G・I
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「言ったでしょ?【変態】と付き合う気は無いって」
「ボク、好きなコには【紳士】だよ♥」
「嘘吐きの言葉程、信用出来ない物は無いんだよ?ヒソカ」
「残念♣」
「っと、ちょっとこっち来てヒソカ」
ナマエはいきなりヒソカの腕を引っ張ったと思ったら、そのまま唇に指を当てて静かにする様に指示する。
ヒソカは何事かと思いナマエを見ると、ナマエは【念文字】で『ゴンがいる』とヒソカに教えた。
その文字を見てヒソカはニヤリと笑い、ゴンが立ち去るまで黙ってナマエの指示通りに建物の陰に隠れ続けた。
それから少しして、ゴンとビスケが立ち去ったのを見届けるとナマエもヒソカを連れてマサドラを後にした。
マサドラを出て数日。ヒソカと野宿をしていたナマエはやっとの事でアイアイに来ていた。
「じゃ、1週間以内には戻るからここで適当に遊んでて」
「ここ以外に行くのはアリかい?」
「いいよ。奪いとったカードにあった【磁力】使うから。あ、お金とか預けて行くけど自由に使って良いから」
それだけ言い残し、ナマエはG・I唯一の港へ向けて走りだした。
【通行チケット】を難無く入手したナマエは、早速そのチケットを使いクロロの元へと戻ろうとしていた。
【通行チケット】を使って入った部屋には、イータそっくりの少女:エレナがいた。
「いらっしゃい。島から出るのですね?それでは行き先を決めて下さい。選択できる港は50以上ありますので、希望の場所を選んで下さい」
「アイジエン大陸の――って街に一番近い港ってある?」
「はい、ございます」
「じゃあ、そこで」
「かしこまりました。この島を出ますと、フリーポケットのカードデータは消滅してしまいますがよろしいですか?」
「うん、大丈夫」
「それでは、またの御来島をお待ちしております……」
エレナが機械のボタンを押したのと同時に、ナマエはクロロがいる街に一番近い港へと飛ばされていた。
港から走る事1時間程。仮宿のある街に辿り着いたナマエは、そのまま買い出しを始めた。
(さて……本も何冊か見繕って行くかな)
ナマエは食材を買った帰りに、古書店で適当に数冊の本を手に取り、あれでもないこれでもないと1時間近く悩んでいた。
(クロロの趣味、分かんねー)
結局自分の興味があるジャンルの本を購入し、仮宿に向かって歩き出した。
「ただいまー!」
仮宿に入るなり、ナマエは声高に帰還を知らせたが反応が無かった。
「クロロー?いないのー??」
アジト内を探しまわるも、クロロどころか護衛として残してきた【白虎】も見当たらない。【念】の使えない今、クロロは一般人よりも基礎体力・戦闘技術があるだけの男。【能力者】が相手では、勝ち目が無いに等しい。
ナマエは焦った。クロロにもしもの事があったら――そんな不安を抱きつつ、【白虎】に呼びかける。
(【白虎】!何処にいるの?返事して、【白虎】!!)
(……主様、お戻りでしたか。我は森の中におりますぞ)
(森?分かった。直ぐに行くから、誘導して!!)
買ってきた荷物をその場に置き、ナマエは【白虎】の誘導に従って走っていた。
仮宿から走って10分程度。漸く森が見えてきた。ナマエはそのまま森へと入り、クロロの姿を探した。
(主様、そのまま真っすぐ……50m先を左……そこをさらに右です)
【白虎】の言葉に従って森を疾走しているナマエは、不安に駆られている為か息は乱れていた。
「クロロッ……」
やっとの思いで見つけたクロロは、木陰で【白虎】に凭れ掛かって眠っていた。
息を整えながら、ゆっくりとクロロに近づいていくナマエ。当のクロロは、【白虎】がいる安心感からか安らかな顔で眠っていた。
「心配させて……」
「ボク、好きなコには【紳士】だよ♥」
「嘘吐きの言葉程、信用出来ない物は無いんだよ?ヒソカ」
「残念♣」
「っと、ちょっとこっち来てヒソカ」
ナマエはいきなりヒソカの腕を引っ張ったと思ったら、そのまま唇に指を当てて静かにする様に指示する。
ヒソカは何事かと思いナマエを見ると、ナマエは【念文字】で『ゴンがいる』とヒソカに教えた。
その文字を見てヒソカはニヤリと笑い、ゴンが立ち去るまで黙ってナマエの指示通りに建物の陰に隠れ続けた。
それから少しして、ゴンとビスケが立ち去ったのを見届けるとナマエもヒソカを連れてマサドラを後にした。
マサドラを出て数日。ヒソカと野宿をしていたナマエはやっとの事でアイアイに来ていた。
「じゃ、1週間以内には戻るからここで適当に遊んでて」
「ここ以外に行くのはアリかい?」
「いいよ。奪いとったカードにあった【磁力】使うから。あ、お金とか預けて行くけど自由に使って良いから」
それだけ言い残し、ナマエはG・I唯一の港へ向けて走りだした。
【通行チケット】を難無く入手したナマエは、早速そのチケットを使いクロロの元へと戻ろうとしていた。
【通行チケット】を使って入った部屋には、イータそっくりの少女:エレナがいた。
「いらっしゃい。島から出るのですね?それでは行き先を決めて下さい。選択できる港は50以上ありますので、希望の場所を選んで下さい」
「アイジエン大陸の――って街に一番近い港ってある?」
「はい、ございます」
「じゃあ、そこで」
「かしこまりました。この島を出ますと、フリーポケットのカードデータは消滅してしまいますがよろしいですか?」
「うん、大丈夫」
「それでは、またの御来島をお待ちしております……」
エレナが機械のボタンを押したのと同時に、ナマエはクロロがいる街に一番近い港へと飛ばされていた。
港から走る事1時間程。仮宿のある街に辿り着いたナマエは、そのまま買い出しを始めた。
(さて……本も何冊か見繕って行くかな)
ナマエは食材を買った帰りに、古書店で適当に数冊の本を手に取り、あれでもないこれでもないと1時間近く悩んでいた。
(クロロの趣味、分かんねー)
結局自分の興味があるジャンルの本を購入し、仮宿に向かって歩き出した。
「ただいまー!」
仮宿に入るなり、ナマエは声高に帰還を知らせたが反応が無かった。
「クロロー?いないのー??」
アジト内を探しまわるも、クロロどころか護衛として残してきた【白虎】も見当たらない。【念】の使えない今、クロロは一般人よりも基礎体力・戦闘技術があるだけの男。【能力者】が相手では、勝ち目が無いに等しい。
ナマエは焦った。クロロにもしもの事があったら――そんな不安を抱きつつ、【白虎】に呼びかける。
(【白虎】!何処にいるの?返事して、【白虎】!!)
(……主様、お戻りでしたか。我は森の中におりますぞ)
(森?分かった。直ぐに行くから、誘導して!!)
買ってきた荷物をその場に置き、ナマエは【白虎】の誘導に従って走っていた。
仮宿から走って10分程度。漸く森が見えてきた。ナマエはそのまま森へと入り、クロロの姿を探した。
(主様、そのまま真っすぐ……50m先を左……そこをさらに右です)
【白虎】の言葉に従って森を疾走しているナマエは、不安に駆られている為か息は乱れていた。
「クロロッ……」
やっとの思いで見つけたクロロは、木陰で【白虎】に凭れ掛かって眠っていた。
息を整えながら、ゆっくりとクロロに近づいていくナマエ。当のクロロは、【白虎】がいる安心感からか安らかな顔で眠っていた。
「心配させて……」