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天使の分け前

火曜日の昼、事務室で休憩する破魔矢実乃に、センチネルと名付けられた検索機が声をかけた。
「破魔矢様、お話したいことがあります。もし可能であれば今ポータブルモードを起動したいのですが」
「あらセンチネル、自分からとは珍しいのね。全く問題ないわ。起動して、ここに座って」破魔矢様は自分の隣の椅子を指差しながら言った。
「ありがとうございます…ポータブルモード起動完了。ロッカーから出ます」
ガチャ、というロッカーの音。センチネルは破魔矢の事務室へ降り立った。
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