感想②電子と融合する表現
舞台美術について、影片のセンスが前面に出されたものに変化した。影片が最終的に用いたのは大量のブラウン管テレビであり、これは現実ではナム・ジュン・パイクという芸術家が生涯のテーマにしたものである(名前で検索すると作品の写真が出る)。
影片があんスタ世界のナム・ジュン・パイクになっている可能性も否定できないが、今時、ブラウン管テレビを大量に集めて新しい表現をしようとすることに「新しさ」を見出すことは厳しいと感じた。
また、ブラウン管テレビを並べてそれっぽくする表現については「MVあるある」をテーマにした岡崎体育氏の楽曲「MUSIC VIDEO」でもネタにされている(1:20)。それもあり、個人としては「なんでこんなにも陳腐な電子表現なんだ…」と軽く幻滅したのが正直なところだ。
影片があんスタ世界のナム・ジュン・パイクになっている可能性も否定できないが、今時、ブラウン管テレビを大量に集めて新しい表現をしようとすることに「新しさ」を見出すことは厳しいと感じた。
また、ブラウン管テレビを並べてそれっぽくする表現については「MVあるある」をテーマにした岡崎体育氏の楽曲「MUSIC VIDEO」でもネタにされている(1:20)。それもあり、個人としては「なんでこんなにも陳腐な電子表現なんだ…」と軽く幻滅したのが正直なところだ。