G・I
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船に乗る事数時間。ナマエ達を乗せた船は、1つの島の沿岸部に辿り着いた。
「ここは?距離的に、地図に載ってないみたいだけど」
「うん。地図に載ってない島だよ」
クロロの問いに答えながら、ナマエは船を降りた。
岸を目指し海の中を歩き、漸く岸にたどり着いた時だった。林の向こうからこちらに向かってくる人影が見えた。
「また招かれざる客か。今年は多いな」
林から出てきた男は、ナマエ達を見据えながら続けた。
「念の為訊くが、漂流者じゃあないだろ?潮流の関係で、波に任せてるだけじゃ絶対に着かない島だしな」
「やっぱり……」
「やっぱり?この島の事を知っているって感じだな、お嬢さん」
「何か知ってるのか?ナマエ」
「知ってる。知ってて、ここに来た」
「なら話は早い。オレはこのゲームの製作者の1人、レイザーと言う」
「ゲーム?」
「ここは、G・Iって言うゲームの舞台なんだよ」
「G・I……あのゲームか!?」
「そうだ。オレはこのゲームで、主に放出系のシステムを担当している。スペルでの移動とか外敵対策とかな」
そう言うと、レイザーは1枚のカードを取り出した。
「ゲームマスターだけが使える、特別スペル……!外法には外法を……生憎だが、出て行って貰おう」
「仕方がないね。目的は達成できたし」
「正しく入島するなら歓迎しよう。ちなみにオレを負かせば手に入るアイテムもあるから、プレイするならそのうち戦う事もあるだろう」
「もちろん、そのつもりだよ」
「じゃあな、お嬢さん方。【排除】使用!!」
レイザーの声がしたと思ったら、ナマエとクロロはG・Iから飛ばされていた。
アイジエン大陸のとある場所に飛ばされたナマエとクロロ。2人は飛ばされた街に滞在する事にし、街外れの廃墟を仮宿とする事にした。
「さて、クロロ」
「何だ?」
「予定通りヒソカを呼ぶよ?」
「理由は?」
「クロロの【除念】をする為だよ」
「【除念】?……【除念師】があの島にいるのか?!」
「そういう事。で、クロロは【念】が使えないから、あのゲームには入れない。私が1人で行っても良いけど、1人だとちょっと心配な事があってね……」
「オレとしては、お前をヒソカと行かせる方が心配なんだけどね」
「大丈夫。あの変態は男として見てないから」
「なら、オレは?男として見てくれてるの?」
「当たり前でしょ」
「そうか……」
それから少し考えて、クロロは続けた。
「分かった。その代わり、定期的に連絡をしろ」
「うーん……それは無理かも。あの島、携帯の電波入るか分かんないし」
「なら、定期的に戻って来る事は?」
「それなら大丈夫。戻る方法知ってるし」
「なら、定期的に戻って無事を確認させてくれ」
「了解。じゃ、ヒソカに連絡するよ?」
「ああ」
こうしてナマエはクロロの許可を得てヒソカに連絡する事にした。
数コールで電話の相手、ヒソカは応答した。
『もしもし♠』
「あ、ヒソカ?久し振り」
『ナマエかい?久し振りだね♣どうしたんだい?キミから連絡がくるとは珍しい♦』
「ちょっと頼みたい事があってさ」
『ボクにかい?』
「そ。ヒソカへの頼み事」
ナマエは電話に出たヒソカに、簡単に事情を説明した。
『それは面白そうだ♥でも、何故ボクなんだい?』
「私1人でやっても良いんだけどさ、面倒な事になりそうだから強い人を一緒に連れて行きたかったんだよ」
『へェ……♣ボクの事が好きだからじゃないのか♦』
「ヒソカは【仲間】として好きだったよ?」
『そう♠で、報酬は?』
「【クロロとの決闘】ってのはどう?したかったんでしょ?」
