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(この8人……戦闘レベルは申し分なし。面白くなってきたな。オイお前等。適当に負けていいぞ。後はアレがやる)
(了解)
「待てよ。もうアンタの指図は受けねェよ。ここからは好きにやらせて貰うぜ」
「おい!」
「小僧。表、出ろ。てめェにやられた火傷が疼いて仕方ねーんだ」
海賊の1人がキルアに食って掛かる。
「表?土俵の間違いじゃないの」
「遊びは終わりだ。なんなら、ここで殺してやろうか?」
「おい、ボポボ」
「そいつは契約違反だな。ムショに逆戻りだぜ、ボポボ」
「知ったことかよ。このクソゲームに付き合うのも、もう止めだ!!」
「「?」」
「オレに乗る奴はいねーのか!?全員でかかれば、あんな野郎一捻りだぜ。あとは船でも何でも使って、島を脱出すればいいんだ!!」
ボポボの言葉に、レイザーは無言で念弾を放った。
その念弾で、ボポボは頭を破壊され死に至った。
その場にいた全員が無言となってしまう。
「タブーを破ったら厳罰……こいつに言って無かったか?」
「い……いやちゃんと…………」
「ふん……殺されはしないとタカくくってたか、バカが!」
レイザーの言葉と行動に、帰りたいだけ組は竦み上がった。
「よし。次はオレがやろう」
「何だよ。あいつ等仲間同士で殺し合ってるじゃねーか」
「やばいよ。やばいって」
「ちょっと、やばいじゃねーかよ。あんな連中と戦えないよ!!」
「いや、待ってくれ。戦うのはオレ達だけだ」
「説明しただろう?オレ達11人で8勝出来なかった場合、あんた達は戦わずリタイヤしてくれればいい」
ゴレイヌとツェズゲラの説明に、再三確認する帰りたいだけ組。
「はぁ……」
「どうしたの?」
「面倒クセェ……」
苛つきながら溜息を吐くナマエを、イルミは心配そうに見ていた。
「何であんな奴等が【念】使えるの?何で【ハンター】名乗ってるの?理解できないし、したくないわ、もう!」
「ちょっと落ち着こうか、ナマエ」
「落ち着いてるよ、イルミ。ちょっと胸糞悪くなってるだけ」
イルミの目を見つめ返すナマエだが、その瞳は冷徹な光を宿していた。
相撲はこちらの不戦勝となり、4勝となった所でレイザーが宣言した。
「さて……オレのテーマは、8人ずつで戦う……ドッジボールだ!!」
「!?」
「8人……!!メンバーを選んでくれ。こっちはもう、決まっているからな」
「ちょっと待てよ!!勝敗はどう決めるんだ?」
「1人1勝なんだろ!?」
「ああ。1人1勝だ。だから勝負に勝った方に8勝入る。簡単だろ?」
「…………」
「そういう事か」
「えげつないねぇ……」
「ナマエ?」
「実にえげつないやり方……気に食わないなぁ」
ニヤニヤ笑いながら、ナマエは呟いていた。
「オ、オレは嫌だぜ!!現実に戻れなくてもいい」
「オレもだ。あんな奴と闘うなんてまっぴらだ!!」
「オレも、もう帰るよ」
帰りたいだけ組がレイザーに恐れをなして、弱腰になっている。
「お、おい。闘らなくていいって言ってるだろう!!」
言い争いが始まる。それを見て、ナマエはただ笑みを湛え続ける。
「オレ達だけでやろうよ」
そこにゴンが発言した事で空気が変わった。
「命がけなんだから、やれる人だけでやろう」
「さんせ~い。ここまで来て、命乞いする様なヤツ等と同類だと思われたくないしねー」
「そう言う意味じゃないよ!ナマエさん!!」
ナマエの一言がゴンの怒りを煽った。
「……!」
「ゲームの……キャラクターにこんな事言っても仕方ないけど」
「…………」
「仲間だったんだろ?ボポボって人が殺されなきゃいけない程の何をしたっていうんだ!!」
「強盗殺人。強姦殺人。確定しているだけで11件だったかな」
「!?」
