ヨークシンシティ
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「あ!?ああ、こっちの話だよバカ。ったく間抜けな手下持ったおかげで、オレのお先【真っ暗】だぜ!!いいか!?【目ェ瞑る】のは今回だけだ。次、ヘマしたら分かってんな!?よく聞けよ!!【7時きっかり】だ!!それまでにホテル来い!!1秒でも遅れたらクビ!!ソッコー、クビだ!!」
レオリオが合図した7時まで、あと3分。
「パク達が来た」
最初に気付いたのはシズクだった。
「お!?何だオメーら、また捕まったのかよ!?」
ノブナガがゴンとキルアに近付きながら話しかけてくる。
「ははん、分かったぜ。お前ら、結局気が変わって入団したくなったんだろ?」
「旅団に懸けられてた賞金が取り消しになった事、知らなかっただけだよ」
「その結果、また尾行に失敗したのか?懲りねーな。だが、これも何かの縁ってやつよ。オレ達は惹かれ合う運命ってわけだ」
(あと2分……!!)
「ま、仲良くやろーぜ。な?」
「やだね。懸賞金があったからこそ追っかけてたんだ。本当ならお前らの顔も見たくないんだからな」
「オレもだね!」
ゴンとキルアは2人揃って目を瞑った。
「くっく。どーだい、団長!?いいタマだろ?ウボォーに通じるふてぶてしさがあるぜ、こいつらにゃあよ」
「2人は旅団に入れない。前にも言ったろ」
ナマエも目を瞑り、溜息混じりに言い放った。
「子供だからだろ?怖いもん知らずなのはさ。それより、鎖野郎ってどんな奴?」
「…………その前に、パクもう一度こいつらを調べろ」
「「!!」」
「OK。何を聞く?」
「何を隠してる?かだ」
クロロの言葉にパクノダは素早く行動を起こす。7時まであと1分……
「ムダだね!あんたさ……対象者に触れる事で記憶を引き出す能力なんだろ?オレ達は何も隠してないし、何も知らない。仮に何か知ってても……!!」
キルアの言葉は最後まで紡がれなかった。パクノダに顎を鷲掴みにされていたのだから。
「やれば解かる事。黙りなさい」
「もし知ってても、別の事考えて、頭の中読ませないもんね!!」
「へ……そゆこと……」
ゴンとキルアの顎掴んだまま持ち上げた。
「何か……カン違いしてるわね。あたしが引き出すのは、記憶の底の最も純粋な原記憶。あんた達が創り出したイメージを読むわけではない。あたしの質問で、あんた達の記憶を刺激する。すると、池に石を投げた時みたいに記憶の底で沈殿した泥が舞う。それが原記憶……加工されてない記憶。あたしはそれを掬い取る。偽証は不可能よ。さあ、質問よ。何を隠してるの?」
パクノダが2人に訊いた途端に、辺り一面が闇に包まれた。
その闇に乗じて、2人は拘束から逃れようと動き出した。
(よし、【予定】通り!!)
ナマエも2人に合わせて動き出す。
「「!?」」
ドスっという鈍い音がしたかと思ったら、マチの声が響いた。
「捕まえた。これで見えなくても逃さない。殺気を出せばこっちも構える。闇に乗じた意味が無いね。それに、刺すなら首だよ……ま、ガードしたけど」
(キルアは捕まったか…でも、クロロは捕獲成功――)
「見えなくても、オレには誰が何処にいるか位は分かるぜ」
((失敗……!!))
(ゴンも捕まった……ここまでは【予定】通り!)
