ヨークシン
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「……いいだろう。その代わり、オレと一緒だ。単独行動は許さない」
「了解!!イエス!」
「パク・マチ・シズク。お前達も来い。メンバー交代。シャル、コルトピと代われ」
「OK」
「それじゃ、行動開始!」
クロロの一声で、旅団は動き出した。
「ウボォーは起こさなくて良かったの?」
「あいつ、寝ぼけて暴れる事あるからね」
「酔っ払って寝た時ァ、起きて来るまで寝かせといた方がいいんだよ」
仮宿から一番近い駅へと徒歩で移動する。雨が降っているにも関わらず、誰も傘を差していない。
「うわっ……風邪引くかも」
「安心しろ。風邪を引いても、オレが看病してやる」
「それは有難いお申し出を有難う御座います。団長様」
「嫌味ったらしい言い方をするなよ、ナマエ」
「嫌味なんですけどねー」
「昨日の可愛らしさは何処にいった?」
「アレは酔っ払う一歩手前の時だけの症状なんですよーだ」
話している内に駅へと着き、電車に乗り込む。車内では誰も何も言わない。
電車をリバ駅で降り、ホテルへと向かう。
「ホテルの方向は……と」
「!!動いてる……!!下にゆっくり降りてる」
「エレベーターだな。出掛ける気か」
「急ごうぜ、団長!!」
「これから全員で捕獲に掛かる。互いに互いをフォロー出来る間合いを保て。パクノダ、敵を捕まえたら鎖野郎の事を聞き出せ」
「了解」
「その後はノブナガ、お前の好きにしろ」
クロロの言葉に、ノブナガは黙って頷き了承の意を現した。
「Go!!」
「【異人の夜(ナイトメア)】、私を運んで【白虎】」
ナマエの言葉に、出現した【白虎】は短く唸って応えると、その背にナマエを乗せて走りだした。
「2時の方向へ時速40km程で移動中」
「車に乗ったな」
暫く走っていると、後方から一定の距離で付いて来ている気配を感じた。
「……尾けられてるな」
「……だね」
「!!いつから!?」
「やば。追うのに夢中で気付かなかった」
「チィッ。前と後ろ、どっちが鎖野郎だ!?」
ノブナガが袋から刀を出し、いつでも抜刀出来るようにした。
「団長!!」
「ノブナガ・パクノダ・コルトピ、前を追え!」
「了解!!」
指示を出し終えたクロロは、後ろに振り向き立ち止まった。
「見えたか?」
「形だけ……姿までは。路地に1人」
「ゴミ箱の後ろに1人」
「OK。【凝】を怠るなよ」
「「「了解」」」
【凝】で前方を警戒する事数十秒。ゴミ箱の陰からゴンが出てきた。
「ごめんなさい!!もう追っ掛けないから許して下さい!!」
「?」
「またこのコ?」
「ゴン……」
「こいつか?例の子供は」
「もう1人いるだろ。出てきな」
マチの言葉に、キルアが路地から出てくる。
「何の用だ?もうあたし等に賞金懸けてるマフィアはいないよ」
「え。ホント!?どうして!?」
暫しの無言が一同を支配する。
「どうする?団長」
「捕まえろ」
クロロはマチに指示を出すと、携帯を取り出した。
「フィンクスか?オレだ。ベーチタクルホテルまで来てくれ」
「ここで始末した方が良いんじゃない?」
「いや、オレはお前の勘を信じるよ。鎖野郎と何処かで繋がりがあるなら、まだ生かしておいた方が良い」
「あんまり信頼されてもねェ」
「1つ、訊きたい事があるんだけど。何故、自分達と関わりのない人達を殺せるの?」
稲光で、冷酷になったクロロの表情が浮かび上がった。
「ふ……白旗を上げた割に、敵意満々といった顔だな。何故だろうな。関係ないからじゃないか?改めて問われると、答え難いものだな。動機の言語化か……余り好きじゃないしな。しかし案外……いや、やはりと言うべきか。自分を掴むカギはそこにあるか……」
「……」
「このままホテルまで行き、フィンクス達を待つ。逃げようとしたら殺していい」
「クロロ」
「何だ?」
「殺すのは反対」
「理由は?」
「知り合いなんだよね、その2人」
「知り合い?」
「そ。出来れば骨折る位で済ませてくれない?」
