ゾルディック家と依頼再び
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「それはクロロが重々承知のはずだけど?まさか、アイツ団員に何も話してないとか?!有り得ないし!」
ウボォーギンを挑発するように言いながら、気を失ったノブナガへの警戒も忘れない。いつ動かれてもいい様に、【円】で相手側の動きも把握する。
(建物内にはクロロを含めて…あと2人か。この粘っこいのは……)
「ヒソカ、いるんでしょ!?今なら相手になってやってもいいよ!!」
ヒソカのオーラがある方向へ向かって、笑いながら叫ぶ。
「お前ェ、あの変態野郎とも知り合いなのかよ?!」
「ハンター試験の同期でね……っと」
なおも殴りかかってくるウボォーギンの攻撃を軽々と避けながら、ヒソカのオーラがある方向へ向かって行く。
「やぁ♦キミから会いに来てくれるなんて、嬉しいよ♥」
「本当はクロロに会いたかったんだけどね~。よっぽど私が怖いのか、出てきてくれないんだよ」
ケラケラ笑いながら、ヒソカにも攻撃を繰り出すナマエ。
「また強くなってないかい?」
「そう?守りたいモノがあると人は強くなれるからねぇ」
トランプをモデルガンで弾きながら、ナマエは笑った。
「守りたいモノ――ねェ♣」
「ヒソカには一生理解出来ないかもね~」
「酷いなァ♠」
言葉とは裏腹に、ヒソカの顔には満面の笑みが浮かんでいた。
ウボォーギンとヒソカを相手に、ナマエは立ち回っている。特に苦戦している様子もなく、遠くから観察しているイルミは少しだけ安堵した。
「今日はイルミと一緒じゃないのかい?」
「イルミなら、今日は外。いないと思うけど、私から逃げる臆病者がいたら始末して貰う約束だから」
これはハッタリである。ヒソカにはバレても、他の旅団員にバレなきゃ問題ない。
「それは楽しそうだ♠ボクもそっちに付けば良かったかも♥」
「団員同士のマジ切れ御法度なんじゃ……ないのっとぉ~。危ないなぁ」
笑いながら背後から殴りかかってくるウボォーギンを避ける。
「チッ……ちょこまかちょこまかとよォ……殺り難いぜ!!」
「簡単に殺られるつもりはありませんからねぇ~」
「その余裕、イラつくんだよ!……って、誰だよこんな大音量で鳴らしてんのは!!」
(よし、掛かった!!【ゼロの調律(マギア)】発動!!!)
「その腐った心でも
私の歌は届くわ
いい気分になりたけりゃ
黙って体あずけな。♪」
ヒソカの攻撃を避けつつ、唄い出すナマエ。その時、ヒソカには既視感が沸いた。
「その自慢の体でも
すぐに無駄なものになるわ
私の事欲しけりゃ
競って奪い合ってな。♪」
ウボォーギンの目を見つめて唄い続ける。ヒソカはそれが面白くなさそうにナマエに向かってトランプを投げつける。
「近付いて asking
触れる貴方は mountain of passion
Son of a gun 私を夢中にさせて
果てるまで BLACK&BLUE♪」
唄い終わったナマエに攻撃する者はいない。そこには虚ろな瞳をしたヒソカ・ウボォーギン・ノブナガの姿があった。
「上手くいったみたいだね」
背後の暗闇から、イルミが姿を現した。
「さすがはイルミ!タイミングバッチリ!!」
グッと親指を立ててイルミに向き直ると、漸く本命のご登場だ。
「さっきから何の騒ぎだ?――ナマエ!?何故ここに?!」
「何故?決まっているでしょ。さっき話したスター・ルビーを奪還しに態々来てやったの」
『ありがたいと思いな』と笑いながら言ってのける。そんなナマエを見て、イルミは改めて『本気で怒らせちゃ駄目だ』と思った。
「これは……お前がやったのか?」
