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「なら、まだボクにもチャンスがあるワケだ♥」
「……どういう関係があるんですかね?ヒソカさん」
「ボクのテクニックで、ボク以外見えなくしてあげるよ♥」
「……ヒソカってさ、ナルちゃんでしょ?」
「ナルちゃん?何だい?ソレ♣」
「ナルシストのナルちゃん!」
ビシッっとヒソカを指差しながら、ナマエは言い切った。
それを見て、イルミとヒソカは声を出して笑っている。
「確かに、ヒソカはナルシストだよね」
「くっくっくっ♦ナマエには見抜かれてたか♠」
「何がおかしいの!?」
一人疑問符を浮かべるナマエを置いて、ヒソカはイルミを見た。
「で、フィンクスからボクを探してるって聞いたけど……♣何の用だい?」
「用があるのはオレじゃなく、ナマエ」
「ヘェ~……♦ナマエのお願いならボク、何でも利いちゃうかも♥」
背筋に冷たい物が流れるのを感じたナマエは、またイルミの背後に隠れてその衣服を握りしめた。
「酷いなァ♣ボク、ナマエの事本気なのに♥」
「どの口で言うか!!」
「この口♥」
ヒソカは自身の唇を指で触りながら、ニンマリと笑った。
「きしょい!」
「憎まれ口叩くナマエも可愛いよ♥」
「……イルミ、判断誤ったかもしんない」
項垂れるナマエの頭を優しく撫でながら、イルミはヒソカを見つめる。
「オレのナマエに変な事言わないでよ。これでも、ナマエは繊細なんだから」
「ふ~ん♦ますます興味が湧いたよ♠」
「もういい……」
力なく項垂れるナマエを見て、イルミは再度溜息を吐いた。
「で、ヒソカは何の用?」
「キミ達に会いに来たのさ♥」
「オレ達に?何で?」
「さっきも言ったろ?フィンクスに聞いたって♦」
「……」
「別に、今すぐナマエをどうかしようとは思ってないよ♣」
「本当かなぁ……」
「イルミ、もう諦めよう!?コイツを疑った所で話は進まないよ……」
「ナマエがそう言うなら、オレは別に構わないけど」
優しくナマエの髪を梳きながら、イルミはどこか腑に落ちないといった声音で答えた。
「で、ボクに何の用なんだい?ナマエ♠」
急に真剣な表情になったヒソカに、ナマエも真剣な表情で話しだした。
「実は【お願い】があってね――」
「ヘェ……♦それは面白そうだ」
ナマエとイルミがヒソカと行動を共にする様になって約2週間。ヒソカが水浴びをしていると、大きな金属音を鳴らしながらゴン達がやって来た。
(“同行”使ったな……)
離れた場所からそれを見ていたナマエは、ヒソカ達の元へと近付く。
「おやおや……♦これは予期せぬお客さんだ♥」
「「ヒソカ!?」」
「久しぶり♥」
ヒソカからは禍々しいオーラが放たれ始めた。
それを感じ取ったゴンとキルアは、すかさず臨戦態勢になった。
「くくくくく、やっぱりそうだ♥臨戦態勢になると、よく判る……♣随分成長したんじゃないかい?良い師に巡り会えたようだね♥」
ヒソカを中心に、泉の水がさざめき出す。
「ボクの見込んだ通り……キミ達はどんどん美味しく実る……♥」
「~~~~~何なんだ、この変態ヤローは。まさかこいつが本物のクロロか!?」
「いや、違うんだけど」
「キミかい、彼等のセンセーは?……」
(いや……そんな感じじゃないな♠)
ビスケからの視線を感じたヒソカは、その双眼をビスケへと向ける。
それに気付いたビスケは、慌ててヒソカから視線を外し逃げる。
(彼女か……恐らく変化系だな♣どことなく、同じニオイを感じる♦)
「ヒソカ、あまり苛めないであげてよ」
クスクスと笑いながら、木陰からナマエは姿を現した。
「ナマエさん!?」
