第1章 新選組
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「…どういうことだ。詳しく話せ。」
その言葉とともに周りの空気も変わる。
うん、こっからどう切り返すか…
「まーちょっと夜の散歩を楽しんでたらあいつらと目が合ってね、ざっくり一太刀いかれたっていう…」
まあ嘘ではないけど大分端折っている。
ただこの話しぶりから、彼女が関係ないのだということにしたい。
「ち、違います!私が浪士に追われていて、助けを求めてこの人に話しかけたんです!そして路地に隠れたらあのひとたちがきて…!襲われそうだったところをかばってくださったんです!」
「つまり、あなた方お二人とも…すべて見ていたわけですね…?」
そう腹黒そうなお兄さんに言われる
はー…俺の努力って一体…
「ご、ごめんなさい…」
「おまえ、根が素直なんだろうな…」
そう赤髪のおにいさんに言われているあの子は申し訳なさそうにおろおろしている。
「これは殺しちゃうしかないんじゃないですかあ?」
「お上の人をむやみに殺してなんとする。」
綠目のお兄さんにそう上座に座るおじさんが返す。
「やだなあ、冗談ですって近藤さん。」
「…冗談に聞こえる冗談を言え。」
ふむ、あの人は近藤さんと言うのか…
「ボソッ)新選組の近藤勇みたい…」
「そうとも、この俺が近藤勇だ!」
…え?
「ここ新選組⁈」
「なんだ、気づいていなかったのか!では自己紹介をしよう!こっちが土方歳三で、こっちが…」
「近藤さん!何律儀に自己紹介してんだ。下手に情報を与えないでくれ。」
「おお、すまんトシ…」
近藤さん少ししょぼんとした表情を見せた。
「とりあえず!余計な話を聞かせるわけにはいかねえ。とりあえず部屋に突っ込んどけ。」
「御意。…行くぞ。」
「歩けねーってば!」
「そんなん根性で歩けよ!男だろ。」
そう犬みたいな子が言うと、そうだぞ!と筋肉が乗っかる。
「うるっせーな!私は女だドアホ―!」
その瞬間空気が止まった。
「「「「「「「「女あ?!」」」」」」」」
「え、誰も気づいて無かったの⁈」
その言葉とともに周りの空気も変わる。
うん、こっからどう切り返すか…
「まーちょっと夜の散歩を楽しんでたらあいつらと目が合ってね、ざっくり一太刀いかれたっていう…」
まあ嘘ではないけど大分端折っている。
ただこの話しぶりから、彼女が関係ないのだということにしたい。
「ち、違います!私が浪士に追われていて、助けを求めてこの人に話しかけたんです!そして路地に隠れたらあのひとたちがきて…!襲われそうだったところをかばってくださったんです!」
「つまり、あなた方お二人とも…すべて見ていたわけですね…?」
そう腹黒そうなお兄さんに言われる
はー…俺の努力って一体…
「ご、ごめんなさい…」
「おまえ、根が素直なんだろうな…」
そう赤髪のおにいさんに言われているあの子は申し訳なさそうにおろおろしている。
「これは殺しちゃうしかないんじゃないですかあ?」
「お上の人をむやみに殺してなんとする。」
綠目のお兄さんにそう上座に座るおじさんが返す。
「やだなあ、冗談ですって近藤さん。」
「…冗談に聞こえる冗談を言え。」
ふむ、あの人は近藤さんと言うのか…
「ボソッ)新選組の近藤勇みたい…」
「そうとも、この俺が近藤勇だ!」
…え?
「ここ新選組⁈」
「なんだ、気づいていなかったのか!では自己紹介をしよう!こっちが土方歳三で、こっちが…」
「近藤さん!何律儀に自己紹介してんだ。下手に情報を与えないでくれ。」
「おお、すまんトシ…」
近藤さん少ししょぼんとした表情を見せた。
「とりあえず!余計な話を聞かせるわけにはいかねえ。とりあえず部屋に突っ込んどけ。」
「御意。…行くぞ。」
「歩けねーってば!」
「そんなん根性で歩けよ!男だろ。」
そう犬みたいな子が言うと、そうだぞ!と筋肉が乗っかる。
「うるっせーな!私は女だドアホ―!」
その瞬間空気が止まった。
「「「「「「「「女あ?!」」」」」」」」
「え、誰も気づいて無かったの⁈」