天空闘技場
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「キルア様は以前登録を断ってらっしゃいますから、また未登録という形になりますと登録の意志なしとみなされ、参加自体不可能となってしまいます」
「「……」」
「ひとまず……退いて、0時までに戻ってこれるかい?ここに」
「君次第だ」
「私は先に行ってるから、2人は【念】について学んでおいで」
「え!?」
「ナマエは平気なのかよ?!」
「彼女は【念】が何かを知っています。その為、彼の【念】に対する対応策も知っているのでしょう」
「ま、そういう事」
「じゃあ、行ってくるね!ナマエさん!」
「いってらっしゃい」
ナマエは手を振りながら2人を見送った。時刻は20時30分。リミットまで3時間30分しかない。
「良かったのかい?」
「何が?」
「ゴン達と行かなくて♦」
「私は教えるの向いてないし。その道のプロに任せるのが一番でしょ」
『さぁて、手続き手続きっと~』と言いながら、ナマエは受付へと向かった。
手続きをしていると、オーラが3つ近づいて来た。
「新入り?」
「みたいね」
「ゲッゲッゲ」
「……彼女、使えるみたいだね……」
「そうだね」
「……何か用?」
「いいや。オレ達も申し込みをしたいから、並んでるだけさ」
「ふーん……まぁいいや。いつでもオーケー、っと」
新人潰しの3人を尻目に、ナマエは登録手続きを行った。
与えられた部屋に行くと、TV画面に早速翌日試合が組まれたとのメッセージが表示された。
[戦闘日決定!!220階闘技場にて、3月11日午前10時スタート!!]
「明日……か」
誰に言うでもなく、ナマエは呟いた。
日付が変わろうとした時、不意に携帯を見るとシャルナークからの着信があった。不思議に思い、かけ直すナマエ。電話は数コールで相手に繋がった。
「どうしたの?シャルナーク」
『ナマエ?!今日まだ団長に連絡してないでしょ!?』
「あぁ……すっかり忘れてた」
『団長、すっごく不機嫌なんだよ!どうにかしてくんない?』
「そんな事言われてもなぁ……クロロの機嫌直す方法なんて知らないし」
『ナマエが今直ぐ電話掛けてくれたら、それで機嫌直ると思うんだよ!!』
「……はいはい。掛ければいいんでしょ?」
『頼むよ!?』
「は~い」
シャルナークとの電話を切り、溜息を吐いてからまた電話を掛け始めるナマエ。今度は1コールで相手が出た。
「もしもし、クロロ?」
『遅い』
「ごめん」
『今何時だと思ってるんだ?』
「夜の10時半」
『もっと早く連絡を寄越せ』
「……明日からは気をつける」
『全く……あまり心配させるな』
電話口から、大きな溜息が漏れ聞こえた。
「心配かけてごめん」
『……今日は随分素直だな』
「偶には素直にもなりますよ?」
『そうか……で、順調なのか?』
「おかげさまで。明日200階クラスの試合があるよ」
『怪我はしてないだろうな?』
「ご心配なく。大怪我はしてないから」
『普通に怪我はしているって事か?』
「ご想像にお任せします。明日、朝から試合だからもう切ってもいい?てか、切るよ。おやすみー」
クロロの返答を聞かず、ナマエは電話を切って備え付けのソファーに座り込んだ。
暫くそのままソファーに座っていたが、シャワーを浴びようと立ち上がった所で部屋のドアがノックされた。
「誰?」
「ボクだよ♥」
ドアを開けると、そこにはヒソカがいた。
「こんな時間に女性の部屋を訪ねるのは頂けないね」
「そんなつれない事言うなよ♦この間の【約束】覚えてるかい?」
「……ちゃんと覚えてるよ」
「なら話が早い♠明日、キミの試合が終わった後に付き合ってくれないかい?」
