自己中心の主人公1、優柔不断の主人公2、おバカキャラの主人公3の名前設定となります。
vol.1 それなら僕と試合してみない?
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「あ、おはよう、九条さん」
「おはよう、大石君」
生徒会会議を終えた秋は自分の教室である3年2組に入ると、同じクラスの大石秀一郎と挨拶を交わした。
彼は何やら紙の束が持っているようで秋はそれに目がいき、一体何だろうと考えるのも束の間、大石がすぐに説明をしてくれた。
「先生に頼まれて家庭訪問の希望日アンケートのプリントを集めてるんだけど、九条さんはプリント持って来たかい?」
4月末に家庭訪問が行われるため、先週から担任の先生から家庭訪問する日時の希望用紙を貰っていた。
その提出が本日なので秋はすぐに思い出し、鞄からプリントを取り出して大石に渡す。
「はい。ごめんね、集めさせちゃって」
「気にしないでいいよ。頼まれたことで好きで引き受けたんだし。それよりも生徒会お疲れ様」
「うん、ありがとう大石君」
プリントを受け取った大石は「それじゃあ、先生に渡して来るよ」とアンケート用紙を持ったまま彼は教室から出て行く。
秋は目で追うと大石が廊下で手塚と会い、何やら話してるのを見た。
(手塚君だ)
今朝の会議でも色々と指示を出したり、生徒会長に相応しい発言の数々があった彼。そんな手塚は女子からの人気も高く、今も彼が廊下にいるだけでクラスの女子がそわそわし始める。
(私も手塚君みたいなしっかりした人間になりたいな)
秋は優柔不断な自分に嫌気が差していた。何でも迷ってしまって、大事な時ほどなかなか決断が出来ない。
そんな自分を変えたいと思ったのは手塚の存在を知ってからであった。
彼のように自信を持って、自分の道や他人の道をも導けるような存在になりたい。そう常々思っていたのだ。
だからこそそんな尊敬出来る手塚と一緒に生徒会の仕事が出来ることを光栄に感じていた。
「おはよう、大石君」
生徒会会議を終えた秋は自分の教室である3年2組に入ると、同じクラスの大石秀一郎と挨拶を交わした。
彼は何やら紙の束が持っているようで秋はそれに目がいき、一体何だろうと考えるのも束の間、大石がすぐに説明をしてくれた。
「先生に頼まれて家庭訪問の希望日アンケートのプリントを集めてるんだけど、九条さんはプリント持って来たかい?」
4月末に家庭訪問が行われるため、先週から担任の先生から家庭訪問する日時の希望用紙を貰っていた。
その提出が本日なので秋はすぐに思い出し、鞄からプリントを取り出して大石に渡す。
「はい。ごめんね、集めさせちゃって」
「気にしないでいいよ。頼まれたことで好きで引き受けたんだし。それよりも生徒会お疲れ様」
「うん、ありがとう大石君」
プリントを受け取った大石は「それじゃあ、先生に渡して来るよ」とアンケート用紙を持ったまま彼は教室から出て行く。
秋は目で追うと大石が廊下で手塚と会い、何やら話してるのを見た。
(手塚君だ)
今朝の会議でも色々と指示を出したり、生徒会長に相応しい発言の数々があった彼。そんな手塚は女子からの人気も高く、今も彼が廊下にいるだけでクラスの女子がそわそわし始める。
(私も手塚君みたいなしっかりした人間になりたいな)
秋は優柔不断な自分に嫌気が差していた。何でも迷ってしまって、大事な時ほどなかなか決断が出来ない。
そんな自分を変えたいと思ったのは手塚の存在を知ってからであった。
彼のように自信を持って、自分の道や他人の道をも導けるような存在になりたい。そう常々思っていたのだ。
だからこそそんな尊敬出来る手塚と一緒に生徒会の仕事が出来ることを光栄に感じていた。