カタカナ推奨
お揃いの服を着ないと出られない部屋
your neme
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旅の途中の宿屋にて。
コンコン。
軽めのノックをした後、少ししてガチャと扉が開き、クラウドが顔を覗かせた。
「カノンか、どうかしたか?」
「次に行くエリアの地図を買ってきたの。これで合ってるかな?確認して欲しいんだけど…」
私は手に持っていたマップを持って指を刺す。
「あ、ああ。確認しよう。」
「ありがとう、お邪魔するね。」
そう言ってクラウドの泊まっている部屋に入った。
クラウドの部屋は特に荷物が広がってるわけでもなく。窓際にバスターソードが立てかけられていた。
む。一人部屋だけど、相部屋の私より広いなぁ、なんて思いながらとりあえず、ソファに座った。
これだよ、とクラウドに地図を渡す。
クラウドは早速地図を広げて中身を確認して、少し眺めるとすぐたたみ出した。
「大丈夫だ、あってる。」
「よかったあ、何種類かあってね。少し迷ったんだ。」
ホッと胸を撫で下ろす。
にしてもこの部屋、ほんとに広いなぁ。
ベッドはクイーンサイズだし、割と大きなサイドテーブルや、みんなで話せそうなソファとローテーブルまである。
壁際には綺麗な細工が施されたクロゼットまである。
私はクロゼットの方に向かって歩きだした。
「クラウド、クロゼット使ってる?」
クラウドを見るとふるふると首を振っている。
綺麗だね、このクロゼット。
と言いながらガチャ、と開けると同時に眩い光に包まれた。
*****************
「ーーー…おい、大丈夫かっ?」
んん、と声を漏らし目を開けると心配そうな表情のクラウドが覗き込んでいる。
むくりと起きる。
はて、ここは。
目がまだチカチカする…
「クラウド、ここどこ?」
目を擦りながら周りを見渡すと、白い部屋に閉じ込められているようだ。
「俺もよくわからない。カノンが部屋のクロゼットを開けたらここにいた。」
ごめん、余計なことしたなぁ…と反省しつつ、部屋を見回すと1箇所だけ扉があった。
二人で駆け寄ると、扉の上に看板がかけてある。
【お揃いの服を着ないと出られない部屋】
しばしの沈黙。
お互い顔を見合わすと後ろからカシャンという音がした。
振り返ると今まで何もなかった部屋の真ん中にお店にあるようなハンガーラックが出現していて、そこに服が何種類か掛かっている。
近づいて見てみると、なにか違和感。
異国風なドレスや少しセクシーなもの…かわいいスカート。
…どれもこれも女の子用?
でも、どれもペアで掛かっている。サイズも私にちょうどよさそうなサイズともう一つは女の子には少し大きいだろうな、というサイズだ。
ふと、隣のクラウドを見るとみるみる顔色が青ざめていく。
そういえば、エアリスとティファに聞いたけどクラウド女装したことがあるって…
はっとしてクラウドに声をかける。
「クラウド、これ「"また"着るのかっっ!」
珍しく声を荒げるクラウド。頭を抱えて顔は苦悩に満ち満ちている。
…相当嫌なんだな、これ。
でも嫌でもここから出るにはお揃いの衣装を着なければ。
私は…
異国風なドレスを掴む ▷▶ 2ページ
メイド服を掴む ▷▶ 3ページ
んん?これは… ▷▶ 4ページ
コンコン。
軽めのノックをした後、少ししてガチャと扉が開き、クラウドが顔を覗かせた。
「カノンか、どうかしたか?」
「次に行くエリアの地図を買ってきたの。これで合ってるかな?確認して欲しいんだけど…」
私は手に持っていたマップを持って指を刺す。
「あ、ああ。確認しよう。」
「ありがとう、お邪魔するね。」
そう言ってクラウドの泊まっている部屋に入った。
クラウドの部屋は特に荷物が広がってるわけでもなく。窓際にバスターソードが立てかけられていた。
む。一人部屋だけど、相部屋の私より広いなぁ、なんて思いながらとりあえず、ソファに座った。
これだよ、とクラウドに地図を渡す。
クラウドは早速地図を広げて中身を確認して、少し眺めるとすぐたたみ出した。
「大丈夫だ、あってる。」
「よかったあ、何種類かあってね。少し迷ったんだ。」
ホッと胸を撫で下ろす。
にしてもこの部屋、ほんとに広いなぁ。
ベッドはクイーンサイズだし、割と大きなサイドテーブルや、みんなで話せそうなソファとローテーブルまである。
壁際には綺麗な細工が施されたクロゼットまである。
私はクロゼットの方に向かって歩きだした。
「クラウド、クロゼット使ってる?」
クラウドを見るとふるふると首を振っている。
綺麗だね、このクロゼット。
と言いながらガチャ、と開けると同時に眩い光に包まれた。
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「ーーー…おい、大丈夫かっ?」
んん、と声を漏らし目を開けると心配そうな表情のクラウドが覗き込んでいる。
むくりと起きる。
はて、ここは。
目がまだチカチカする…
「クラウド、ここどこ?」
目を擦りながら周りを見渡すと、白い部屋に閉じ込められているようだ。
「俺もよくわからない。カノンが部屋のクロゼットを開けたらここにいた。」
ごめん、余計なことしたなぁ…と反省しつつ、部屋を見回すと1箇所だけ扉があった。
二人で駆け寄ると、扉の上に看板がかけてある。
【お揃いの服を着ないと出られない部屋】
しばしの沈黙。
お互い顔を見合わすと後ろからカシャンという音がした。
振り返ると今まで何もなかった部屋の真ん中にお店にあるようなハンガーラックが出現していて、そこに服が何種類か掛かっている。
近づいて見てみると、なにか違和感。
異国風なドレスや少しセクシーなもの…かわいいスカート。
…どれもこれも女の子用?
でも、どれもペアで掛かっている。サイズも私にちょうどよさそうなサイズともう一つは女の子には少し大きいだろうな、というサイズだ。
ふと、隣のクラウドを見るとみるみる顔色が青ざめていく。
そういえば、エアリスとティファに聞いたけどクラウド女装したことがあるって…
はっとしてクラウドに声をかける。
「クラウド、これ「"また"着るのかっっ!」
珍しく声を荒げるクラウド。頭を抱えて顔は苦悩に満ち満ちている。
…相当嫌なんだな、これ。
でも嫌でもここから出るにはお揃いの衣装を着なければ。
私は…
異国風なドレスを掴む ▷▶ 2ページ
メイド服を掴む ▷▶ 3ページ
んん?これは… ▷▶ 4ページ