ヨークシンシティ
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「だ、そうだ。よかたな。お家、帰れるね」
フェイタンの嫌味に、ゴンは舌を出して応戦した。
「いや、駄目だ」
安心していたキルアは、ノブナガの一言に反応した。
「そいつは帰さねェ。ボウズ、旅団に入れよ」
「やだ」
「それは聞き捨てならないねぇ」
聞き慣れた声に、ゴンとキルアは反応した。
「「ナマエ」さん!?」
「よっ!闘技場以来だね」
アジトの扉に寄りかかったナマエを見て、ゴンとキルアは叫んだ。
「テメェはあん時の……!!」
「この間はドォモ」
怒りを露わにしているノブナガに対し、ナマエの反応は薄かった。
「ナマエ、どうしてここが分かったの?」
シャルナークの問いかけに、ナマエはあっさりと答えた。
「ヒソカから聞いててね。丁度【仕事】の関係で、嫌でも旅団でも関わらなきゃいかんくなっちゃって」
苦笑するナマエに、シャルナークはおろかマチさえ声を上げた。
「「ヒソカ!?」」
「なんだい?」
「アジトの場所教えるって、どういう了見だい?ヒソカ」
「団長にこの事が知れたら……どうするつもり?」
「別に♠ボクは面白くなりそうだから、ナマエにココの場所を教えただけ♥」
「まともな返答を期待したアタシが馬鹿だったよ……」
項垂れるマチを見ながら、ナマエは構うことなく続けた。
「ま、どうでもいいけど――この2人を旅団に入れるわけにはいかないね」
「オメェにどんな権利があって、んな口利いてやがる?」
「一応【姉】何でね、この2人の」
「【姉】……だと?」
青筋を立てているノブナガに臆することなく、ジッとその目を見定めるナマエ。
「気に食わねェな……」
「別にアンタに気に入られようと思ってないからいいよ?とにかく、大事な【弟】達を旅団に入れるのだけは、どんな手を使ってでも阻止するから」
徐々にオーラ量を増しながら、ナマエは扉に預けていた背を離し、ゆっくりとゴン達に近づいて行った。
「2人共、怪我はない?」
「あぁ、オレもゴンも大した怪我はしてないから安心しなよ」
「【大した】って事は――怪我させられたんだね……誰にヤられた?」
ナマエの目に冷たい光が灯ったのを、キルアは見逃さなかった。
「……この際、誰でもいいか。旅団を潰せばいいだけの話だし」
旅団員を睨みつけながら、ナマエは腰のホルスターに手をかけた。
「待って!ナマエさん!!」
「……話なら後にしてくんない?ゴン」
「嫌だ!」
「ゴン――我儘言うんじゃねぇ!!」
ナマエのモデルガンがゴンの眉間に照準を合わせた。視線の先はあくまでも旅団員達。ゴンを見る事は無い。
「ナマエ!一人でこの人数の相手は無茶だ!!」
「ゴンもキルアも煩ぇな……ガキは黙ってろ。コレは大人の問題だ」
「でもっ!!」
「【でも】も【クソ】もねぇんだよ!大事な【弟】達を傷つけられて、黙ってろってのか?あぁ??」
「落ち着きなよ、ナマエ♣」
いつの間にかナマエの隣に移動していたヒソカは、ナマエの構えたモデルガンに手をかけ、その標準をゴンから外させた。
「邪魔すんな、ヒソカ!私は至って冷静だ!!」
「ナマエ……♦冷静なら、そのゾクゾクずる殺気をしまいなよ♠」
チラリとヒソカを見やると、ヒソカはニンマリと笑っていた。その表情は、獲物を見つけた肉食動物のソレと似ていた。
ナマエの殺気に当てられたのか、ヒソカも相当殺気立っている。
「何なら、ルール無しの死合をするかい?このボクと♥」
「…………はぁ、判ったよ」
「残念♦」
