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№01:あの頃とは違う自分
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持ち込み自由らしいので。
№01:あの頃とは違う自分
どうやら、まりもくんとは違うグループらしい。パツキンの彼について行き、着いた場所は、何だかだだっ広いコンクリートジャングル。パツキンの彼から巣立ち、スタート前に中へと入る。何となく、わかりやすいGOサインは来ないと勘が働いており、街の真ん中を目指してひたすら走る。
そして何処からともなく仮想敵(ヴィラン)がビルを破壊しながら私に集まって来る。
(……猫なら追いかけられたいけれど。こんなごついのは要らない)
そう思いつつ、やっとの思いで街の真ん中に着いた。少し開けた場所に一台のグランドピアノがある。一応これは私物なので先生方に運んでもらった。真ん中まで一人で走る事を条件に。
――さて、何を弾こうか。遠くではやっと他の人達が動き出したらしい。仮想敵が破壊される爆発音が此方まで聞こえて来た。
「こんだけ集まればいいでしょ」
他の人には申し訳ないが全体のほとんどを私が持ってきてしまったらしい。完全に囲まれてしまった。設置されたマイクに電源を入れて準備をする。これ以上近づかないでという意味を込めて。
深呼吸を一度して外界の音を遮断して精神を統一する。鍵盤に指を置いて一機の敵が襲いかかって来る瞬間に喉に神経を集中させる。
現実逃避P氏作詞・作曲・編曲したとおせんぼという曲。初音ミクが歌っているその曲は、かなりツンが多めの女の子の歌だ。
私なりの解釈では片思いの女の子が、いつまでも自分の気持ちに気付いてくれない焦りから、彼を遠ざける言葉を言ってしまう。
――本当はそんな言葉を言いたくはない。そんな自分の意志とは関係ないと言わんばかりに出てしまうのは”見ないで””手放して”
このもどかしさは少しだけズレるが私にも経験はある。もちろん、恋愛ではないけれど。
サビに入った瞬間、かなり高めの声を上げなければならないため、音割れしない程度に声を張り上げて歌う。フルバージョンでは限られた時間内で終わりそうもないので一番だけを歌いきり。