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「ちょっと聞いてんの!!?」
キルアにとっては、自身の傷よりもゴンが気になっていたのだ。
「キルア、ヒソカちょっとこっちに来て」
ナマエに呼ばれ、キルアとヒソカがナマエの元へと移動した。
「何だよ、ナマエ――って、お前腕!!」
「うん、アレで折れた」
「キルアを突き飛ばした時かい?」
「そう。今から治すから、ついでに2人の怪我も治すよ」
そう言うと、ナマエは【異人の夜(ナイトメア)】を発動し【六合(りくごう)】を喚び出した。
「【六合】、私達の傷を癒して」
ナマエの呼び掛けに、【六合】は3人をその光で包み込んだ。時間にして1分掛かっただろうか。3人を包んでいた光が消え、それぞれの傷が治っていた。
その後、試合に参加したメンバーは【一坪の海岸線】を入手した。
「ヒソカとナマエさんは、本当に何も要らないの?」
「ああ、楽しかったからね♥もう行くよ♠」
「カードが欲しくて参加した訳じゃないからね。気持ちだけ受け取っておくよ」
「オレ達と一緒に行動しない?」
「キミ達は、またカード集めをするんだろ?ボク等は興味がないからね♦また何かあったら、【交信】で教えてくれよ♥【同行】か【磁力】で飛んでくるから♥」
ヒソカと共にゴン達と別れ、近場の森へと入っていった。暫く無言のまま歩いていると、ヒソカの【バインダー】が鳴った。
《他プレイヤーがあなたに対して【交信】を使用しました》
『フィンクスだ…………見つけたぜ。これからお前等の所へ行く』
その後程なくして、フィンクスが【磁力】で飛んで来た。
「やっぱりナマエも一緒だったか」
「うん。ヒソカ1人だと色々危ないからね」
「確かにな」
「キミ達酷いなァ♦ボクを何だと思ってるんだい?」
「「変態」」
「♣」
「早速だが、行くぞ」
フィンクスの持つ【同行】を使用し、シャルナーク達の元へ向かうナマエとヒソカ。
「お友達は?」
「マチとノブナガが尾けてる。糸の先だよ」
「【除念師】との交渉は、全てお前等に任せる。金ならいくらでも用意する。とにかく【除念師】にウンと言わせろ」
「そのつもりだよ」
「分かってるよ♠でなきゃクロロと闘えないからね♣」
シャルナーク達と直ぐに別れ、森の奥にいるマチとノブナガを目指し、マチの糸を辿った。歩く事数分。森の切れ目にマチとノブナガを見つけた。
「あれがそうだ」
「どうやって見つけたんだい?」
「教える訳ねェだろ、ボケ」
「その木陰にいるキミ!キミの能力かい?」
「確かにもう1人、近くにいるね。出てきなよ」
「……」
「チッ、化けモンかてめェ等……!!【円】を使ってる訳でもねェのに」
「くくくく、とっても楽しいバトルを終えたばかりでさ♥ボク、今感度ビンビンなんだよね……♪」
「怒り狂ってて、気配に敏感になってるだけだよ」
「この猛りを静める為に、見ず知らずの人間なら壊してもいいかなって気分なんだけどね……?」
「くそっ」
「出といで!!」
「僕の【絶】、ヘタだった?」
(……この気配の主は、カルトだったのか)
木陰から出てきたのは、ゾルディック家のカルトだった。
「いいえ。完璧だったわ」
「こいつ等の感覚がハンパねーだけだ。こいつは団員ナンバー4。つまり、てめーの抜け番だ」
「名前はカルト。どうやったかは言えない。でも、確かに僕の能力で見つけた」
「そ……♦キミも美味そうだ……♥」
「……」
「気ィつけろ」
「アイツ何でもいけるから。懐くならナマエにしときな」
「ヒソカ、必ず成功させろよ」
「キミ達くどいね♠させるさ、ボクの為にね♦」
「本気で団長と戦う気?」
「もちろん♥」
マチはヒソカに確認した。クロロとの決闘を本当にするのか、と。ナマエは自分が言い出した手前、黙って様子を見守っていた。
