ヨークシンシティ
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「何してくれやがる!!」
ナマエに続き、パクノダ・ノブナガ・マチにも殴る蹴るの仕打ちを受けるフィンクス。
「いってーー、何すんだよ」
「バカかてめーは。団長の命がかかってんだぞ」
「いや、まさか切るとは思わねーし。オメーらだってやられっ放しはムカつくだろ?仕返しのチャンスだと思ってよ」
「だからって時と場合を考えなよ、全く」
「もしもし」
『まず、この会話を聞くのはお前一人だ。離れた場所に移れ』
クラピカの指示に、パクノダは黙って従った。
「フィンクス……アンタ、クロロがどうなってもいいの?」
「んだと?!」
ナマエの一言に、フィンクスは青筋を立てて怒りを露わにした。
「今は彼の言う通りにしときな――クロロが大事なら、ね」
冷酷な瞳で睨みつけてくるナマエに、フィンクスは溜息を吐いた。
戻ってきたパクノダは、ノブナガに携帯電話を差し出した。
「お?」
受け取ったノブナガはそのままクラピカと会話を始めた。
「代わったぜ」
「これからパクノダとナマエの2人と会う。残りの者は全員アジトに戻れ。10人常に同じ場所にいろ。人質もだ。この携帯はパクノダに渡して、もう1つ携帯電話を用意しろ。その
電話に不定期でこちらから連絡する。その際、一人でも欠けていたら人質は殺す。いいな?」
「……ああ」
『もう一度パクノダと代われ』
「パク」
「もしもし」
「これから場所を言う。繰り返すがナマエと2人で来い。場所は、リンゴーン空港。8時までに来い」
通話を終えたパクノダは、ナマエの手を取って無言で歩き出した。
「パク!?」
『第3航空路に飛行船が停まっている。乗ったら入口付近で待機しろ』
クラピカの指示に従い、パクノダとナマエは飛行船に乗り込んだ。
飛行船は乗り込んだと同時に動き出す。
そこに見知ったオーラが2人、見知らぬオーラが1人近づいてきた。
「確認する。旅団員、パクノダ本人だな?」
「もちろん」
クラピカは見知らぬオーラの主:センリツに確認する。
「本当よ」
「お前達2人にそれぞれ2つ条件を出す。それを厳守すれば、お前達の団長は解放する」
クラピカは【律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)】を発動している。
「まずは、お前達のリーダーへの条件。1つ、今後の念能力の使用を一切禁じる。2つ……」
クラピカは躊躇っている。
「?」
「2つ!!今後、旅団員との一切の接触を絶つ事!!この2つが条件。そして、それを守らせる為【律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)】を団長に刺す。それでOKか否か……お前が決めろ、パクノダ」
一気に空気が張り詰める。
「OKよ」
パクノダの言葉を合図に、クラピカは宣言通りクロロに【律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)】を刺した。
「次は、お前だ。パクノダ。1つ……今夜0時までにゴンとキルアを小細工なしで無事に解放する事!!受け渡しの方法は後で説明する。2つ。私の事について一切、情報を漏らさぬ事!!異存が無ければ、お前にも鎖を刺す」
「OKよ」
「は~い、ちょっと待ったー!!」
クラピカが【律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)】をパクノダに刺そうとした所で、今まで黙っていたナマエが動いた。
「……何だ?」
「パクノダさんには刺させない――かな?」
「何故だ?!」
「言ったでしょ?クラピカに【無駄な殺しはさせたくない】って」
「……それが何だと言うのだ!?私は!!こいつ等のした事が許せない!!!!」
「仕方がない……か。あんまり使いたくなかったけど――」
『【鬼帝の剣(ヘブンズゲート)】発動』と呟くと、ナマエはポータブル音楽プレイヤーを作動させた。
ナマエに続き、パクノダ・ノブナガ・マチにも殴る蹴るの仕打ちを受けるフィンクス。
「いってーー、何すんだよ」
「バカかてめーは。団長の命がかかってんだぞ」
「いや、まさか切るとは思わねーし。オメーらだってやられっ放しはムカつくだろ?仕返しのチャンスだと思ってよ」
「だからって時と場合を考えなよ、全く」
「もしもし」
『まず、この会話を聞くのはお前一人だ。離れた場所に移れ』
クラピカの指示に、パクノダは黙って従った。
「フィンクス……アンタ、クロロがどうなってもいいの?」
「んだと?!」
ナマエの一言に、フィンクスは青筋を立てて怒りを露わにした。
「今は彼の言う通りにしときな――クロロが大事なら、ね」
冷酷な瞳で睨みつけてくるナマエに、フィンクスは溜息を吐いた。
戻ってきたパクノダは、ノブナガに携帯電話を差し出した。
「お?」
受け取ったノブナガはそのままクラピカと会話を始めた。
「代わったぜ」
「これからパクノダとナマエの2人と会う。残りの者は全員アジトに戻れ。10人常に同じ場所にいろ。人質もだ。この携帯はパクノダに渡して、もう1つ携帯電話を用意しろ。その
電話に不定期でこちらから連絡する。その際、一人でも欠けていたら人質は殺す。いいな?」
「……ああ」
『もう一度パクノダと代われ』
「パク」
「もしもし」
「これから場所を言う。繰り返すがナマエと2人で来い。場所は、リンゴーン空港。8時までに来い」
通話を終えたパクノダは、ナマエの手を取って無言で歩き出した。
「パク!?」
『第3航空路に飛行船が停まっている。乗ったら入口付近で待機しろ』
クラピカの指示に従い、パクノダとナマエは飛行船に乗り込んだ。
飛行船は乗り込んだと同時に動き出す。
そこに見知ったオーラが2人、見知らぬオーラが1人近づいてきた。
「確認する。旅団員、パクノダ本人だな?」
「もちろん」
クラピカは見知らぬオーラの主:センリツに確認する。
「本当よ」
「お前達2人にそれぞれ2つ条件を出す。それを厳守すれば、お前達の団長は解放する」
クラピカは【律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)】を発動している。
「まずは、お前達のリーダーへの条件。1つ、今後の念能力の使用を一切禁じる。2つ……」
クラピカは躊躇っている。
「?」
「2つ!!今後、旅団員との一切の接触を絶つ事!!この2つが条件。そして、それを守らせる為【律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)】を団長に刺す。それでOKか否か……お前が決めろ、パクノダ」
一気に空気が張り詰める。
「OKよ」
パクノダの言葉を合図に、クラピカは宣言通りクロロに【律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)】を刺した。
「次は、お前だ。パクノダ。1つ……今夜0時までにゴンとキルアを小細工なしで無事に解放する事!!受け渡しの方法は後で説明する。2つ。私の事について一切、情報を漏らさぬ事!!異存が無ければ、お前にも鎖を刺す」
「OKよ」
「は~い、ちょっと待ったー!!」
クラピカが【律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)】をパクノダに刺そうとした所で、今まで黙っていたナマエが動いた。
「……何だ?」
「パクノダさんには刺させない――かな?」
「何故だ?!」
「言ったでしょ?クラピカに【無駄な殺しはさせたくない】って」
「……それが何だと言うのだ!?私は!!こいつ等のした事が許せない!!!!」
「仕方がない……か。あんまり使いたくなかったけど――」
『【鬼帝の剣(ヘブンズゲート)】発動』と呟くと、ナマエはポータブル音楽プレイヤーを作動させた。