約束
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「『約束』本当に守ってくれてたんだね♥」
ある日いきなり、ヒソカはナマエに向かって嬉しそうに抱きつきながら言った。
「当たり前でしょ?ヒソカがちゃんと守ってくれてるんだから、私だって『約束』は守るよ」
ナマエがヒソカと『約束』を交わしたのは、今から1ヶ月ほど前の事である。
ヒソカから【少しでも身体に悪い薬は飲まないで欲しい】と言われ、ヒソカがきちんと避妊に協力する事を前提にした『約束』だった。
最初はナマエも半信半疑だった。
あのヒソカがきちんと『約束』を守るとは思えなかったから。
しかし、ナマエの思惑とは裏腹に、ヒソカは面倒臭がること無くきちんと避妊具を使用する様になっていた。
「でもさ、よく避妊具使うと快感が減るって言うけど……実際どうなの?」
「んー?ボクは心が満たされるからそんなに気にしてないよ♠」
「気にしてないって事は、やっぱ変わるんだ……」
「そりゃあ変わるさ♦でも、それなりの値段の避妊具を使えば、今までとそう変わらないよ♥」
「ふーん……」
ヒソカの答えに納得したのかどうかは解らないが、ナマエは黙ってヒソカの顔を見つめた。
「なんだい?」
「ヒソカってさ」
「うん♠」
「……やっぱいいや。何でも無い」
フイッと視線を反らし、ナマエはヒソカから離れようとした。
「気になるじゃないか♣」
自身から離れていこうとするナマエを、ヒソカは後ろから抱きとめた。
「ボクをヤキモキさせて、楽しいのかい?」
ナマエの耳元で囁くヒソカ。そんな彼の行動に、ナマエは小さく息を吐いた。
「くだらない事だから、言う必要無いって」
「それはボクが決める事だ♦」
抱き締める腕の力を緩め、ナマエの顔を正面から見つめるヒソカ。
「本当にくだらない事だから」
「いいから、言ってごらんよ♠」
「……変態思考のヒソカが、まさか本当に避妊してくれるとは思ってなかっただけ」
「くくくっ♠」
「ほら、くだらないでしょ?解ったら離して」
身を捩るナマエを離さないとばかりに、腕に力を込めるヒソカ。
「ボクが変態なのは認めるけど……わざわざ恋人との『約束』を反故にして、嫌われる様な事するとでも思ってたのかい?」
「いや……それは…………」
「罰として、今日はたっぷり可愛がってあげるよ♥」
耳元で甘く囁くヒソカに、ナマエはそれもいいかもしれないと一瞬だけ思った。
「あ、でもちゃんと避妊はするから安心してね♥」
ある日いきなり、ヒソカはナマエに向かって嬉しそうに抱きつきながら言った。
「当たり前でしょ?ヒソカがちゃんと守ってくれてるんだから、私だって『約束』は守るよ」
ナマエがヒソカと『約束』を交わしたのは、今から1ヶ月ほど前の事である。
ヒソカから【少しでも身体に悪い薬は飲まないで欲しい】と言われ、ヒソカがきちんと避妊に協力する事を前提にした『約束』だった。
最初はナマエも半信半疑だった。
あのヒソカがきちんと『約束』を守るとは思えなかったから。
しかし、ナマエの思惑とは裏腹に、ヒソカは面倒臭がること無くきちんと避妊具を使用する様になっていた。
「でもさ、よく避妊具使うと快感が減るって言うけど……実際どうなの?」
「んー?ボクは心が満たされるからそんなに気にしてないよ♠」
「気にしてないって事は、やっぱ変わるんだ……」
「そりゃあ変わるさ♦でも、それなりの値段の避妊具を使えば、今までとそう変わらないよ♥」
「ふーん……」
ヒソカの答えに納得したのかどうかは解らないが、ナマエは黙ってヒソカの顔を見つめた。
「なんだい?」
「ヒソカってさ」
「うん♠」
「……やっぱいいや。何でも無い」
フイッと視線を反らし、ナマエはヒソカから離れようとした。
「気になるじゃないか♣」
自身から離れていこうとするナマエを、ヒソカは後ろから抱きとめた。
「ボクをヤキモキさせて、楽しいのかい?」
ナマエの耳元で囁くヒソカ。そんな彼の行動に、ナマエは小さく息を吐いた。
「くだらない事だから、言う必要無いって」
「それはボクが決める事だ♦」
抱き締める腕の力を緩め、ナマエの顔を正面から見つめるヒソカ。
「本当にくだらない事だから」
「いいから、言ってごらんよ♠」
「……変態思考のヒソカが、まさか本当に避妊してくれるとは思ってなかっただけ」
「くくくっ♠」
「ほら、くだらないでしょ?解ったら離して」
身を捩るナマエを離さないとばかりに、腕に力を込めるヒソカ。
「ボクが変態なのは認めるけど……わざわざ恋人との『約束』を反故にして、嫌われる様な事するとでも思ってたのかい?」
「いや……それは…………」
「罰として、今日はたっぷり可愛がってあげるよ♥」
耳元で甘く囁くヒソカに、ナマエはそれもいいかもしれないと一瞬だけ思った。
「あ、でもちゃんと避妊はするから安心してね♥」