ヒソカの言葉で冷静になったナマエは、溜息を吐くとモデルガンをしまいゴンとキルアに視線を合わせた。
フェイタンの嫌味に、ゴンは舌を出して応戦した。
「いや、駄目だ」
安心していたキルアは、ノブナガの一言に反応した。
「そいつは帰さねェ。ボウズ、旅団に入れよ」
「やだ」
「それは聞き捨てならないねぇ」
聞き慣れた声に、ゴンとキルアは反応した。
「「ナマエ」さん!?」
「よっ!闘技場以来だね」
アジトの扉に寄りかかったナマエを見て、ゴンとキルアは叫んだ。
「テメェはあん時の……!!」
「この間はドォモ」
怒りを露わにしているノブナガに対し、ナマエの反応は薄かった。
「ナマエ、どうしてここが分かったの?」
シャルナークの問いかけに、ナマエはあっさりと答えた。
「ヒソカから聞いててね。丁度【仕事】の関係で、嫌でも旅団でも関わらなきゃいかんくなっちゃって」
苦笑するナマエに、シャルナークはおろかマチさえ声を上げた。
「「ヒソカ!?」」
「なんだい?」
「アジトの場所教えるって、どういう了見だい?ヒソカ」
「団長にこの事が知れたら……どうするつもり?」
「別に♠ボクは面白くなりそうだから、ナマエにココの場所を教えただけ♥」
「まともな返答を期待したアタシが馬鹿だったよ……」
項垂れるマチを見ながら、ナマエは構うことなく続けた。
「ま、どうでもいいけど――この2人を旅団に入れるわけにはいかないね」
「オメェにどんな権利があって、んな口利いてやがる?」
「一応【姉】何でね、この2人の」
「【姉】……だと?」
青筋を立てているノブナガに臆することなく、ジッとその目を見定めるナマエ。
「気に食わねェな……」
「別にアンタに気に入られようと思ってないからいいよ?とにかく、大事な【弟】達を旅団に入れるのだけは、どんな手を使ってでも阻止するから」
徐々にオーラ量を増しながら、ナマエは扉に預けていた背を離し、ゆっくりとゴン達に近づいて行った。
「2人共、怪我はない?」
「あぁ、オレもゴンも大した怪我はしてないから安心しなよ」
「【大した】って事は――怪我させられたんだね……誰にヤられた?」
ナマエの目に冷たい光が灯ったのを、キルアは見逃さなかった。
「……この際、誰でもいいか。旅団を潰せばいいだけの話だし」
旅団員を睨みつけながら、ナマエは腰のホルスターに手をかけた。
「待って!ナマエさん!!」
「……話なら後にしてくんない?ゴン」
「嫌だ!」
「ゴン――我儘言うんじゃねぇ!!」
ナマエのモデルガンがゴンの眉間に照準を合わせた。視線の先はあくまでも旅団員達。ゴンを見る事は無い。
「ナマエ!一人でこの人数の相手は無茶だ!!」
「ゴンもキルアも煩ぇな……ガキは黙ってろ。コレは大人の問題だ」
「でもっ!!」
「【でも】も【クソ】もねぇんだよ!大事な【弟】達を傷つけられて、黙ってろってのか?あぁ??」
「落ち着きなよ、ナマエ♣」
いつの間にかナマエの隣に移動していたヒソカは、ナマエの構えたモデルガンに手をかけ、その標準をゴンから外させた。
「邪魔すんな、ヒソカ!私は至って冷静だ!!」
「ナマエ……♦冷静なら、そのゾクゾクずる殺気をしまいなよ♠」
チラリとヒソカを見やると、ヒソカはニンマリと笑っていた。その表情は、獲物を見つけた肉食動物のソレと似ていた。
ナマエの殺気に当てられたのか、ヒソカも相当殺気立っている。
「何なら、ルール無しの死合をするかい?このボクと♥」
「…………はぁ、判ったよ」
「残念♦」
ヒソカの言葉で冷静になったナマエは、溜息を吐くとモデルガンをしまいゴンとキルアに視線を合わせた。