ヨークシン
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「確認する。旅団員パクノダ本人だな?」
「もちろん」
クラピカはセンリツにアイコンタクトで確認した。
「本当よ」
「お前達2人にそれぞれ条件を2つ出す。それを厳守すれば、お前達のリーダーは解放する」
【律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)】を発動させ、クラピカはクロロへの条件を述べ始める。
「まずは、お前達のリーダーへの条件。1つ、今後【念能力】の使用を一切禁じる。2つ………………2つ!!今後、旅団員との一切の接触を絶つ事!!この2つが条件。それを守らせる為、【律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)】をリーダーに刺す。それでOKか否か……お前が決めろ、パクノダ」
一瞬の沈黙の後、パクノダは答えた。
「OKよ」
パクノダの言葉に、クラピカはクロロに対し【律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)】を刺したがナマエは黙って見ていた。
「次はお前だ、パクノダ。1つ……今夜0時までに、ゴンとキルアを小細工無しで無事に解放する事!!受け渡し方法は後で説明する。2つ、私の事について、一切情報を漏らさぬ事!!異存が無ければ、お前にも鎖を刺す」
「O――」
「NGだね」
「なっ……ナマエ!?」
「お前に訊いてない、ナマエ」
「クラピカの情報は、既に私から旅団員に伝達済みだから」
(嘘だけどね)
「ナマエ!?いつの間に……」
「私は【家族】を守る為なら、何でもするよ?クラピカ」
「……」
「解った……条件を変えよう。2つ目は、私の居場所を他の団員に言わない事。異存はないか?」
「「OK」よ」
「センリツ」
パクノダに【律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)】を刺したクラピカはセンリツに耳打ちし、何かを確認していた。
「人質交換の方法だが――まず、お前は仲間の元に戻り人質交換の旨を伝える。そして0時までに2人を連れてリンゴーン空港へ来い。仲間は連れて来るな。何処へ行くかも言うな。解ったな?」
「ええ。交渉は成立ね。空港へ戻って頂戴」
溜息を吐くパクノダに、クラピカは焦っていた。
「何故、何も訊かない?私が何者か判ってるんだろう?不安じゃないのか?不満は?」
クラピカの声に、パクノダは何も言わない。
「理不尽な交渉だと思わないか?私が本当にリーダーを還すと思うか!?」
「ええ。貴方に騙す気があるなら、わざわざそんな事訊かないでしょ?急いで頂戴。時間が惜しいわ」
飛行船はパクノダを降ろす為、一旦地上へと戻った。
「何故……何故リーダーへの条件は止めなかった!?」
「何故?蜘蛛の責任はリーダーであるクロロのにあるから。それだけだよ」
パクノダを降ろし、再度上空へと飛び立った飛行船内でクラピカはナマエに問い詰めた。
「そんな下らない理由で――恋人を危険に晒したのか?!」
「【恋人】?違うよ。クロロは大事な【家族】だよ」
「おまっ……家族とキスするか?フツー…………」
「生憎、普通じゃないんだよね私。でも、クロロは【家族】以上の存在だから」
『そう思える様になったのは最近だけどね』とはにかみながらナマエは言った。
そんなナマエを見て、クロロはまた動揺していた。
それから数時間経ち、飛行船はリンゴーン空港上空へと移動していた。
クラピカは事前にパクノダへ飛行船への乗船指示を出していた。
「約束通り、3人ね」
「飛びだつまで分からない。周りを注意して見ててくれ」
「!あっちから誰か来る!!」
その時、クラピカの携帯が鳴った。
「あの人物は囮かもしれない。センリツは他を注意して見ててくれ」
「!!あれは――ヒソカ!?」
『やあ♥』
「抜け出して来たのか?」
『安心しなよ、影武者を置いてきているから♦飛行船とは考えたね♦これで遥か遠くの無人島とか、断崖絶壁の山頂に飛ばれたら尾行は困難♣』
「何を企んでる!?」
