モブと路地裏に行く薫の話と📘📷
「撃退するんじゃなかったのか?」
「は、離れてくれない…?な?蒼汰?身動き取れなくなっちゃうって」
茹蛸薫
「身動き取れない様にしてるんだ」
「なん…」
「だから狙われるんだぞ。こうやって、首筋に触れられ」
「っ!!」
「撫でられ」
「やめ」
「弱点を探られ」
耳まで手をスルスルと上に上げる
「ひぇっ!!」
「確か弱かったな?耳。ピアス開けているからか」
「お、ま…え!!!調子に乗るんじゃない!!」
神宮寺君のぺしっと顔に手を当てる
「…それは抵抗してるつもりか?」
ハァ、やれやれという顔
「友達殴れねえだろ」
「友達以上」
「っ………あの、さ…前から気になってたんだけど……親友だったのか?俺達」
「さぁ、どうだろうな」
「…俺、お前の事マジでわかんなくってさ。でもスマホ見たら履歴はたくさん残ってるんだ。不思議だよな」
「不思議なのは俺を忘れたお前だろ」
「うぐっ!!!」(健忘症)
「後は自分より全てが勝る男に迫られてもこういう話題を出してくるお前も不思議だな」
「嫌みか!!っつーか、普段はこんなに身動き取れなくならないよ。自分のテリトリー内だから抜け道とか知ってるから、良い感じにアイツら撒いてきたし。実はこの今いる壁の後ろにも抜け道がある」
ホラ、と壁を押すと人一人分は入れるスペースが生まれる
「…今まではどうとでもなったよ。蒼汰、お前だけだよ!お前が何かこう、金縛りみたいなやつしてるんじゃないのか!」
「以前コンサートホールでアイツ(瀬戸)に迫られた時は逃げられなかっただろ」
「アレはだって!!」
(…?なんでだっけ…?靄がかかって思い出せない…)
「………………なんでその事知ってるんだ?」
「ハァ」
「お前さっきからため息つきすぎじゃないか」
「呆れてるだけだ」
「あーはいはい、そうですか~~。ホラ、帰るから退いて…」
と薫が神宮寺君の胸に右手を当てて押し返す感じ
の手を神宮寺君に捕まれる
「…あのー…蒼汰?サン?」
「…」
「え…と………………」
茹蛸薫再発
「……」
「なんか言って…」
「………」
「………ん?なんだアレ。」
「その手には乗らな…」
「なんか前見たエビフライ?」
バッと後ろを振り向く
隙にするりと薫が腕から抜ける
「お前」
「はは、お前そんな完璧そうな見た目してるのに…やっぱりエビフライ苦手なんだな。面白」
「面白くない」
「ごめんな、俺お前に迫られると動けなくなるみたい!だから今日は逃げる!!」
「は」
「じゃあなー!!」
「おい待て…」
ダッシュで逃げる
「……………はー…………顔あっつ…………」
恥ずかしさで頭が沸騰しそうだった
今まで男に、女に迫られても冷めた感情しかなかったのに
蒼汰の前だと上手く呼吸ができない
上手く躱せない
「なんなんだよアイツ…」
顔を直視するのすら難しい
逃れたくないと思ってしまった
「くそ、顔良いからだ!!きっとそうに違いない!!」
そうやって自分に無理やり言い聞かせながら走って家へと向かった。
「は、離れてくれない…?な?蒼汰?身動き取れなくなっちゃうって」
茹蛸薫
「身動き取れない様にしてるんだ」
「なん…」
「だから狙われるんだぞ。こうやって、首筋に触れられ」
「っ!!」
「撫でられ」
「やめ」
「弱点を探られ」
耳まで手をスルスルと上に上げる
「ひぇっ!!」
「確か弱かったな?耳。ピアス開けているからか」
「お、ま…え!!!調子に乗るんじゃない!!」
神宮寺君のぺしっと顔に手を当てる
「…それは抵抗してるつもりか?」
ハァ、やれやれという顔
「友達殴れねえだろ」
「友達以上」
「っ………あの、さ…前から気になってたんだけど……親友だったのか?俺達」
「さぁ、どうだろうな」
「…俺、お前の事マジでわかんなくってさ。でもスマホ見たら履歴はたくさん残ってるんだ。不思議だよな」
「不思議なのは俺を忘れたお前だろ」
「うぐっ!!!」(健忘症)
「後は自分より全てが勝る男に迫られてもこういう話題を出してくるお前も不思議だな」
「嫌みか!!っつーか、普段はこんなに身動き取れなくならないよ。自分のテリトリー内だから抜け道とか知ってるから、良い感じにアイツら撒いてきたし。実はこの今いる壁の後ろにも抜け道がある」
ホラ、と壁を押すと人一人分は入れるスペースが生まれる
「…今まではどうとでもなったよ。蒼汰、お前だけだよ!お前が何かこう、金縛りみたいなやつしてるんじゃないのか!」
「以前コンサートホールでアイツ(瀬戸)に迫られた時は逃げられなかっただろ」
「アレはだって!!」
(…?なんでだっけ…?靄がかかって思い出せない…)
「………………なんでその事知ってるんだ?」
「ハァ」
「お前さっきからため息つきすぎじゃないか」
「呆れてるだけだ」
「あーはいはい、そうですか~~。ホラ、帰るから退いて…」
と薫が神宮寺君の胸に右手を当てて押し返す感じ
の手を神宮寺君に捕まれる
「…あのー…蒼汰?サン?」
「…」
「え…と………………」
茹蛸薫再発
「……」
「なんか言って…」
「………」
「………ん?なんだアレ。」
「その手には乗らな…」
「なんか前見たエビフライ?」
バッと後ろを振り向く
隙にするりと薫が腕から抜ける
「お前」
「はは、お前そんな完璧そうな見た目してるのに…やっぱりエビフライ苦手なんだな。面白」
「面白くない」
「ごめんな、俺お前に迫られると動けなくなるみたい!だから今日は逃げる!!」
「は」
「じゃあなー!!」
「おい待て…」
ダッシュで逃げる
「……………はー…………顔あっつ…………」
恥ずかしさで頭が沸騰しそうだった
今まで男に、女に迫られても冷めた感情しかなかったのに
蒼汰の前だと上手く呼吸ができない
上手く躱せない
「なんなんだよアイツ…」
顔を直視するのすら難しい
逃れたくないと思ってしまった
「くそ、顔良いからだ!!きっとそうに違いない!!」
そうやって自分に無理やり言い聞かせながら走って家へと向かった。