「いいけど……また急だね」
「ボクは気まぐれだからね♣」
「そ。なら、その気まぐれで団長達に私が怪我した事言わないでよね」
「「……」」
「ひとまず……退いて、0時までに戻ってこれるかい?ここに」
「君次第だ」
「私は先に行ってるから、2人は【念】について学んでおいで」
「え!?」
「ナマエは平気なのかよ?!」
「彼女は【念】が何かを知っています。その為、彼の【念】に対する対応策も知っているのでしょう」
「ま、そういう事」
「じゃあ、行ってくるね!ナマエさん!」
「いってらっしゃい」
ナマエは手を振りながら2人を見送った。時刻は20時30分。リミットまで3時間30分しかない。
「良かったのかい?」
「何が?」
「ゴン達と行かなくて♦」
「私は教えるの向いてないし。その道のプロに任せるのが一番でしょ」
『さぁて、手続き手続きっと~』と言いながら、ナマエは受付へと向かった。
手続きをしていると、オーラが3つ近づいて来た。
「新入り?」
「みたいね」
「ゲッゲッゲ」
「……彼女、使えるみたいだね……」
「そうだね」
「……何か用?」
「いいや。オレ達も申し込みをしたいから、並んでるだけさ」
「ふーん……まぁいいや。いつでもオーケー、っと」
新人潰しの3人を尻目に、ナマエは登録手続きを行った。
与えられた部屋に行くと、TV画面に早速翌日試合が組まれたとのメッセージが表示された。
[戦闘日決定!!220階闘技場にて、3月11日午前10時スタート!!]
「明日……か」
誰に言うでもなく、ナマエは呟いた。
日付が変わろうとした時、不意に携帯を見るとシャルナークからの着信があった。不思議に思い、かけ直すナマエ。電話は数コールで相手に繋がった。
「どうしたの?シャルナーク」
『ナマエ?!今日まだ団長に連絡してないでしょ!?』
「あぁ……すっかり忘れてた」
『団長、すっごく不機嫌なんだよ!どうにかしてくんない?』
「そんな事言われてもなぁ……クロロの機嫌直す方法なんて知らないし」
『ナマエが今直ぐ電話掛けてくれたら、それで機嫌直ると思うんだよ!!』
「……はいはい。掛ければいいんでしょ?」
『頼むよ!?』
「は~い」
シャルナークとの電話を切り、溜息を吐いてからまた電話を掛け始めるナマエ。今度は1コールで相手が出た。
「もしもし、クロロ?」
『遅い』
「ごめん」
『今何時だと思ってるんだ?』
「夜の10時半」
『もっと早く連絡を寄越せ』
「……明日からは気をつける」
『全く……あまり心配させるな』
電話口から、大きな溜息が漏れ聞こえた。
「心配かけてごめん」
『……今日は随分素直だな』
「偶には素直にもなりますよ?」
『そうか……で、順調なのか?』
「おかげさまで。明日200階クラスの試合があるよ」
『怪我はしてないだろうな?』
「ご心配なく。大怪我はしてないから」
『普通に怪我はしているって事か?』
「ご想像にお任せします。明日、朝から試合だからもう切ってもいい?てか、切るよ。おやすみー」
クロロの返答を聞かず、ナマエは電話を切って備え付けのソファーに座り込んだ。
暫くそのままソファーに座っていたが、シャワーを浴びようと立ち上がった所で部屋のドアがノックされた。
「誰?」
「ボクだよ♥」
ドアを開けると、そこにはヒソカがいた。
「こんな時間に女性の部屋を訪ねるのは頂けないね」
「そんなつれない事言うなよ♦この間の【約束】覚えてるかい?」
「……ちゃんと覚えてるよ」
「なら話が早い♠明日、キミの試合が終わった後に付き合ってくれないかい?」
「いいけど……また急だね」
「ボクは気まぐれだからね♣」
「そ。なら、その気まぐれで団長達に私が怪我した事言わないでよね」