G・I
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「チッ。化けモンか、てめェ……!【円】を使ってるわけでもねェのに」
「くくくく、とっても楽しいバトルを終えたばかりでさ♥ボク、今感度ビンビンなんだよね……♪この猛りを静めるために、見ず知らずの人間なら壊してもいいかなって気分なんだけどね……?」
「くそっ」
「出といで!!」
「僕の【絶】、ヘタだった?」
「いいえ、完璧だったわ」
「ヒソカの感覚がハンパねーだけだ。こいつは団員ナンバー4。つまりてめーの抜け番だ」
「名前はカルト。どうやったかは言えない。でも、確かに僕の能力とナマエ姉様の情報で見つけた」
「ナマエも咬んでたのかい?」
「まぁね」
「そ……♦キミも美味そうだ……♥」
「……」
「気ィつけろ」
「アイツ何でもいけるから」
「ヒソカ、必ず成功させろよ」
「キミ達くどいね♠させるさ、ボクのためにね♦」
「カルト、よく見つけたね」
カルトの頭を撫でながら、ナマエは笑顔でカルトを見た。
「うん。ナマエ姉様に言われた通りにしたら、見つけられた」
「そう。それは良かった」
「どういう意味?」
「戻ったら説明するよ」
「分かった。カルト、旅団にいても【訓練】は怠らないでね」
「はい、イルミ兄様」
イルミもカルトの頭を軽く撫でて言った。
マチとヒソカが暫く話していたかと思うと、ヒソカは徐ろに立ち上がってナマエとイルミを見遣った。
「キミ達はどうするんだい?」
「この島から出るよ、“離脱”でね」
「そ……♣ナマエと離れると寂しいな♠」
「そういうのは、【大事な人】にだけ言いなよ」
「ナマエはオレのだから」
「妬けるなァ♦」
イルミに抱き締められているナマエを見て、ヒソカはクツクツと笑っている。
「ねェ、ナマエ♠」
「何?」
「もし先にボクがキミに告白してたら――ボクと付き合ってくれてたかい?」
「ん~……」
暫し無言で考えるナマエに、イルミは不安になっていた。
「それはないや。私にはヒソカの変態思考は理解出来ないし、したくもない」
「イルミの【教育方針】は理解出来るのかい?」
「ううん。理解してないし、するつもりもないよ」
「なら――」
『何故?』と続けようとしたヒソカだが、ナマエの表情を見て止めた。
「今の私があるのも、ヒソカが気に入ってる私が居るのも、全部イルミのおかげだから」
綺麗に微笑みながら、ナマエは『だからヒソカと付き合う事は一生無い』と言い切った。
「ヒソカ、そういう事だから。ナマエにもう手を出さないで」
抱き締める腕に力を入れたイルミを見て、ヒソカはクツクツと笑った。
「イチャつくなら、ボクのいない所でしておくれ♦」
ヒソカ達と別れたナマエとイルミは、ナマエが入手した“離脱”でゲームからキルアの部屋へと帰還した。
「ナマエ」
「ん?」
「有難う」
「何が?」
「さっきの言葉……嬉しかった」
後ろからナマエを抱き締めながら、イルミはその首筋に顔を埋めた。
「ん。本当の事だからね」
「うん。有難う」
「どういたしまして」
こうして2人はG・Iでの日々を終了させた。
「くくくく、とっても楽しいバトルを終えたばかりでさ♥ボク、今感度ビンビンなんだよね……♪この猛りを静めるために、見ず知らずの人間なら壊してもいいかなって気分なんだけどね……?」
「くそっ」
「出といで!!」
「僕の【絶】、ヘタだった?」
「いいえ、完璧だったわ」
「ヒソカの感覚がハンパねーだけだ。こいつは団員ナンバー4。つまりてめーの抜け番だ」
「名前はカルト。どうやったかは言えない。でも、確かに僕の能力とナマエ姉様の情報で見つけた」
「ナマエも咬んでたのかい?」
「まぁね」
「そ……♦キミも美味そうだ……♥」
「……」
「気ィつけろ」
「アイツ何でもいけるから」
「ヒソカ、必ず成功させろよ」
「キミ達くどいね♠させるさ、ボクのためにね♦」
「カルト、よく見つけたね」
カルトの頭を撫でながら、ナマエは笑顔でカルトを見た。
「うん。ナマエ姉様に言われた通りにしたら、見つけられた」
「そう。それは良かった」
「どういう意味?」
「戻ったら説明するよ」
「分かった。カルト、旅団にいても【訓練】は怠らないでね」
「はい、イルミ兄様」
イルミもカルトの頭を軽く撫でて言った。
マチとヒソカが暫く話していたかと思うと、ヒソカは徐ろに立ち上がってナマエとイルミを見遣った。
「キミ達はどうするんだい?」
「この島から出るよ、“離脱”でね」
「そ……♣ナマエと離れると寂しいな♠」
「そういうのは、【大事な人】にだけ言いなよ」
「ナマエはオレのだから」
「妬けるなァ♦」
イルミに抱き締められているナマエを見て、ヒソカはクツクツと笑っている。
「ねェ、ナマエ♠」
「何?」
「もし先にボクがキミに告白してたら――ボクと付き合ってくれてたかい?」
「ん~……」
暫し無言で考えるナマエに、イルミは不安になっていた。
「それはないや。私にはヒソカの変態思考は理解出来ないし、したくもない」
「イルミの【教育方針】は理解出来るのかい?」
「ううん。理解してないし、するつもりもないよ」
「なら――」
『何故?』と続けようとしたヒソカだが、ナマエの表情を見て止めた。
「今の私があるのも、ヒソカが気に入ってる私が居るのも、全部イルミのおかげだから」
綺麗に微笑みながら、ナマエは『だからヒソカと付き合う事は一生無い』と言い切った。
「ヒソカ、そういう事だから。ナマエにもう手を出さないで」
抱き締める腕に力を入れたイルミを見て、ヒソカはクツクツと笑った。
「イチャつくなら、ボクのいない所でしておくれ♦」
ヒソカ達と別れたナマエとイルミは、ナマエが入手した“離脱”でゲームからキルアの部屋へと帰還した。
「ナマエ」
「ん?」
「有難う」
「何が?」
「さっきの言葉……嬉しかった」
後ろからナマエを抱き締めながら、イルミはその首筋に顔を埋めた。
「ん。本当の事だからね」
「うん。有難う」
「どういたしまして」
こうして2人はG・Iでの日々を終了させた。