ヨークシン
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「ここからは更に想像に依るが、ヒソカの体内には、敵が仕掛けた何かが埋まっている。『物々交換』で『差し出す』とあるにも関わらず、『攫う』のでは前後の文意が食い違ってしまう。これは『掟の剣』がヒソカを攻撃するという予言を暗示させる為。差し出すと刺し出すを掛けた物だと思うその剣でヒソカの言動を規制している。具現化系か操作系か断定できないが、何か強制力の大きな能力だ」
「ちょっと整理してみましょう。敵は鎖の使い手。操作系なら実物の鎖を使いウボォーを倒しかけた。具現化系なら、【念】で作った鎖を使ってウボォーを倒しかけた」
「それって、何か違いあるの?」
「大アリさ。具現化系なら、手ぶらを装う事が出来る。これは大きなメリットだよ。操作系は人や物体を媒介しなきゃ力を発揮出来ないから、常に『武器』は手放せないし、特に物体操作の場合、使い込んだモノでないと威力・精度が上昇しない事が多い。つまり、愛用品を失くしたら致命的ってリスクがある」
「そっか。具現化系はイメージ修行が大変だけど、一度具現化出来てしまえば出し入れ自由だもんね」
「しかし、具現化した鎖で本当にウボォーのバカ力を押さえ込めるもんなのか?」
「可能だよ。実際、ウボォーは捕えられてナマエに助けられたんだ。捕えた瞬間に相手をマヒさせたり、眠らせたり出来る鎖を具現化すればいい。ちょっと難しい【制約】をつければ出来るはず。問題は、それよりヒソカを縛っている力……」
「さっきも言ってたけど、『掟の剣』って言うんだから何かを守らせるわけだろ?」
「そう。それが団長の挙げた2つの命令である可能性は高い。あとは鎖野郎への『攻撃不可』とかあるかもね。確認出来ないけど、多分約束を破ったら死ぬって事だと思うよ」
クロロ達はヒソカの予言について考え始めた。ヒソカを縛っている相手の【能力】が何か?と。
「ボクはここに残るよ♥死ぬ前にまだやりたい事があるんでね♥仮宿は離れない♦」
「ウボォー・ヒソカ・シズク・パクノダ・シャルナーク。半分まであと1人……他には死の予言が出た者はいないんだな?」
「じゃ、オレかフェイタンかコルトピだな。オレ達データ不足で占ってさえ貰えてねーから。ところで、懐郷病って何だ?」
「ホームシックの事だろ。ホームに戻ろうとすると、半分死ぬって事だ」
「なーるほど」
「団長、どうする?退くか、残るか」
クロロは思案した。蜘蛛を生かす為に。
「残ろう。それじゃ、班を決める。来週はこの班を基本に動き、単独行動は絶対に避ける事。シズク・パクノダ・マチ。コルトピ・フィンクス・フェイタン」
「データ不足チームね」
「ノブナガとシャルナーク・ナマエはオレと。ボノレノフ・フランクリン・ヒソカはここで待機」
ヒソカの改ざんした予言に騙されクロロは残る事を決断、生き残る為の策を練った。
「団長、1ついい?子供がさ、ここの場所知ってんだけど。まぁ、鎖野郎とは関係ないみたいだけど、やっぱりどうも気になるのよね」
「子供?」
「あ!そうだ、忘れてたぜ団長!!そいつをナマエみたいにサポートでの入団を推薦するぜ!!」
「ちょっと!こっちはそんなつもりで話をしてんじゃないよ!!」
「?」
ノブナガは以前捕えた子供:ゴンの事をクロロに話しだした。
「なる程。確かに面白そうな奴ではある……が、話を聞く限り、そいつは蜘蛛には入らないだろう?」
「説得するさ。何としても連れて来るから、とにかく見てくれ」
「うむ」
「団長!ダメだよ、乗せられちゃ」
「――で、マチ。お前が気になる事とは?」
「あ、えーとなんとなく。なんだけど」
「勘か。お前の勘は頼りになるからな。その子供、もしかしたら何か重大な繋がりがあるかも知れない。用心の為、アジトのダミーを増やしておくか。コルトピ、あと10棟いけるか?」
