一次試験
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悲鳴はどんどん増えていく中、足を進めているとゴンがボンヤリし出した。
「ゴン…………ゴン!!」
「え?何?」
「ボヤッとすんなよ。人の心配してる場合じゃないだろ」
「うん……」
「見ろよこの霧。前を走る奴が霞んでるぜ。一度はぐれたらもうアウトさ。せいぜい友達の悲鳴が聞こえないように祈るんだな」
「ってえーーー!!!」
突如聞こえたレオリオの悲鳴。その悲鳴を聞いたゴンは、レオリオの声がした方向へ走りだした。
「レオリオ!!」
「ゴン!!」
「まったく……」
ナマエは【白虎】に戻るよう指示を出した。
「ナマエ!?」
「二次試験会場で会おうね~」
ヒラヒラと手を振りながら、ナマエは来た道を戻り始めた。
ゴンに追いついたと思ったら、すでにゴンはヒソカと対峙していた。
「ゴン!」
「ナマエさん?!」
「やるねボウヤ♣釣り竿?面白い武器だね♥ちょっと見せてよ♦」
「てめェの相手はオレだ!!」
レオリオはヒソカに殴りかかったが、逆に殴り返されて吹き飛ばされる。
その直後、ゴンはヒソカに殴りかかっていた。
「ゴン!危ない!!」
ゴンはヒソカに躱され首を掴まれてしまった。
「仲間を助けにきたのかい?いいコだね~~♣」
「ヒソカ!ゴンを離して!!」
「キミも助けに来たのかい?」
「悪い?」
「いいや♦」
「なら、即効離して!」
「大丈夫、殺しちゃいないよ♠彼は合格だから♥んん~~~」
品定めするかの如く、ゴンを見るヒソカ。
「うん!キミも合格♥いいハンターになりなよ♣」
「ヒソカ、いい加減に――」
《ピピピ》
『しろ』と言いかけた時、ヒソカの携帯が鳴った。
『ヒソカ、そろそろ戻ってこいよ。どうやらもうすぐ二次会場に着くみたいだぜ』
「OK、すぐ行く♦お互い持つべきものは仲間だね♥1人で戻れるかい?」
ヒソカの言葉に、ゴンは黙って頷いた。
「いいコだ♣ナマエはボクと一緒に来るんだ♦」
「……また拒否権なし?」
「うん♥」
「了解」
ヒソカについて行くと、ヌメーレ湿原の生物や受験生に襲い掛かられた。ヒソカはそれをトランプで切り刻んでいく。
「キミは避けるだけだね♠」
「面倒な事はしたくないだけだよ。こっちに来ても、【白虎】が何とかしてくれるし」
ナマエの言葉通り、向かってきた生物を【白虎】はその鋭い爪で薙ぎ倒した。
「へェ♦」
「関心するのは良いけど、ヤり合うつもりは無いからね?」
「分かってるよ♣」
暫く進むと、開けた場所に出た。
そこの中央には巨大な建物が1つあり、窓の上には大きな時計があった。
「皆さんお疲れ様です。無事、湿原を抜けました。ここビスカ森林公園が二次試験会場となります」
建物の中からは、人間とは思えない程の唸り声の様な物が聞こえてきている。扉の上には【本日正午 二次試験スタート】の文字。
(ブハラとメンチ……か。ブハラはいいとして、メンチはどうしようかな…………)
「それじゃ、私はこれで。健闘を祈ります」
サトツはそう言うと立ち去ろうそしたが、二次試験の結果が気になり木の上から様子を見る事にした。
その後暫くしてから、ゴンとクラピカが森の中から走ってきた。
そんなゴンに気付いたヒソカは、ゴンに向けて殺気を放つ。ヒソカの殺気に気付いたゴンはヒソカとナマエの存在に気付いたが、ヒソカの指差した方向を確認するとそちらに走って行ってしまった。
「【白虎】お疲れ様。」
『【異人の夜(ナイトメア)】解除』と呟き、ナマエは【異人の夜(ナイトメア)】を解除、【白虎】を還した。
「本当に面白い能力だ♥」
ヒソカの言葉に顔を顰めていると、背後から聞き覚えのある声で名前を呼ばれた。
「ナマエ?」
その声に振り返るも、声の主は気味の悪い男:ギタラクルだった。
「声はイルミだけど……アンタ誰?」
「当たり。イルミだよ。今はギタラクルっていう名前だから、間違わないでね」
「ふ~ん……何で変装してるわけ?」
「弟に気付かれたくないから」
「弟?」
「うん。ナマエも走ってる時に話してただろ?キルと」
「キル……キルアの事?」
