ヨークシン
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「お前、調子乗りすぎね」
「!!」
「ゴン!!」
「動くと切る♠」
ヒソカのトランプが、キルアの首を薄く切りつけた。
「質問に答えるね。鎖野郎知らないか?」
「言っただろ、お前らに教えることなんか1つもない!!」
フェイタンは目を細めてゴンを見た。
「フェイタン!止めろ」
「何を止めるか?」
「オメェがやろうとしてる事だ」
「ワタシがやる事、お前判るのか?」
「腕へし折る気だろ」
「始めは指ね。軽く爪剥ぐ」
「どこでもいい。とにかく止めろ」
「なぜお前、ワタシに命令するか?従う必要ないね」
フェイタンの言葉に、ノブナガは台座を強く叩きつけた。
ノブナガとフェイタンがオーラを増幅させて睨み合う。
「おい、止めとけノブナガ」
「ルール忘れてないだろうね」
「団員同士のマジ切れ御法度だよ」
「解ってるよ。揉めたらコインで、だろ?」
ノブナガはコインを取り出し、コイントスをした。
「裏」
「表」
現れたコインは表。
「表、フェイタン放してやれ」
ノブナガの言葉に、フェイタンは大人しく従った。
「――で、どうすんのこの2人。まだ鎖野郎の事聞き出せてないんでしょ?」
「知らねェなら解放してやればいいさ。どうだ?パクノダ」
「来る途中に調べてみたけど、2人とも本当に心当たりはないわね」
「ホント?」
「ええ。彼らに鎖野郎の記憶はないわ」
「珍しく外れたな、お前の勘」
「…………おかしいね。まあ、パクノダが言うなら間違いないんだろうけど」
ゴンがフェイタンへの怒りを露わにしていると、ヒソカがキルアから離れていった。
「ゴン……ここに来る時何かされたか?」
「ううん。質問されただけだよ」
「だよな」
「鎖野郎と関係ねーなら、帰していいんじゃねーか?」
「ここに置いといてもしょうがないしな」
「いや、関係ないとは言い切れない。後ろで糸を引いている人物が居るはずだぜ。もし鎖野郎が、普段鎖を身につけていなかったら?この2人が鎖野郎を鎖野郎と認識してないだけかも知れないだろう。解放するのは黒幕を吐かせてからの方がいいんじゃないか?」
フィンクスの言葉に、キルアは内心慌てていた。
「ノブナガと同じ意見なわけだね」
「わざわざ子供を使わなくても、ノストラード組を通じて情報はいくらでも入ってくる。一応鎖野郎は組に所属しているわけだからね」
「そりゃそうだ」
「オレ達の標的は鎖野郎だけだ。それ以外は放っとけばいい」
「だそうだ。よかたな。お家帰れるね」
フェイタンが嫌味を言うと、ゴンは舌を出して応戦した。
「いや、だめだ」
帰ろうとする2人を、ノブナガが止める。
「そいつは帰さねェ。ボウズ、ナマエみたく蜘蛛に入れよ」
「やだ」
「オレと組もうぜ」
「お前らの仲間になる位なら、死んだ方がましだ!」
「くくくく、ずいぶん嫌われたなァ。オメェ強化系だろ?」
「…………だったら何だ?」
「やっぱそうだよ。くっくくくく。くっくっく。くくくはははははははーーはっは」
声を出して笑い出すノブナガを見て、シズクとフィンクスは頭がおかしくなったのではないかとジェスチャーで話していた。
「よォ……団長が戻るまで、こいつらここに置いとくぜ。入団を推薦する」
「本気かよ!?」
「団長が認めるハズないね」
「まあいいけど。そいつらが逃げてもアタシらは知らないよ」
「見張りはお前が一人でやれよ」
「…………」
フランクリンは無言でノブナガを見た。
「なぜかマフィアは動きを止めたな」
「これだけ動き回って全く姿を見ないってのは不自然だもんね」
「今日一番の収穫がガキ2人だからな」
「奴等が諦めたとは思えないから、次の作戦に向けての準備期間だと考えられる」