『ボクもコイツに乗せてくれ♥断ったら、この場でゴンとキルア殺しちゃうかな?』
「貴様……」
「もちろん」
クラピカはセンリツにアイコンタクトで確認した。
「本当よ」
「お前達2人にそれぞれ条件を2つ出す。それを厳守すれば、お前達のリーダーは解放する」
【律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)】を発動させ、クラピカはクロロへの条件を述べ始める。
「まずは、お前達のリーダーへの条件。1つ、今後【念能力】の使用を一切禁じる。2つ………………2つ!!今後、旅団員との一切の接触を絶つ事!!この2つが条件。それを守らせる為、【律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)】をリーダーに刺す。それでOKか否か……お前が決めろ、パクノダ」
一瞬の沈黙の後、パクノダは答えた。
「OKよ」
パクノダの言葉に、クラピカはクロロに対し【律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)】を刺したがナマエは黙って見ていた。
「次はお前だ、パクノダ。1つ……今夜0時までに、ゴンとキルアを小細工無しで無事に解放する事!!受け渡し方法は後で説明する。2つ、私の事について、一切情報を漏らさぬ事!!異存が無ければ、お前にも鎖を刺す」
「O――」
「NGだね」
「なっ……ナマエ!?」
「お前に訊いてない、ナマエ」
「クラピカの情報は、既に私から旅団員に伝達済みだから」
(嘘だけどね)
「ナマエ!?いつの間に……」
「私は【家族】を守る為なら、何でもするよ?クラピカ」
「……」
「解った……条件を変えよう。2つ目は、私の居場所を他の団員に言わない事。異存はないか?」
「「OK」よ」
「センリツ」
パクノダに【律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)】を刺したクラピカはセンリツに耳打ちし、何かを確認していた。
「人質交換の方法だが――まず、お前は仲間の元に戻り人質交換の旨を伝える。そして0時までに2人を連れてリンゴーン空港へ来い。仲間は連れて来るな。何処へ行くかも言うな。解ったな?」
「ええ。交渉は成立ね。空港へ戻って頂戴」
溜息を吐くパクノダに、クラピカは焦っていた。
「何故、何も訊かない?私が何者か判ってるんだろう?不安じゃないのか?不満は?」
クラピカの声に、パクノダは何も言わない。
「理不尽な交渉だと思わないか?私が本当にリーダーを還すと思うか!?」
「ええ。貴方に騙す気があるなら、わざわざそんな事訊かないでしょ?急いで頂戴。時間が惜しいわ」
飛行船はパクノダを降ろす為、一旦地上へと戻った。
「何故……何故リーダーへの条件は止めなかった!?」
「何故?蜘蛛の責任はリーダーであるクロロのにあるから。それだけだよ」
パクノダを降ろし、再度上空へと飛び立った飛行船内でクラピカはナマエに問い詰めた。
「そんな下らない理由で――恋人を危険に晒したのか?!」
「【恋人】?違うよ。クロロは大事な【家族】だよ」
「おまっ……家族とキスするか?フツー…………」
「生憎、普通じゃないんだよね私。でも、クロロは【家族】以上の存在だから」
『そう思える様になったのは最近だけどね』とはにかみながらナマエは言った。
そんなナマエを見て、クロロはまた動揺していた。
それから数時間経ち、飛行船はリンゴーン空港上空へと移動していた。
クラピカは事前にパクノダへ飛行船への乗船指示を出していた。
「約束通り、3人ね」
「飛びだつまで分からない。周りを注意して見ててくれ」
「!あっちから誰か来る!!」
その時、クラピカの携帯が鳴った。
「あの人物は囮かもしれない。センリツは他を注意して見ててくれ」
「!!あれは――ヒソカ!?」
『やあ♥』
「抜け出して来たのか?」
『安心しなよ、影武者を置いてきているから♦飛行船とは考えたね♦これで遥か遠くの無人島とか、断崖絶壁の山頂に飛ばれたら尾行は困難♣』
「何を企んでる!?」
『ボクもコイツに乗せてくれ♥断ったら、この場でゴンとキルア殺しちゃうかな?』
「貴様……」