天空闘技場
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「別に不思議じゃないだろ?ボクは戦闘が好きで、ここは格闘のメッカだ♣キミ達こそ、何でこんなトコにいるんだい?」
クツクツ笑いながら訊くヒソカに、2人は身構えた。
「なんてね♥もちろん偶然なんかじゃなく、キミ達を待ってた♦電脳ネットでチケットを手配しただろう?あれはちょっとした操作で誰が何処へいつ行くのかが簡単に検索できるんだ♣あとは私用船で先回りして空港で待ち、後を尾けた♥まあ、ここに来るのは予想できたがね♦そこで、ここの先輩としてキミ達に忠告しよう♥このフロアに足を踏み入れるのは、まだ早い♠」
ヒソカが手を振ると、ゴンとキルアはヒソカのオーラで後ろに飛ばされかけた。
「どの位早いかは、キミ達次第♦」
床に座りながら、ヒソカは続けた。
「出直したまえ♣とにかく今は早い♦」
「ざけんな!せっかくここまで来たのに……」
「……!!」
「通さないよ♠ってか、通れないだろ?」
ヒソカが手を翳しただけで、ゴンとキルアは言い知れない空気に覆われた。
「「ぐっ……」」
「ヒソカ、あんまり苛めないであげてよ」
クスクス笑いながら、ヒソカの横からナマエが姿を現した。
「ナマエさん!?」
「何でお前までここにいるんだよ?!」
「ちょっとした指令でね。今ここで闘ってるの」
「指令??」
「そ。キルアのお父さんからここで闘って来いって言われたんだよ」
「何考えてんだよ、親父のヤツ……」
「何でナマエさんは平気でいられるの??!」
「それを教えるのは私の役目じゃないなぁ。ね――師範代さん?」
「気付かれてましたか……無理は止めなさい、2人共。彼等の念に対し、君達はあまりに無防備だ。極寒の地で全裸で凍えながら、何故辛いのか解っていない様な物。これ以上心身に負担を掛けると死にかねないよ」
「これが【燃】だと!?あいつが『通さない』って思うだけでこうなるってのか!?ウソつけ!!」
キルアがウイングに食って掛かる。
「はい。あれはウソ(みたいなもん)です」
「やっぱりか」
ウイングは平然としているが、ゴンとキルアは緊張状態でいた。
「本当の【念】について教えます。だからひとまずここから退散しましょう」
「師範代さんに【念】を教わってからおいで。ちゃんと待っててあげるから」
殺気を放ちながらもナマエは続けた。
「このまま無理矢理通りたいなら、1回戦は私が相手になるよ?」
笑顔なのに目は笑っていない。そんな顔で一歩前に進み出るナマエ。
「「それはヤダ!!」」
「なら、ちゃんと師範代さんの所で教わってきな。じゃないと、ここは通れないし通さない。ね、イルミ」
「「イルミ?!」」
「何でバラしちゃうかなぁ」
ナマエの後ろに素顔のイルミが現れた。
「や。久しぶりだね、キル」
「またオレを連れ戻しに来たのか!?」
「違うよ。オレはナマエの付き添いみたいなもんだし。親父が許可出したんだろ?なら連れ戻す必要もない」
「私等3人相手に、無理矢理突破はできないでしょ?」
ナマエの冷徹な笑みに、ゴンとキルアは後退した。
「もし……今日登録出来なかったとしたら、オレ達どうなるの?」
ゴンは案内係に説明を求めた。
結果、ゴンは1階からの再挑戦、キルアは参加自体不可能との答えが返ってきた。
「ひとまず……退いて、0時までに戻ってこれるかい?ここに」
ゴンとキルアからは迷いの色が消えていた。
「君次第だ」
時刻は20時半を過ぎようとしていた。
それから2時間弱、ナマエとイルミはヒソカと共にゴンとキルアを待った。
「……来たね」
「!」
2人が来た事を確認し、3人は殺気を込めたオーラを放つ。
【纏】を覚えた2人は、今度は怖気づく事も無く進んできた。
