霊能力者のΨ難
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私の名前はミョウジ ナマエ。普通の女子高生。
隣で歩いているのは幼馴染の斉木楠雄。超能力者。
言ってる意味がわからないかもしれないけど彼は凄い力の持ち主で、それを知ったのは幼い時。目の前で楠雄が浮いたり物を破壊してるからこの人はテレビの中からやって来たヒーローなのだと思ってた。
ゴホンッ…まあそれは置いておいて…この完璧超人にいつも助けられているから感謝している。
って、心の中でこんなことを思ってたらテレパシーで筒抜けなんだけどね。
《その通り、筒抜けだ。僕はテレビの中の人物ではないし、ヒーローでもない》
『わかってるよ〜。それより昨日変な人が家に来たんだって?大丈夫だった?』
《ああ。霊能力者だ》
『霊能力者?なにそれ?』
《幽霊を見たり話したりする事ができるらしい。僕もサイコメトリーでその様子を見たが、以外にもそこら中に幽霊はいるぞ》
『や、やだもう怖がらせないでよ』
ありのままを話しただけだ、と彼は涼しい顔でスタスタ歩いて行った。私は幽霊や心霊、ホラー映画なんかの類が苦手でそれを回避して生きてきたんだから。楠雄が言うと嘘なのか本当なのかわからない。
悶々としているうちに学校に着き、私はクラスの+組(にくみ)に入って行った。
「ねぇナマエ!今日このクラスに転校生が来るんだって!」
『へ〜、女子かな?男子かな?』
「イケメンだったらテンション上がるよね!」
『キャー!転校生とのラブストーリー始まっちゃったり!』
なんて他愛もない話をしていると先生が教室に入ってきて、早速転校生の紹介をした。先生が転校生に教室に入るよう促すと、その人はガラリと扉を開けて入ってきた。
「どうも、鳥束零太っス。今日からよろしくお願いします」
紫の髪に白いバンダナらしき物を付けている彼は確実にイケメンに入る部類だった。女子たちは盛り上がり、男子はなんだ男子かよと少し落胆していた。
私も胸の高鳴りを感じる。
隣で歩いているのは幼馴染の斉木楠雄。超能力者。
言ってる意味がわからないかもしれないけど彼は凄い力の持ち主で、それを知ったのは幼い時。目の前で楠雄が浮いたり物を破壊してるからこの人はテレビの中からやって来たヒーローなのだと思ってた。
ゴホンッ…まあそれは置いておいて…この完璧超人にいつも助けられているから感謝している。
って、心の中でこんなことを思ってたらテレパシーで筒抜けなんだけどね。
《その通り、筒抜けだ。僕はテレビの中の人物ではないし、ヒーローでもない》
『わかってるよ〜。それより昨日変な人が家に来たんだって?大丈夫だった?』
《ああ。霊能力者だ》
『霊能力者?なにそれ?』
《幽霊を見たり話したりする事ができるらしい。僕もサイコメトリーでその様子を見たが、以外にもそこら中に幽霊はいるぞ》
『や、やだもう怖がらせないでよ』
ありのままを話しただけだ、と彼は涼しい顔でスタスタ歩いて行った。私は幽霊や心霊、ホラー映画なんかの類が苦手でそれを回避して生きてきたんだから。楠雄が言うと嘘なのか本当なのかわからない。
悶々としているうちに学校に着き、私はクラスの+組(にくみ)に入って行った。
「ねぇナマエ!今日このクラスに転校生が来るんだって!」
『へ〜、女子かな?男子かな?』
「イケメンだったらテンション上がるよね!」
『キャー!転校生とのラブストーリー始まっちゃったり!』
なんて他愛もない話をしていると先生が教室に入ってきて、早速転校生の紹介をした。先生が転校生に教室に入るよう促すと、その人はガラリと扉を開けて入ってきた。
「どうも、鳥束零太っス。今日からよろしくお願いします」
紫の髪に白いバンダナらしき物を付けている彼は確実にイケメンに入る部類だった。女子たちは盛り上がり、男子はなんだ男子かよと少し落胆していた。
私も胸の高鳴りを感じる。
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