが面白く無さそうに加わって来た。
「ボク抜きで話しを進めないでくれよ♦」
不貞腐れるヒソカを見て、宥める者は誰一人としていない。
「あれ?まだ居たんだ、ヒソカ」
「いるよ♠ボクはナマエと一緒に行動してるんだから♥」
「用件は終わったんだから、帰って良かったのに」
「♣」
「そんな事より、ナマエ!」
「ん?」
「団長は大丈夫なの?」
「あぁ、【白虎】を残してきてるから心配ないよ」
「まさか、ずっと【能力】を発動したままなの?!」
「うん」
「ちょっ……ナマエのオーラどうなってるのさ!!」
「さぁ?1回喚んだらそのままでも問題ないっぽいね」
「……相変わらず、自分の事なのに関心ないんだね」
呆れるシャルナークに、ナマエは平然と笑って答えた。
「把握してないからね、自分の事なんて」
「普通は自分の事は把握してるって!」
「そうなの?」
ヒソカに振り返りながら、ナマエは訊いた。
「さすがのボクでも、自分の事は把握してるよ♦」
ヒソカの言葉に、ナマエは面食らった様にぽかんとした。
「何だい?その顔は♣」
「いや、ヒソカって戦闘以外には興味ないと思ってた」
「ボクだって戦闘以外にも多少の興味はあるよ♠」
「ふーん。何か意外だな」
「そうかい?」
「うん」
その後旅団メンバーと別れ、ヒソカと2人の生活が暫く続いた。
ナマエが持つカード目当てに襲ってくる無鉄砲なプレイヤーを撃退したり、アイアイで暇潰しをして過ごす事数週間。泉でヒソカが水浴びをするという事で、ナマエは離れた所で時間を潰す事にしていた。
ヒソカと別れて10分程経っただろうか。遠くからヒソカがいる泉に向かって飛んでくる影が見えた。ナマエは急いでヒソカの元へと戻る為、駆け出していた。
「おやおや……♦これは予期せぬお客さんだ♥」
「その声……」
「「ヒソカ!?」」
「久し振り♥」
ヒソカの元に飛んで来た影の正体。それはゴン達だった。
「ヒソカ!」
「おやナマエ♠何事だい?」
「『何事だい?』じゃない!こっちが訊きたい……ってゴンにキルア?!」
「ナマエさん!?」
「何してんだよ?!こんな所で!!」
「何って……人探し?」
ナマエははぐらかすこともせずに、キルアの質問に答えた。
「それよりも……♦」
ヒソカがオーラ量を増すと、ゴンとキルアが構えた。
「くくくくく、やっぱりそうだ♥臨戦態勢になると、よく分かる……♣随分成長したんじゃないかい?良い師に巡り会えたようだね♥」
ヒソカを中心に、泉の水が漣だつ。
「ボクの見込んだ通り……キミ達はどんどん美味しく実る……♥」
ゴンとキルアの成長に、ヒソカは隠す事も無く興奮していた。
「何なんだ、この変態ヤローは。まさかこいつが本物のクロロか!?」
「いや、違うんだけど」
「キミかい、彼等のセンセーは?……」
ヒソカはゴレイヌに質問した後、ビスケを見遣った。
「で、ボク……というより、クロロに何の用?」
「訊きたい事があるんだ。G・Iへ何しに来たの?」
「……ヒソカ、話の前にいい加減服を着ろ!」
ナマエに一括され、ヒソカは仕方無しに服を着始めた。
ナマエがスペルを唱えると、ナマエの姿はシソの木の平原から消えた。
ザシュッという音をさせながら、ナマエが辿り着いたのはヒソカの元。そのヒソカは、シャルナーク等旅団メンバーと対面している所だった。
「なっ……ナマエ!?」
「何でナマエがここに?!」
「あれ?皆久し振り」
「久し振り、じゃないよ!何で連絡してくれないんだよ!!」
「え?だってクロロ元気だし」
「そういう意味じゃなくて!」
ヒソカそっちのけで話す団員達とナマエ。そこにヒソカが面白く無さそうに加わって来た。
「ボク抜きで話しを進めないでくれよ♦」
不貞腐れるヒソカを見て、宥める者は誰一人としていない。
「あれ?まだ居たんだ、ヒソカ」
「いるよ♠ボクはナマエと一緒に行動してるんだから♥」
「用件は終わったんだから、帰って良かったのに」
「♣」
「そんな事より、ナマエ!」
「ん?」
「団長は大丈夫なの?」
「あぁ、【白虎】を残してきてるから心配ないよ」
「まさか、ずっと【能力】を発動したままなの?!」
「うん」
「ちょっ……ナマエのオーラどうなってるのさ!!」
「さぁ?1回喚んだらそのままでも問題ないっぽいね」
「……相変わらず、自分の事なのに関心ないんだね」
呆れるシャルナークに、ナマエは平然と笑って答えた。
「把握してないからね、自分の事なんて」
「普通は自分の事は把握してるって!」
「そうなの?」
ヒソカに振り返りながら、ナマエは訊いた。
「さすがのボクでも、自分の事は把握してるよ♦」
ヒソカの言葉に、ナマエは面食らった様にぽかんとした。
「何だい?その顔は♣」
「いや、ヒソカって戦闘以外には興味ないと思ってた」
「ボクだって戦闘以外にも多少の興味はあるよ♠」
「ふーん。何か意外だな」
「そうかい?」
「うん」
その後旅団メンバーと別れ、ヒソカと2人の生活が暫く続いた。
ナマエが持つカード目当てに襲ってくる無鉄砲なプレイヤーを撃退したり、アイアイで暇潰しをして過ごす事数週間。泉でヒソカが水浴びをするという事で、ナマエは離れた所で時間を潰す事にしていた。
ヒソカと別れて10分程経っただろうか。遠くからヒソカがいる泉に向かって飛んでくる影が見えた。ナマエは急いでヒソカの元へと戻る為、駆け出していた。
「おやおや……♦これは予期せぬお客さんだ♥」
「その声……」
「「ヒソカ!?」」
「久し振り♥」
ヒソカの元に飛んで来た影の正体。それはゴン達だった。
「ヒソカ!」
「おやナマエ♠何事だい?」
「『何事だい?』じゃない!こっちが訊きたい……ってゴンにキルア?!」
「ナマエさん!?」
「何してんだよ?!こんな所で!!」
「何って……人探し?」
ナマエははぐらかすこともせずに、キルアの質問に答えた。
「それよりも……♦」
ヒソカがオーラ量を増すと、ゴンとキルアが構えた。
「くくくくく、やっぱりそうだ♥臨戦態勢になると、よく分かる……♣随分成長したんじゃないかい?良い師に巡り会えたようだね♥」
ヒソカを中心に、泉の水が漣だつ。
「ボクの見込んだ通り……キミ達はどんどん美味しく実る……♥」
ゴンとキルアの成長に、ヒソカは隠す事も無く興奮していた。
「何なんだ、この変態ヤローは。まさかこいつが本物のクロロか!?」
「いや、違うんだけど」
「キミかい、彼等のセンセーは?……」
ヒソカはゴレイヌに質問した後、ビスケを見遣った。
「で、ボク……というより、クロロに何の用?」
「訊きたい事があるんだ。G・Iへ何しに来たの?」
「……ヒソカ、話の前にいい加減服を着ろ!」
ナマエに一括され、ヒソカは仕方無しに服を着始めた。