「うん」
「……何か分からんけど、了解」
解っているが、判らない振りをする事にしたナマエ。
「ゴン…………ゴン!!」
「え?何?」
「ボヤッとすんなよ。人の心配してる場合じゃないだろ」
「うん……」
「見ろよこの霧。前を走る奴が霞んでるぜ。一度はぐれたらもうアウトさ。せいぜい友達の悲鳴が聞こえないように祈るんだな」
「ってえーーー!!!」
突如聞こえたレオリオの悲鳴。その悲鳴を聞いたゴンは、レオリオの声がした方向へ走りだした。
「レオリオ!!」
「ゴン!!」
「まったく……」
ナマエは【白虎】に戻るよう指示を出した。
「ナマエ!?」
「二次試験会場で会おうね~」
ヒラヒラと手を振りながら、ナマエは来た道を戻り始めた。
ゴンに追いついたと思ったら、すでにゴンはヒソカと対峙していた。
「ゴン!」
「ナマエさん?!」
「やるねボウヤ♣釣り竿?面白い武器だね♥ちょっと見せてよ♦」
「てめェの相手はオレだ!!」
レオリオはヒソカに殴りかかったが、逆に殴り返されて吹き飛ばされる。
その直後、ゴンはヒソカに殴りかかっていた。
「ゴン!危ない!!」
ゴンはヒソカに躱され首を掴まれてしまった。
「仲間を助けにきたのかい?いいコだね~~♣」
「ヒソカ!ゴンを離して!!」
「キミも助けに来たのかい?」
「悪い?」
「いいや♦」
「なら、即効離して!」
「大丈夫、殺しちゃいないよ♠彼は合格だから♥んん~~~」
品定めするかの如く、ゴンを見るヒソカ。
「うん!キミも合格♥いいハンターになりなよ♣」
「ヒソカ、いい加減に――」
《ピピピ》
『しろ』と言いかけた時、ヒソカの携帯が鳴った。
『ヒソカ、そろそろ戻ってこいよ。どうやらもうすぐ二次会場に着くみたいだぜ』
「OK、すぐ行く♦お互い持つべきものは仲間だね♥1人で戻れるかい?」
ヒソカの言葉に、ゴンは黙って頷いた。
「いいコだ♣ナマエはボクと一緒に来るんだ♦」
「……また拒否権なし?」
「うん♥」
「了解」
ヒソカについて行くと、ヌメーレ湿原の生物や受験生に襲い掛かられた。ヒソカはそれをトランプで切り刻んでいく。
「キミは避けるだけだね♠」
「面倒な事はしたくないだけだよ。こっちに来ても、【白虎】が何とかしてくれるし」
ナマエの言葉通り、向かってきた生物を【白虎】はその鋭い爪で薙ぎ倒した。
「へェ♦」
「関心するのは良いけど、ヤり合うつもりは無いからね?」
「分かってるよ♣」
暫く進むと、開けた場所に出た。
そこの中央には巨大な建物が1つあり、窓の上には大きな時計があった。
「皆さんお疲れ様です。無事、湿原を抜けました。ここビスカ森林公園が二次試験会場となります」
建物の中からは、人間とは思えない程の唸り声の様な物が聞こえてきている。扉の上には【本日正午 二次試験スタート】の文字。
(ブハラとメンチ……か。ブハラはいいとして、メンチはどうしようかな…………)
「それじゃ、私はこれで。健闘を祈ります」
サトツはそう言うと立ち去ろうそしたが、二次試験の結果が気になり木の上から様子を見る事にした。
その後暫くしてから、ゴンとクラピカが森の中から走ってきた。
そんなゴンに気付いたヒソカは、ゴンに向けて殺気を放つ。ヒソカの殺気に気付いたゴンはヒソカとナマエの存在に気付いたが、ヒソカの指差した方向を確認するとそちらに走って行ってしまった。
「【白虎】お疲れ様。」
『【異人の夜(ナイトメア)】解除』と呟き、ナマエは【異人の夜(ナイトメア)】を解除、【白虎】を還した。
「本当に面白い能力だ♥」
ヒソカの言葉に顔を顰めていると、背後から聞き覚えのある声で名前を呼ばれた。
「ナマエ?」
その声に振り返るも、声の主は気味の悪い男:ギタラクルだった。
「声はイルミだけど……アンタ誰?」
「当たり。イルミだよ。今はギタラクルっていう名前だから、間違わないでね」
「ふ~ん……何で変装してるわけ?」
「弟に気付かれたくないから」
「弟?」
「うん。ナマエも走ってる時に話してただろ?キルと」
「キル……キルアの事?」
「うん」
「……何か分からんけど、了解」
解っているが、判らない振りをする事にしたナマエ。