ヨークシン
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「仕方ないから、逆にこっちから積極的に狩りに出ようと思う。ハンターサイトで入手したノストラード組構成員の顔写真リストを渡すから、頭に叩き込んでくれ。特にこの5人は重要人物だ。ボディガードとして、組長の娘に付いてるらしいんだけど、ウボォーを攫ったのがこいつらだ。だけど、ウボォーは【この中に鎖野郎はいない】って言ってた。鎖野郎の見た目がわからない以上、知ってる奴を見つけるしかない」
「ああ。この中に鎖野郎はいねェ」
「あ、コイツ、オレが殺った。左上のヤツ、×つけといて」
「引き続き2人組で行動し、リストの人物探しに全力を挙げてくれ。んじゃ、午後10時にここ集合って事で。以上!」
「ちょっと。ノブナガは留守番だろ?アタシは?」
「10人いるから、誰か余った奴と組みなよ」
マチがふと周りを見回すと、ヒソカと目が合った。
「…………」
「♥」
「待った」
「何?ナマエ」
「鎖野郎を探す事には賛成出来ない」
「何で?」
「理由は?」
団員達のオーラ量が上がる。
「そんな事しても、蜘蛛の為にならない」
「それを決めるのは、あんたじゃない。団長だよ」
「知ってる。だけど……無駄な死人を出したくない」
「どういう意味ね」
「そのまんま」
「意味が解らないな。ちゃんと説明してよ、ナマエ」
「どうしても探すって言うなら、私は全力で皆を止める」
「理由をちゃんと説明してよ」
殺気立つ団員を宥めながら、シャルナークはナマエに問いただした。
「パクには解ってると思うけど、これ以上被害を大きくしたくないの」
「被害?」
「ウボォーみたいに、蜘蛛から余計な被害者を出したくない」
「パクノダ、説明してくれる?」
「それは……団長の許可が無ければ、私の口からは言えないわ。ただ、ナマエの言ってる事は本当よ」
「はぁ……とにかく、作戦に変更はない。嫌なら、ナマエはノブナガと残りなよ」
「それは嫌。止められないなら、クロロを説得する」
シャルナークの一言に諦め半分になり、ナマエは呟いていた。
ナマエが1人でセメタリービルへ向かい走っている時、携帯が鳴った。
[セメタリービルで暴れるから、来い]
「クロロ……」
[暴れる際は、派手に殺れ!!]
「止めるんだ……この先の未来も…………止めてみせる!!」
全力で街中を走るナマエ。その眼前には、各国のマフィアが勢揃いしていた。
「【異人の夜(ナイトメア)】……【天空(てんくう)】、視界を消して!」
ナマエの呼び掛けに、周囲は濃い霧に包まれ始めた。それはナマエが進む先を先行してどんどんと広がっていく。
辺り一面では、先に着いたであろう団員による殺戮が繰り広げられていた。
「急がなきゃ……」
焦りだけがナマエの中で募っていく。
漸くセメタリービルへ着いた時には、地下から爆音が聞こえてきた。
「【天空】戻って」
混乱に乗じて、ナマエはビル内へと入って行く。目指すはクロロが戦っている地下。
爆音の発信地へ着くと、土煙で辺りが見えない。ただ分かるのは、この土煙の中で機械音がなっている事だけ。
《ピピピピ。ピピピピ。ピピピピ。ピピピピ》
「クロロ!?どこ?!」
「イルミか」
『うん。オレの依頼人は?』
「ここにいる」
「クロロ!?」
『あ、今戦ってたの?まだ彼生きてる?』
「その声は……ナマエか!?」
『間一髪か。あー良かった。じゃ、伝えといて【十老頭は始末した】【約束の口座に入金よろしく】って。それに、ナマエってそこにいるの?』
「ナマエ?女は1人いるが……」
『声からするに、その女がナマエだね。ナマエにも伝えといて。【クロロに飽きたらいつでも歓迎する】って』
土煙が消え、クロロの姿を見つけたナマエは駆け寄ろうとした。
「ああ。この中に鎖野郎はいねェ」
「あ、コイツ、オレが殺った。左上のヤツ、×つけといて」
「引き続き2人組で行動し、リストの人物探しに全力を挙げてくれ。んじゃ、午後10時にここ集合って事で。以上!」
「ちょっと。ノブナガは留守番だろ?アタシは?」
「10人いるから、誰か余った奴と組みなよ」
マチがふと周りを見回すと、ヒソカと目が合った。
「…………」
「♥」
「待った」
「何?ナマエ」
「鎖野郎を探す事には賛成出来ない」
「何で?」
「理由は?」
団員達のオーラ量が上がる。
「そんな事しても、蜘蛛の為にならない」
「それを決めるのは、あんたじゃない。団長だよ」
「知ってる。だけど……無駄な死人を出したくない」
「どういう意味ね」
「そのまんま」
「意味が解らないな。ちゃんと説明してよ、ナマエ」
「どうしても探すって言うなら、私は全力で皆を止める」
「理由をちゃんと説明してよ」
殺気立つ団員を宥めながら、シャルナークはナマエに問いただした。
「パクには解ってると思うけど、これ以上被害を大きくしたくないの」
「被害?」
「ウボォーみたいに、蜘蛛から余計な被害者を出したくない」
「パクノダ、説明してくれる?」
「それは……団長の許可が無ければ、私の口からは言えないわ。ただ、ナマエの言ってる事は本当よ」
「はぁ……とにかく、作戦に変更はない。嫌なら、ナマエはノブナガと残りなよ」
「それは嫌。止められないなら、クロロを説得する」
シャルナークの一言に諦め半分になり、ナマエは呟いていた。
ナマエが1人でセメタリービルへ向かい走っている時、携帯が鳴った。
[セメタリービルで暴れるから、来い]
「クロロ……」
[暴れる際は、派手に殺れ!!]
「止めるんだ……この先の未来も…………止めてみせる!!」
全力で街中を走るナマエ。その眼前には、各国のマフィアが勢揃いしていた。
「【異人の夜(ナイトメア)】……【天空(てんくう)】、視界を消して!」
ナマエの呼び掛けに、周囲は濃い霧に包まれ始めた。それはナマエが進む先を先行してどんどんと広がっていく。
辺り一面では、先に着いたであろう団員による殺戮が繰り広げられていた。
「急がなきゃ……」
焦りだけがナマエの中で募っていく。
漸くセメタリービルへ着いた時には、地下から爆音が聞こえてきた。
「【天空】戻って」
混乱に乗じて、ナマエはビル内へと入って行く。目指すはクロロが戦っている地下。
爆音の発信地へ着くと、土煙で辺りが見えない。ただ分かるのは、この土煙の中で機械音がなっている事だけ。
《ピピピピ。ピピピピ。ピピピピ。ピピピピ》
「クロロ!?どこ?!」
「イルミか」
『うん。オレの依頼人は?』
「ここにいる」
「クロロ!?」
『あ、今戦ってたの?まだ彼生きてる?』
「その声は……ナマエか!?」
『間一髪か。あー良かった。じゃ、伝えといて【十老頭は始末した】【約束の口座に入金よろしく】って。それに、ナマエってそこにいるの?』
「ナマエ?女は1人いるが……」
『声からするに、その女がナマエだね。ナマエにも伝えといて。【クロロに飽きたらいつでも歓迎する】って』
土煙が消え、クロロの姿を見つけたナマエは駆け寄ろうとした。