「50は平気。贋のアジトのどれかに誰かが侵入すれば、すぐ分かるよ。ぼくのコピー、【円】の役割も果たすから」
コルトピによって、仮宿のコピーが作られた。仮宿の周りには、全く同じ形をしたアジトのコピーが複数現れる。
「ちょっと整理してみましょう。敵は鎖の使い手。操作系なら実物の鎖を使いウボォーを倒しかけた。具現化系なら、【念】で作った鎖を使ってウボォーを倒しかけた」
「それって、何か違いあるの?」
「大アリさ。具現化系なら、手ぶらを装う事が出来る。これは大きなメリットだよ。操作系は人や物体を媒介しなきゃ力を発揮出来ないから、常に『武器』は手放せないし、特に物体操作の場合、使い込んだモノでないと威力・精度が上昇しない事が多い。つまり、愛用品を失くしたら致命的ってリスクがある」
「そっか。具現化系はイメージ修行が大変だけど、一度具現化出来てしまえば出し入れ自由だもんね」
「しかし、具現化した鎖で本当にウボォーのバカ力を押さえ込めるもんなのか?」
「可能だよ。実際、ウボォーは捕えられてナマエに助けられたんだ。捕えた瞬間に相手をマヒさせたり、眠らせたり出来る鎖を具現化すればいい。ちょっと難しい【制約】をつければ出来るはず。問題は、それよりヒソカを縛っている力……」
「さっきも言ってたけど、『掟の剣』って言うんだから何かを守らせるわけだろ?」
「そう。それが団長の挙げた2つの命令である可能性は高い。あとは鎖野郎への『攻撃不可』とかあるかもね。確認出来ないけど、多分約束を破ったら死ぬって事だと思うよ」
クロロ達はヒソカの予言について考え始めた。ヒソカを縛っている相手の【能力】が何か?と。
「ボクはここに残るよ♥死ぬ前にまだやりたい事があるんでね♥仮宿は離れない♦」
「ウボォー・ヒソカ・シズク・パクノダ・シャルナーク。半分まであと1人……他には死の予言が出た者はいないんだな?」
「じゃ、オレかフェイタンかコルトピだな。オレ達データ不足で占ってさえ貰えてねーから。ところで、懐郷病って何だ?」
「ホームシックの事だろ。ホームに戻ろうとすると、半分死ぬって事だ」
「なーるほど」
「団長、どうする?退くか、残るか」
クロロは思案した。蜘蛛を生かす為に。
「残ろう。それじゃ、班を決める。来週はこの班を基本に動き、単独行動は絶対に避ける事。シズク・パクノダ・マチ。コルトピ・フィンクス・フェイタン」
「データ不足チームね」
「ノブナガとシャルナーク・ナマエはオレと。ボノレノフ・フランクリン・ヒソカはここで待機」
ヒソカの改ざんした予言に騙されクロロは残る事を決断、生き残る為の策を練った。
「団長、1ついい?子供がさ、ここの場所知ってんだけど。まぁ、鎖野郎とは関係ないみたいだけど、やっぱりどうも気になるのよね」
「子供?」
「あ!そうだ、忘れてたぜ団長!!そいつをナマエみたいにサポートでの入団を推薦するぜ!!」
「ちょっと!こっちはそんなつもりで話をしてんじゃないよ!!」
「?」
ノブナガは以前捕えた子供:ゴンの事をクロロに話しだした。
「なる程。確かに面白そうな奴ではある……が、話を聞く限り、そいつは蜘蛛には入らないだろう?」
「説得するさ。何としても連れて来るから、とにかく見てくれ」
「うむ」
「団長!ダメだよ、乗せられちゃ」
「――で、マチ。お前が気になる事とは?」
「あ、えーとなんとなく。なんだけど」
「勘か。お前の勘は頼りになるからな。その子供、もしかしたら何か重大な繋がりがあるかも知れない。用心の為、アジトのダミーを増やしておくか。コルトピ、あと10棟いけるか?」
「50は平気。贋のアジトのどれかに誰かが侵入すれば、すぐ分かるよ。ぼくのコピー、【円】の役割も果たすから」
コルトピによって、仮宿のコピーが作られた。仮宿の周りには、全く同じ形をしたアジトのコピーが複数現れる。