「それは……オレへの『お願い』か?」
「そうだよ」
「……分かった。マチ」
「了解」
「了解!!イエス!」
「パク・マチ・シズク。お前達も来い。メンバー交代。シャル、コルトピと代われ」
「OK」
「それじゃ、行動開始!」
クロロの一声で、旅団は動き出した。
「ウボォーは起こさなくて良かったの?」
「あいつ、寝ぼけて暴れる事あるからね」
「酔っ払って寝た時ァ、起きて来るまで寝かせといた方がいいんだよ」
仮宿から一番近い駅へと徒歩で移動する。雨が降っているにも関わらず、誰も傘を差していない。
「うわっ……風邪引くかも」
「安心しろ。風邪を引いても、オレが看病してやる」
「それは有難いお申し出を有難う御座います。団長様」
「嫌味ったらしい言い方をするなよ、ナマエ」
「嫌味なんですけどねー」
「昨日の可愛らしさは何処にいった?」
「アレは酔っ払う一歩手前の時だけの症状なんですよーだ」
話している内に駅へと着き、電車に乗り込む。車内では誰も何も言わない。
電車をリバ駅で降り、ホテルへと向かう。
「ホテルの方向は……と」
「!!動いてる……!!下にゆっくり降りてる」
「エレベーターだな。出掛ける気か」
「急ごうぜ、団長!!」
「これから全員で捕獲に掛かる。互いに互いをフォロー出来る間合いを保て。パクノダ、敵を捕まえたら鎖野郎の事を聞き出せ」
「了解」
「その後はノブナガ、お前の好きにしろ」
クロロの言葉に、ノブナガは黙って頷き了承の意を現した。
「Go!!」
「【異人の夜(ナイトメア)】、私を運んで【白虎】」
ナマエの言葉に、出現した【白虎】は短く唸って応えると、その背にナマエを乗せて走りだした。
「2時の方向へ時速40km程で移動中」
「車に乗ったな」
暫く走っていると、後方から一定の距離で付いて来ている気配を感じた。
「……尾けられてるな」
「……だね」
「!!いつから!?」
「やば。追うのに夢中で気付かなかった」
「チィッ。前と後ろ、どっちが鎖野郎だ!?」
ノブナガが袋から刀を出し、いつでも抜刀出来るようにした。
「団長!!」
「ノブナガ・パクノダ・コルトピ、前を追え!」
「了解!!」
指示を出し終えたクロロは、後ろに振り向き立ち止まった。
「見えたか?」
「形だけ……姿までは。路地に1人」
「ゴミ箱の後ろに1人」
「OK。【凝】を怠るなよ」
「「「了解」」」
【凝】で前方を警戒する事数十秒。ゴミ箱の陰からゴンが出てきた。
「ごめんなさい!!もう追っ掛けないから許して下さい!!」
「?」
「またこのコ?」
「ゴン……」
「こいつか?例の子供は」
「もう1人いるだろ。出てきな」
マチの言葉に、キルアが路地から出てくる。
「何の用だ?もうあたし等に賞金懸けてるマフィアはいないよ」
「え。ホント!?どうして!?」
暫しの無言が一同を支配する。
「どうする?団長」
「捕まえろ」
クロロはマチに指示を出すと、携帯を取り出した。
「フィンクスか?オレだ。ベーチタクルホテルまで来てくれ」
「ここで始末した方が良いんじゃない?」
「いや、オレはお前の勘を信じるよ。鎖野郎と何処かで繋がりがあるなら、まだ生かしておいた方が良い」
「あんまり信頼されてもねェ」
「1つ、訊きたい事があるんだけど。何故、自分達と関わりのない人達を殺せるの?」
稲光で、冷酷になったクロロの表情が浮かび上がった。
「ふ……白旗を上げた割に、敵意満々といった顔だな。何故だろうな。関係ないからじゃないか?改めて問われると、答え難いものだな。動機の言語化か……余り好きじゃないしな。しかし案外……いや、やはりと言うべきか。自分を掴むカギはそこにあるか……」
「……」
「このままホテルまで行き、フィンクス達を待つ。逃げようとしたら殺していい」
「クロロ」
「何だ?」
「殺すのは反対」
「理由は?」
「知り合いなんだよね、その2人」
「知り合い?」
「そ。出来れば骨折る位で済ませてくれない?」
「それは……オレへの『お願い』か?」
「そうだよ」
「……分かった。マチ」
「了解」