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7〈辛いときこそ〉
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そもそもモルガナは本名で呼び合う怪盗は間抜けだし、嫌だということ。
ちなみに、何故彼がジョーカーなのかというと、戦力的に『切り札』だからである。確かに、彼の戦い方は此方も目標や、お手本にしたいほど無駄のない洗練された動き、いち早く動ける判断力は正直すごいと思う。
「悪くない」ジョーカーは照れもせず、落ち着いた口調で「みんなの力になれるのなら」と続けた。
「決定だな!」
次に坂本くんのコードネームを決めることになったのだが、ボケなのか本気なのかモルガナは『ヤンキー』を提案した。
「ケンカ売ってんのか⁉ 自分で決めるわ!
フン……、俺つったらこのドクロマスクだろ?
いや、正直嫌いじゃねーよコレ? ドクロって英語でなんつーんだ?」
「聞くのかよ……。……『スカル』じゃないか?」
「お、いいんじゃね⁉ 俺『スカル』な!」
ジョーカー、スカル。そしてモルガナは略して『モナ』私は、見たまま『ナイト』で決まった。一人だけフルフェイスなのでそれも候補に挙がったが、私以外も今後いるかもしれないので却下した。
搬入口から城内へ侵入し、ホールへ移動していくと……。
「おい、見ろ! あれって……!」
ホールにはカモシダと数十人の兵士。耳をそばだててみると、どうやら警備を強化するらしい。懸賞金の如く、首を取ってきたらご褒美をやるという内容が伝わってきた。
「なあモナ、アイツぶっ飛ばせば、それで終わりなんじゃねーのか?」
「バカ! 見ろ、あの兵士の数。自殺行為だ。前ので懲りただろ。
それにオマエラはアイツに『罪』を告白させたいんだろ?
だったら、アイツを倒しても意味はない。欲望のオタカラを盗むんだ」
それに、実際に倒す=カモシダを殺すだと、廃人化させてしまう。現実の鴨志田に他にも何らかの影響があるのは間違いない。
今、やっている正義の行動が、悪の行動へと変わってしまう。多感な思春期という時期だ。大きく、深く傷が残るに決まっている。
オタカラは城の奥。今ホールにカモシダが出ているのだ。警備は手薄なはず。そう見込んで、行っていないもう一つの扉を開いて潜入を続ける。しかし、ちょうど見張りの背が見えて隠れる。モルガナが合図をして兵士を襲う。どうやらホールドアップの応用編のやり方について教えるようだ。
まず、迷いへ誘う少女の弱点であるエイハでダウンさせる。
〖マジ⁉ アンタがカモシダ様が言ってた侵入者……?
もう最悪……。アタシをどうするつもりなのよ!〗
此処で、金なり道具なりを要求すれば出してくれるというもの。フェアにいくため此方は敵を逃がす。ただし、交渉を失敗するとつけあがった敵は此方を攻撃してくる。つまりは交渉決裂。