瓦礫と化した部分を指差すクロロ。
「ウボォーギンと半々かな?向こうは【念能力】無しできたけど、こっちはお構いなしに使ったからね」
ウボォーギンを挑発するように言いながら、気を失ったノブナガへの警戒も忘れない。いつ動かれてもいい様に、【円】で相手側の動きも把握する。
(建物内にはクロロを含めて…あと2人か。この粘っこいのは……)
「ヒソカ、いるんでしょ!?今なら相手になってやってもいいよ!!」
ヒソカのオーラがある方向へ向かって、笑いながら叫ぶ。
「お前ェ、あの変態野郎とも知り合いなのかよ?!」
「ハンター試験の同期でね……っと」
なおも殴りかかってくるウボォーギンの攻撃を軽々と避けながら、ヒソカのオーラがある方向へ向かって行く。
「やぁ♦キミから会いに来てくれるなんて、嬉しいよ♥」
「本当はクロロに会いたかったんだけどね~。よっぽど私が怖いのか、出てきてくれないんだよ」
ケラケラ笑いながら、ヒソカにも攻撃を繰り出すナマエ。
「また強くなってないかい?」
「そう?守りたいモノがあると人は強くなれるからねぇ」
トランプをモデルガンで弾きながら、ナマエは笑った。
「守りたいモノ――ねェ♣」
「ヒソカには一生理解出来ないかもね~」
「酷いなァ♠」
言葉とは裏腹に、ヒソカの顔には満面の笑みが浮かんでいた。
ウボォーギンとヒソカを相手に、ナマエは立ち回っている。特に苦戦している様子もなく、遠くから観察しているイルミは少しだけ安堵した。
「今日はイルミと一緒じゃないのかい?」
「イルミなら、今日は外。いないと思うけど、私から逃げる臆病者がいたら始末して貰う約束だから」
これはハッタリである。ヒソカにはバレても、他の旅団員にバレなきゃ問題ない。
「それは楽しそうだ♠ボクもそっちに付けば良かったかも♥」
「団員同士のマジ切れ御法度なんじゃ……ないのっとぉ~。危ないなぁ」
笑いながら背後から殴りかかってくるウボォーギンを避ける。
「チッ……ちょこまかちょこまかとよォ……殺り難いぜ!!」
「簡単に殺られるつもりはありませんからねぇ~」
「その余裕、イラつくんだよ!……って、誰だよこんな大音量で鳴らしてんのは!!」
(よし、掛かった!!【ゼロの調律(マギア)】発動!!!)
「その腐った心でも
私の歌は届くわ
いい気分になりたけりゃ
黙って体あずけな。♪」
ヒソカの攻撃を避けつつ、唄い出すナマエ。その時、ヒソカには既視感が沸いた。
「その自慢の体でも
すぐに無駄なものになるわ
私の事欲しけりゃ
競って奪い合ってな。♪」
ウボォーギンの目を見つめて唄い続ける。ヒソカはそれが面白くなさそうにナマエに向かってトランプを投げつける。
「近付いて asking
触れる貴方は mountain of passion
Son of a gun 私を夢中にさせて
果てるまで BLACK&BLUE♪」
唄い終わったナマエに攻撃する者はいない。そこには虚ろな瞳をしたヒソカ・ウボォーギン・ノブナガの姿があった。
「上手くいったみたいだね」
背後の暗闇から、イルミが姿を現した。
「さすがはイルミ!タイミングバッチリ!!」
グッと親指を立ててイルミに向き直ると、漸く本命のご登場だ。
「さっきから何の騒ぎだ?――ナマエ!?何故ここに?!」
「何故?決まっているでしょ。さっき話したスター・ルビーを奪還しに態々来てやったの」
『ありがたいと思いな』と笑いながら言ってのける。そんなナマエを見て、イルミは改めて『本気で怒らせちゃ駄目だ』と思った。
「これは……お前がやったのか?」
瓦礫と化した部分を指差すクロロ。
「ウボォーギンと半々かな?向こうは【念能力】無しできたけど、こっちはお構いなしに使ったからね」