『うーん……♦ナマエとのデートも捨てがたいけど、それは駄目なんだろ?』
「当たり前でしょ」
『なら、それでいいよ♥』
「ここは?距離的に、地図に載ってないみたいだけど」
「うん。地図に載ってない島だよ」
クロロの問いに答えながら、ナマエは船を降りた。
岸を目指し海の中を歩き、漸く岸にたどり着いた時だった。林の向こうからこちらに向かってくる人影が見えた。
「また招かれざる客か。今年は多いな」
林から出てきた男は、ナマエ達を見据えながら続けた。
「念の為訊くが、漂流者じゃあないだろ?潮流の関係で、波に任せてるだけじゃ絶対に着かない島だしな」
「やっぱり……」
「やっぱり?この島の事を知っているって感じだな、お嬢さん」
「何か知ってるのか?ナマエ」
「知ってる。知ってて、ここに来た」
「なら話は早い。オレはこのゲームの製作者の1人、レイザーと言う」
「ゲーム?」
「ここは、G・Iって言うゲームの舞台なんだよ」
「G・I……あのゲームか!?」
「そうだ。オレはこのゲームで、主に放出系のシステムを担当している。スペルでの移動とか外敵対策とかな」
そう言うと、レイザーは1枚のカードを取り出した。
「ゲームマスターだけが使える、特別スペル……!外法には外法を……生憎だが、出て行って貰おう」
「仕方がないね。目的は達成できたし」
「正しく入島するなら歓迎しよう。ちなみにオレを負かせば手に入るアイテムもあるから、プレイするならそのうち戦う事もあるだろう」
「もちろん、そのつもりだよ」
「じゃあな、お嬢さん方。【排除】使用!!」
レイザーの声がしたと思ったら、ナマエとクロロはG・Iから飛ばされていた。
アイジエン大陸のとある場所に飛ばされたナマエとクロロ。2人は飛ばされた街に滞在する事にし、街外れの廃墟を仮宿とする事にした。
「さて、クロロ」
「何だ?」
「予定通りヒソカを呼ぶよ?」
「理由は?」
「クロロの【除念】をする為だよ」
「【除念】?……【除念師】があの島にいるのか?!」
「そういう事。で、クロロは【念】が使えないから、あのゲームには入れない。私が1人で行っても良いけど、1人だとちょっと心配な事があってね……」
「オレとしては、お前をヒソカと行かせる方が心配なんだけどね」
「大丈夫。あの変態は男として見てないから」
「なら、オレは?男として見てくれてるの?」
「当たり前でしょ」
「そうか……」
それから少し考えて、クロロは続けた。
「分かった。その代わり、定期的に連絡をしろ」
「うーん……それは無理かも。あの島、携帯の電波入るか分かんないし」
「なら、定期的に戻って来る事は?」
「それなら大丈夫。戻る方法知ってるし」
「なら、定期的に戻って無事を確認させてくれ」
「了解。じゃ、ヒソカに連絡するよ?」
「ああ」
こうしてナマエはクロロの許可を得てヒソカに連絡する事にした。
数コールで電話の相手、ヒソカは応答した。
『もしもし♠』
「あ、ヒソカ?久し振り」
『ナマエかい?久し振りだね♣どうしたんだい?キミから連絡がくるとは珍しい♦』
「ちょっと頼みたい事があってさ」
『ボクにかい?』
「そ。ヒソカへの頼み事」
ナマエは電話に出たヒソカに、簡単に事情を説明した。
『それは面白そうだ♥でも、何故ボクなんだい?』
「私1人でやっても良いんだけどさ、面倒な事になりそうだから強い人を一緒に連れて行きたかったんだよ」
『へェ……♣ボクの事が好きだからじゃないのか♦』
「ヒソカは【仲間】として好きだったよ?」
『そう♠で、報酬は?』
「【クロロとの決闘】ってのはどう?したかったんでしょ?」
『うーん……♦ナマエとのデートも捨てがたいけど、それは駄目なんだろ?』
「当たり前でしょ」
『なら、それでいいよ♥』