「何してんだよ!ナマエがいるって事は……」
「や。久しぶり、キル」
「……どういう関係があるんですかね?ヒソカさん」
「ボクのテクニックで、ボク以外見えなくしてあげるよ♥」
「……ヒソカってさ、ナルちゃんでしょ?」
「ナルちゃん?何だい?ソレ♣」
「ナルシストのナルちゃん!」
ビシッっとヒソカを指差しながら、ナマエは言い切った。
それを見て、イルミとヒソカは声を出して笑っている。
「確かに、ヒソカはナルシストだよね」
「くっくっくっ♦ナマエには見抜かれてたか♠」
「何がおかしいの!?」
一人疑問符を浮かべるナマエを置いて、ヒソカはイルミを見た。
「で、フィンクスからボクを探してるって聞いたけど……♣何の用だい?」
「用があるのはオレじゃなく、ナマエ」
「ヘェ~……♦ナマエのお願いならボク、何でも利いちゃうかも♥」
背筋に冷たい物が流れるのを感じたナマエは、またイルミの背後に隠れてその衣服を握りしめた。
「酷いなァ♣ボク、ナマエの事本気なのに♥」
「どの口で言うか!!」
「この口♥」
ヒソカは自身の唇を指で触りながら、ニンマリと笑った。
「きしょい!」
「憎まれ口叩くナマエも可愛いよ♥」
「……イルミ、判断誤ったかもしんない」
項垂れるナマエの頭を優しく撫でながら、イルミはヒソカを見つめる。
「オレのナマエに変な事言わないでよ。これでも、ナマエは繊細なんだから」
「ふ~ん♦ますます興味が湧いたよ♠」
「もういい……」
力なく項垂れるナマエを見て、イルミは再度溜息を吐いた。
「で、ヒソカは何の用?」
「キミ達に会いに来たのさ♥」
「オレ達に?何で?」
「さっきも言ったろ?フィンクスに聞いたって♦」
「……」
「別に、今すぐナマエをどうかしようとは思ってないよ♣」
「本当かなぁ……」
「イルミ、もう諦めよう!?コイツを疑った所で話は進まないよ……」
「ナマエがそう言うなら、オレは別に構わないけど」
優しくナマエの髪を梳きながら、イルミはどこか腑に落ちないといった声音で答えた。
「で、ボクに何の用なんだい?ナマエ♠」
急に真剣な表情になったヒソカに、ナマエも真剣な表情で話しだした。
「実は【お願い】があってね――」
「ヘェ……♦それは面白そうだ」
ナマエとイルミがヒソカと行動を共にする様になって約2週間。ヒソカが水浴びをしていると、大きな金属音を鳴らしながらゴン達がやって来た。
(“同行”使ったな……)
離れた場所からそれを見ていたナマエは、ヒソカ達の元へと近付く。
「おやおや……♦これは予期せぬお客さんだ♥」
「「ヒソカ!?」」
「久しぶり♥」
ヒソカからは禍々しいオーラが放たれ始めた。
それを感じ取ったゴンとキルアは、すかさず臨戦態勢になった。
「くくくくく、やっぱりそうだ♥臨戦態勢になると、よく判る……♣随分成長したんじゃないかい?良い師に巡り会えたようだね♥」
ヒソカを中心に、泉の水がさざめき出す。
「ボクの見込んだ通り……キミ達はどんどん美味しく実る……♥」
「~~~~~何なんだ、この変態ヤローは。まさかこいつが本物のクロロか!?」
「いや、違うんだけど」
「キミかい、彼等のセンセーは?……」
(いや……そんな感じじゃないな♠)
ビスケからの視線を感じたヒソカは、その双眼をビスケへと向ける。
それに気付いたビスケは、慌ててヒソカから視線を外し逃げる。
(彼女か……恐らく変化系だな♣どことなく、同じニオイを感じる♦)
「ヒソカ、あまり苛めないであげてよ」
クスクスと笑いながら、木陰からナマエは姿を現した。
「ナマエさん!?」
「何してんだよ!ナマエがいるって事は……」
「や。久しぶり、キル」