「マチはボクとクロロ、どっちに生き残って欲しい?」
キルアにとっては、自身の傷よりもゴンが気になっていたのだ。
「キルア、ヒソカちょっとこっちに来て」
ナマエに呼ばれ、キルアとヒソカがナマエの元へと移動した。
「何だよ、ナマエ――って、お前腕!!」
「うん、アレで折れた」
「キルアを突き飛ばした時かい?」
「そう。今から治すから、ついでに2人の怪我も治すよ」
そう言うと、ナマエは【異人の夜(ナイトメア)】を発動し【六合(りくごう)】を喚び出した。
「【六合】、私達の傷を癒して」
ナマエの呼び掛けに、【六合】は3人をその光で包み込んだ。時間にして1分掛かっただろうか。3人を包んでいた光が消え、それぞれの傷が治っていた。
その後、試合に参加したメンバーは【一坪の海岸線】を入手した。
「ヒソカとナマエさんは、本当に何も要らないの?」
「ああ、楽しかったからね♥もう行くよ♠」
「カードが欲しくて参加した訳じゃないからね。気持ちだけ受け取っておくよ」
「オレ達と一緒に行動しない?」
「キミ達は、またカード集めをするんだろ?ボク等は興味がないからね♦また何かあったら、【交信】で教えてくれよ♥【同行】か【磁力】で飛んでくるから♥」
ヒソカと共にゴン達と別れ、近場の森へと入っていった。暫く無言のまま歩いていると、ヒソカの【バインダー】が鳴った。
《他プレイヤーがあなたに対して【交信】を使用しました》
『フィンクスだ…………見つけたぜ。これからお前等の所へ行く』
その後程なくして、フィンクスが【磁力】で飛んで来た。
「やっぱりナマエも一緒だったか」
「うん。ヒソカ1人だと色々危ないからね」
「確かにな」
「キミ達酷いなァ♦ボクを何だと思ってるんだい?」
「「変態」」
「♣」
「早速だが、行くぞ」
フィンクスの持つ【同行】を使用し、シャルナーク達の元へ向かうナマエとヒソカ。
「お友達は?」
「マチとノブナガが尾けてる。糸の先だよ」
「【除念師】との交渉は、全てお前等に任せる。金ならいくらでも用意する。とにかく【除念師】にウンと言わせろ」
「そのつもりだよ」
「分かってるよ♠でなきゃクロロと闘えないからね♣」
シャルナーク達と直ぐに別れ、森の奥にいるマチとノブナガを目指し、マチの糸を辿った。歩く事数分。森の切れ目にマチとノブナガを見つけた。
「あれがそうだ」
「どうやって見つけたんだい?」
「教える訳ねェだろ、ボケ」
「その木陰にいるキミ!キミの能力かい?」
「確かにもう1人、近くにいるね。出てきなよ」
「……」
「チッ、化けモンかてめェ等……!!【円】を使ってる訳でもねェのに」
「くくくく、とっても楽しいバトルを終えたばかりでさ♥ボク、今感度ビンビンなんだよね……♪」
「怒り狂ってて、気配に敏感になってるだけだよ」
「この猛りを静める為に、見ず知らずの人間なら壊してもいいかなって気分なんだけどね……?」
「くそっ」
「出といで!!」
「僕の【絶】、ヘタだった?」
(……この気配の主は、カルトだったのか)
木陰から出てきたのは、ゾルディック家のカルトだった。
「いいえ。完璧だったわ」
「こいつ等の感覚がハンパねーだけだ。こいつは団員ナンバー4。つまり、てめーの抜け番だ」
「名前はカルト。どうやったかは言えない。でも、確かに僕の能力で見つけた」
「そ……♦キミも美味そうだ……♥」
「……」
「気ィつけろ」
「アイツ何でもいけるから。懐くならナマエにしときな」
「ヒソカ、必ず成功させろよ」
「キミ達くどいね♠させるさ、ボクの為にね♦」
「本気で団長と戦う気?」
「もちろん♥」
マチはヒソカに確認した。クロロとの決闘を本当にするのか、と。ナマエは自分が言い出した手前、黙って様子を見守っていた。
「マチはボクとクロロ、どっちに生き残って欲しい?」