「ちょっと計算が狂ったよな。鎖野郎を誘き寄せつつ、襲ってくるマフィアを手当たり次第に締め上げて鎖野郎の情報を得る予定だったのに」
「!!」
「ゴン!!」
「動くと切る♠」
ヒソカのトランプが、キルアの首を薄く切りつけた。
「質問に答えるね。鎖野郎知らないか?」
「言っただろ、お前らに教えることなんか1つもない!!」
フェイタンは目を細めてゴンを見た。
「フェイタン!止めろ」
「何を止めるか?」
「オメェがやろうとしてる事だ」
「ワタシがやる事、お前判るのか?」
「腕へし折る気だろ」
「始めは指ね。軽く爪剥ぐ」
「どこでもいい。とにかく止めろ」
「なぜお前、ワタシに命令するか?従う必要ないね」
フェイタンの言葉に、ノブナガは台座を強く叩きつけた。
ノブナガとフェイタンがオーラを増幅させて睨み合う。
「おい、止めとけノブナガ」
「ルール忘れてないだろうね」
「団員同士のマジ切れ御法度だよ」
「解ってるよ。揉めたらコインで、だろ?」
ノブナガはコインを取り出し、コイントスをした。
「裏」
「表」
現れたコインは表。
「表、フェイタン放してやれ」
ノブナガの言葉に、フェイタンは大人しく従った。
「――で、どうすんのこの2人。まだ鎖野郎の事聞き出せてないんでしょ?」
「知らねェなら解放してやればいいさ。どうだ?パクノダ」
「来る途中に調べてみたけど、2人とも本当に心当たりはないわね」
「ホント?」
「ええ。彼らに鎖野郎の記憶はないわ」
「珍しく外れたな、お前の勘」
「…………おかしいね。まあ、パクノダが言うなら間違いないんだろうけど」
ゴンがフェイタンへの怒りを露わにしていると、ヒソカがキルアから離れていった。
「ゴン……ここに来る時何かされたか?」
「ううん。質問されただけだよ」
「だよな」
「鎖野郎と関係ねーなら、帰していいんじゃねーか?」
「ここに置いといてもしょうがないしな」
「いや、関係ないとは言い切れない。後ろで糸を引いている人物が居るはずだぜ。もし鎖野郎が、普段鎖を身につけていなかったら?この2人が鎖野郎を鎖野郎と認識してないだけかも知れないだろう。解放するのは黒幕を吐かせてからの方がいいんじゃないか?」
フィンクスの言葉に、キルアは内心慌てていた。
「ノブナガと同じ意見なわけだね」
「わざわざ子供を使わなくても、ノストラード組を通じて情報はいくらでも入ってくる。一応鎖野郎は組に所属しているわけだからね」
「そりゃそうだ」
「オレ達の標的は鎖野郎だけだ。それ以外は放っとけばいい」
「だそうだ。よかたな。お家帰れるね」
フェイタンが嫌味を言うと、ゴンは舌を出して応戦した。
「いや、だめだ」
帰ろうとする2人を、ノブナガが止める。
「そいつは帰さねェ。ボウズ、ナマエみたく蜘蛛に入れよ」
「やだ」
「オレと組もうぜ」
「お前らの仲間になる位なら、死んだ方がましだ!」
「くくくく、ずいぶん嫌われたなァ。オメェ強化系だろ?」
「…………だったら何だ?」
「やっぱそうだよ。くっくくくく。くっくっく。くくくはははははははーーはっは」
声を出して笑い出すノブナガを見て、シズクとフィンクスは頭がおかしくなったのではないかとジェスチャーで話していた。
「よォ……団長が戻るまで、こいつらここに置いとくぜ。入団を推薦する」
「本気かよ!?」
「団長が認めるハズないね」
「まあいいけど。そいつらが逃げてもアタシらは知らないよ」
「見張りはお前が一人でやれよ」
「…………」
フランクリンは無言でノブナガを見た。
「なぜかマフィアは動きを止めたな」
「これだけ動き回って全く姿を見ないってのは不自然だもんね」
「今日一番の収穫がガキ2人だからな」
「奴等が諦めたとは思えないから、次の作戦に向けての準備期間だと考えられる」
「ちょっと計算が狂ったよな。鎖野郎を誘き寄せつつ、襲ってくるマフィアを手当たり次第に締め上げて鎖野郎の情報を得る予定だったのに」