「殺人は頂けないね……特に――【強姦】は」
ナマエの笑みが深くなる。
「【現実】だよ、ここは♣」
「え?」
(了解)
「待てよ。もうアンタの指図は受けねェよ。ここからは好きにやらせて貰うぜ」
「おい!」
「小僧。表、出ろ。てめェにやられた火傷が疼いて仕方ねーんだ」
海賊の1人がキルアに食って掛かる。
「表?土俵の間違いじゃないの」
「遊びは終わりだ。なんなら、ここで殺してやろうか?」
「おい、ボポボ」
「そいつは契約違反だな。ムショに逆戻りだぜ、ボポボ」
「知ったことかよ。このクソゲームに付き合うのも、もう止めだ!!」
「「?」」
「オレに乗る奴はいねーのか!?全員でかかれば、あんな野郎一捻りだぜ。あとは船でも何でも使って、島を脱出すればいいんだ!!」
ボポボの言葉に、レイザーは無言で念弾を放った。
その念弾で、ボポボは頭を破壊され死に至った。
その場にいた全員が無言となってしまう。
「タブーを破ったら厳罰……こいつに言って無かったか?」
「い……いやちゃんと…………」
「ふん……殺されはしないとタカくくってたか、バカが!」
レイザーの言葉と行動に、帰りたいだけ組は竦み上がった。
「よし。次はオレがやろう」
「何だよ。あいつ等仲間同士で殺し合ってるじゃねーか」
「やばいよ。やばいって」
「ちょっと、やばいじゃねーかよ。あんな連中と戦えないよ!!」
「いや、待ってくれ。戦うのはオレ達だけだ」
「説明しただろう?オレ達11人で8勝出来なかった場合、あんた達は戦わずリタイヤしてくれればいい」
ゴレイヌとツェズゲラの説明に、再三確認する帰りたいだけ組。
「はぁ……」
「どうしたの?」
「面倒クセェ……」
苛つきながら溜息を吐くナマエを、イルミは心配そうに見ていた。
「何であんな奴等が【念】使えるの?何で【ハンター】名乗ってるの?理解できないし、したくないわ、もう!」
「ちょっと落ち着こうか、ナマエ」
「落ち着いてるよ、イルミ。ちょっと胸糞悪くなってるだけ」
イルミの目を見つめ返すナマエだが、その瞳は冷徹な光を宿していた。
相撲はこちらの不戦勝となり、4勝となった所でレイザーが宣言した。
「さて……オレのテーマは、8人ずつで戦う……ドッジボールだ!!」
「!?」
「8人……!!メンバーを選んでくれ。こっちはもう、決まっているからな」
「ちょっと待てよ!!勝敗はどう決めるんだ?」
「1人1勝なんだろ!?」
「ああ。1人1勝だ。だから勝負に勝った方に8勝入る。簡単だろ?」
「…………」
「そういう事か」
「えげつないねぇ……」
「ナマエ?」
「実にえげつないやり方……気に食わないなぁ」
ニヤニヤ笑いながら、ナマエは呟いていた。
「オ、オレは嫌だぜ!!現実に戻れなくてもいい」
「オレもだ。あんな奴と闘うなんてまっぴらだ!!」
「オレも、もう帰るよ」
帰りたいだけ組がレイザーに恐れをなして、弱腰になっている。
「お、おい。闘らなくていいって言ってるだろう!!」
言い争いが始まる。それを見て、ナマエはただ笑みを湛え続ける。
「オレ達だけでやろうよ」
そこにゴンが発言した事で空気が変わった。
「命がけなんだから、やれる人だけでやろう」
「さんせ~い。ここまで来て、命乞いする様なヤツ等と同類だと思われたくないしねー」
「そう言う意味じゃないよ!ナマエさん!!」
ナマエの一言がゴンの怒りを煽った。
「……!」
「ゲームの……キャラクターにこんな事言っても仕方ないけど」
「…………」
「仲間だったんだろ?ボポボって人が殺されなきゃいけない程の何をしたっていうんだ!!」
「強盗殺人。強姦殺人。確定しているだけで11件だったかな」
「!?」
「殺人は頂けないね……特に――【強姦】は」
ナマエの笑みが深くなる。
「【現実】だよ、ここは♣」
「え?」