「「「200階クラスへようこそ」」♥」
「【洗礼】は受けずに済みそうだね♦」
「【洗礼】をしなくて済んで良かったよ」
クツクツ笑いながら訊くヒソカに、2人は身構えた。
「なんてね♥もちろん偶然なんかじゃなく、キミ達を待ってた♦電脳ネットでチケットを手配しただろう?あれはちょっとした操作で誰が何処へいつ行くのかが簡単に検索できるんだ♣あとは私用船で先回りして空港で待ち、後を尾けた♥まあ、ここに来るのは予想できたがね♦そこで、ここの先輩としてキミ達に忠告しよう♥このフロアに足を踏み入れるのは、まだ早い♠」
ヒソカが手を振ると、ゴンとキルアはヒソカのオーラで後ろに飛ばされかけた。
「どの位早いかは、キミ達次第♦」
床に座りながら、ヒソカは続けた。
「出直したまえ♣とにかく今は早い♦」
「ざけんな!せっかくここまで来たのに……」
「……!!」
「通さないよ♠ってか、通れないだろ?」
ヒソカが手を翳しただけで、ゴンとキルアは言い知れない空気に覆われた。
「「ぐっ……」」
「ヒソカ、あんまり苛めないであげてよ」
クスクス笑いながら、ヒソカの横からナマエが姿を現した。
「ナマエさん!?」
「何でお前までここにいるんだよ?!」
「ちょっとした指令でね。今ここで闘ってるの」
「指令??」
「そ。キルアのお父さんからここで闘って来いって言われたんだよ」
「何考えてんだよ、親父のヤツ……」
「何でナマエさんは平気でいられるの??!」
「それを教えるのは私の役目じゃないなぁ。ね――師範代さん?」
「気付かれてましたか……無理は止めなさい、2人共。彼等の念に対し、君達はあまりに無防備だ。極寒の地で全裸で凍えながら、何故辛いのか解っていない様な物。これ以上心身に負担を掛けると死にかねないよ」
「これが【燃】だと!?あいつが『通さない』って思うだけでこうなるってのか!?ウソつけ!!」
キルアがウイングに食って掛かる。
「はい。あれはウソ(みたいなもん)です」
「やっぱりか」
ウイングは平然としているが、ゴンとキルアは緊張状態でいた。
「本当の【念】について教えます。だからひとまずここから退散しましょう」
「師範代さんに【念】を教わってからおいで。ちゃんと待っててあげるから」
殺気を放ちながらもナマエは続けた。
「このまま無理矢理通りたいなら、1回戦は私が相手になるよ?」
笑顔なのに目は笑っていない。そんな顔で一歩前に進み出るナマエ。
「「それはヤダ!!」」
「なら、ちゃんと師範代さんの所で教わってきな。じゃないと、ここは通れないし通さない。ね、イルミ」
「「イルミ?!」」
「何でバラしちゃうかなぁ」
ナマエの後ろに素顔のイルミが現れた。
「や。久しぶりだね、キル」
「またオレを連れ戻しに来たのか!?」
「違うよ。オレはナマエの付き添いみたいなもんだし。親父が許可出したんだろ?なら連れ戻す必要もない」
「私等3人相手に、無理矢理突破はできないでしょ?」
ナマエの冷徹な笑みに、ゴンとキルアは後退した。
「もし……今日登録出来なかったとしたら、オレ達どうなるの?」
ゴンは案内係に説明を求めた。
結果、ゴンは1階からの再挑戦、キルアは参加自体不可能との答えが返ってきた。
「ひとまず……退いて、0時までに戻ってこれるかい?ここに」
ゴンとキルアからは迷いの色が消えていた。
「君次第だ」
時刻は20時半を過ぎようとしていた。
それから2時間弱、ナマエとイルミはヒソカと共にゴンとキルアを待った。
「……来たね」
「!」
2人が来た事を確認し、3人は殺気を込めたオーラを放つ。
【纏】を覚えた2人は、今度は怖気づく事も無く進んできた。
「「「200階クラスへようこそ」」♥」
「【洗礼】は受けずに済みそうだね♦」
「【洗礼】をしなくて済んで良かったよ」