「残念だったな。ま……結構いいセンいってたぜ」
その時、ノブナガ目掛けて1本のナイフが飛んで来た。
「入口の方からか……最後っ屁のつもりか!?来るなら来いや」
「ラジオの奴もグルだよね。まだ残っているとは思えないけど」
「今のがそうだろ。ほっとけ。こいつらさえいればOKだ。そろそろ目も慣れる」
「そうね、大分…………?あれ?団長は……?」
稲光に照らされた其処にはクロロの姿はなかった。
「シズク、こいつ頼む」
ナイフを見つめて、ノブナガはゴンをシズクに預けた。
「ほい」
「パク、平気?」
レオリオが合図した7時まで、あと3分。
「パク達が来た」
最初に気付いたのはシズクだった。
「お!?何だオメーら、また捕まったのかよ!?」
ノブナガがゴンとキルアに近付きながら話しかけてくる。
「ははん、分かったぜ。お前ら、結局気が変わって入団したくなったんだろ?」
「旅団に懸けられてた賞金が取り消しになった事、知らなかっただけだよ」
「その結果、また尾行に失敗したのか?懲りねーな。だが、これも何かの縁ってやつよ。オレ達は惹かれ合う運命ってわけだ」
(あと2分……!!)
「ま、仲良くやろーぜ。な?」
「やだね。懸賞金があったからこそ追っかけてたんだ。本当ならお前らの顔も見たくないんだからな」
「オレもだね!」
ゴンとキルアは2人揃って目を瞑った。
「くっく。どーだい、団長!?いいタマだろ?ウボォーに通じるふてぶてしさがあるぜ、こいつらにゃあよ」
「2人は旅団に入れない。前にも言ったろ」
ナマエも目を瞑り、溜息混じりに言い放った。
「子供だからだろ?怖いもん知らずなのはさ。それより、鎖野郎ってどんな奴?」
「…………その前に、パクもう一度こいつらを調べろ」
「「!!」」
「OK。何を聞く?」
「何を隠してる?かだ」
クロロの言葉にパクノダは素早く行動を起こす。7時まであと1分……
「ムダだね!あんたさ……対象者に触れる事で記憶を引き出す能力なんだろ?オレ達は何も隠してないし、何も知らない。仮に何か知ってても……!!」
キルアの言葉は最後まで紡がれなかった。パクノダに顎を鷲掴みにされていたのだから。
「やれば解かる事。黙りなさい」
「もし知ってても、別の事考えて、頭の中読ませないもんね!!」
「へ……そゆこと……」
ゴンとキルアの顎掴んだまま持ち上げた。
「何か……カン違いしてるわね。あたしが引き出すのは、記憶の底の最も純粋な原記憶。あんた達が創り出したイメージを読むわけではない。あたしの質問で、あんた達の記憶を刺激する。すると、池に石を投げた時みたいに記憶の底で沈殿した泥が舞う。それが原記憶……加工されてない記憶。あたしはそれを掬い取る。偽証は不可能よ。さあ、質問よ。何を隠してるの?」
パクノダが2人に訊いた途端に、辺り一面が闇に包まれた。
その闇に乗じて、2人は拘束から逃れようと動き出した。
(よし、【予定】通り!!)
ナマエも2人に合わせて動き出す。
「「!?」」
ドスっという鈍い音がしたかと思ったら、マチの声が響いた。
「捕まえた。これで見えなくても逃さない。殺気を出せばこっちも構える。闇に乗じた意味が無いね。それに、刺すなら首だよ……ま、ガードしたけど」
(キルアは捕まったか…でも、クロロは捕獲成功――)
「見えなくても、オレには誰が何処にいるか位は分かるぜ」
((失敗……!!))
(ゴンも捕まった……ここまでは【予定】通り!)
「残念だったな。ま……結構いいセンいってたぜ」
その時、ノブナガ目掛けて1本のナイフが飛んで来た。
「入口の方からか……最後っ屁のつもりか!?来るなら来いや」
「ラジオの奴もグルだよね。まだ残っているとは思えないけど」
「今のがそうだろ。ほっとけ。こいつらさえいればOKだ。そろそろ目も慣れる」
「そうね、大分…………?あれ?団長は……?」
稲光に照らされた其処にはクロロの姿はなかった。
「シズク、こいつ頼む」
ナイフを見つめて、ノブナガはゴンをシズクに預けた。
「ほい」
「パク、平気?」