二次試験
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(またヒソカかよ……)
「ヒソカ、寝れないからその殺気どうにかして」
「ナマエが遊んでくれるならいいよ♥」
「アンタの【遊ぶ】は【死合】でしょ?それは遠慮したいわ」
「いや、今回はカードゲームだよ♦」
「カードゲーム……ねぇ」
「何だい?その不審そうな目は♣」
「ヒソカの事を信じてないだけだから、気にしないで」
何気にキツい一言を言ってみるが、ヒソカは気にしていなかった。
「ボクの事を信じていない割には、ちゃんと話してくれるよね♠」
「話はするよ。確信に触れない範囲ではね。嘘吐きにはそれで十分」
「クロロ達が言ってた意味が解ったよ♠」
「?」
「ナマエって、可愛気がないね♦」
「言われ慣れてるよ、その台詞。で?カードゲームに付き合えばいいの?」
「うん♥」
それから深夜になるまで、ナマエはヒソカのカードゲームに付き合わせられた。
「ん?」
「どうしたんだい?」
そろそろ寝ようかと思っていたナマエは、前方からの殺気に気付いた。
「ちょっと行ってくる」
「気をつけてね♠」
「大丈夫でしょ、この程度の殺気なら」
ヒソカと別れ、ナマエは先ほどから感じられた殺気の主の元へと向かった。
「キルア、何やってんの?」
壁に寄りかかりながら、血の臭いを纏ったキルアを見つめるナマエ。
「ナマエ?!……見て判んねェのかよ?」
「いや、受験生殺したんだろうけどさ――虚しくないの?」
「なっ!?」
「その顔だと、図星だね」
「黙れよ……」
「ん~……それは無理かなぁ」
「何でだよ!?」
「今にも泣きそうな顔してるキルアを放っておける程、腐っちゃいないつもりなんだよね」
「……意味解んねェ」
「ん。今は理解出来なくてもいいよ。大人になれば、嫌でも解るから」
「ガキ扱いすんなよ!」
「いやいや、キミは十分ガキだよ」
笑い声をあげるナマエを見て、キルアは脱力した。
「ナマエって、マジ解んねェ」
「そんな簡単に理解されようと思ってないからね。キルアだってそうでしょ?」
キルアに近付き、その頭を撫でてやると、キルアは赤面した。
「ばっ!子供扱いすんなよ!!」
「いやぁ、さっきも言ったけど……キミはまだガキだからね?キルア」
『ちゃんと後始末するんだよー』と言い残し、ナマエはヒソカの元へ戻った。
「遅かったね♦」
「ちょっと子どもと戯れてきたからねー」
それだけ告げると、ナマエは寝る態勢に入った。
「おや、ここで寝るのかい?」
「ん。一応ヒソカは【仲間】だからね」
「ボクを【仲間】扱いしてもいいのかい?」
「じゃ、【お目付け役】」
「くくく。キミは面白いね」
「言ってろ。おやすみー」
「おやすみ、ナマエ♦」
「ヒソカ、寝れないからその殺気どうにかして」
「ナマエが遊んでくれるならいいよ♥」
「アンタの【遊ぶ】は【死合】でしょ?それは遠慮したいわ」
「いや、今回はカードゲームだよ♦」
「カードゲーム……ねぇ」
「何だい?その不審そうな目は♣」
「ヒソカの事を信じてないだけだから、気にしないで」
何気にキツい一言を言ってみるが、ヒソカは気にしていなかった。
「ボクの事を信じていない割には、ちゃんと話してくれるよね♠」
「話はするよ。確信に触れない範囲ではね。嘘吐きにはそれで十分」
「クロロ達が言ってた意味が解ったよ♠」
「?」
「ナマエって、可愛気がないね♦」
「言われ慣れてるよ、その台詞。で?カードゲームに付き合えばいいの?」
「うん♥」
それから深夜になるまで、ナマエはヒソカのカードゲームに付き合わせられた。
「ん?」
「どうしたんだい?」
そろそろ寝ようかと思っていたナマエは、前方からの殺気に気付いた。
「ちょっと行ってくる」
「気をつけてね♠」
「大丈夫でしょ、この程度の殺気なら」
ヒソカと別れ、ナマエは先ほどから感じられた殺気の主の元へと向かった。
「キルア、何やってんの?」
壁に寄りかかりながら、血の臭いを纏ったキルアを見つめるナマエ。
「ナマエ?!……見て判んねェのかよ?」
「いや、受験生殺したんだろうけどさ――虚しくないの?」
「なっ!?」
「その顔だと、図星だね」
「黙れよ……」
「ん~……それは無理かなぁ」
「何でだよ!?」
「今にも泣きそうな顔してるキルアを放っておける程、腐っちゃいないつもりなんだよね」
「……意味解んねェ」
「ん。今は理解出来なくてもいいよ。大人になれば、嫌でも解るから」
「ガキ扱いすんなよ!」
「いやいや、キミは十分ガキだよ」
笑い声をあげるナマエを見て、キルアは脱力した。
「ナマエって、マジ解んねェ」
「そんな簡単に理解されようと思ってないからね。キルアだってそうでしょ?」
キルアに近付き、その頭を撫でてやると、キルアは赤面した。
「ばっ!子供扱いすんなよ!!」
「いやぁ、さっきも言ったけど……キミはまだガキだからね?キルア」
『ちゃんと後始末するんだよー』と言い残し、ナマエはヒソカの元へ戻った。
「遅かったね♦」
「ちょっと子どもと戯れてきたからねー」
それだけ告げると、ナマエは寝る態勢に入った。
「おや、ここで寝るのかい?」
「ん。一応ヒソカは【仲間】だからね」
「ボクを【仲間】扱いしてもいいのかい?」
「じゃ、【お目付け役】」
「くくく。キミは面白いね」
「言ってろ。おやすみー」
「おやすみ、ナマエ♦」