自己中心の主人公1、優柔不断の主人公2、おバカキャラの主人公3の名前設定となります。
vol.4 私だってシングルスプレイヤーだ
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「英二! ちょっと色々聞きたいんだけどいいかなっ?」
いきなり6組に乗り込んで来たと思ったらそのまま俺の座る席まで来るとバンッと机を叩き詰め寄る遥。
そんな元クラスメイトに圧倒されそうな俺は思わず少しだけ椅子を後ろに引いてしまい怯んだ。
「な、何?」
「英二と大石はゴールデンペアとか呼ばれて一緒に練習する機会が多いよね?」
「そうだけど……」
「大石のことを教えてほしいんだよ!」
「は?」
何を聞き出すかと思えば大石のこと? そういえば確か遥って新聞部だったっけ。もしかして取材ってやつ?
「大石は俺のサポート役っていうかフォローすんのが得意でムーンボレーっていう得意技もあってー」
「そういうのじゃなくてもっとプライベートな話だよ!」
プライベート……って、一体何の取材するつもりだよこいつ。
「えーっと……確か妹がいたような……そんで魚も飼ってるっつってたかな」
「何だか曖昧な答えだなぁ」
「大石のプライベートなら俺よりも手塚の方が詳しいんだっての」
「手塚か……」
むむっと口をへの字にし、そこまで大石のことを知ろうとする遥を見て俺はもしかしてとひとつの可能性に気付いた。
「……なぁ、お前さ、もしかして大石に惚れたの?」
「なっ! ななななな!」
真っ赤になりながら俺の机をガタガタと揺らす遥にビンゴだと悟った。それにしてもこいつ相変わらず顔に出るよなぁ。
一体何があってそうなったのか分かんないけど、遥と大石って……何だか想像出来ないくらいなでこぼこコンビだと思うんだよね。
「なーんかさ、お前とじゃ大石と合わないからやめといた方がいいって」
「ちょっ! いきなり諦めろってこと!? そりゃないよ!」
「だって大石を好きになる子って大人しい子が多いし、そういう子の方がお似合いじゃん。遥は騒がしいから大石の胃の負担になるね。あいつ胃に穴開くぜ、絶対」
「あたしよりも騒がしいのが目の前にいるのにぃぃっ!」
机をガタガタさせる音が大きくなる。てか、俺よりもこっちの方が騒がしいって絶対、うん。
「ま、早く諦めた方が身のためだってこと」
肩をぽんっと叩いて俺は諦めるように促した。ていうか、普通に無理があるし。
「それが友人にかける言葉なのっ!?」
「うん」
「容赦なさすぎ!」
いきなり6組に乗り込んで来たと思ったらそのまま俺の座る席まで来るとバンッと机を叩き詰め寄る遥。
そんな元クラスメイトに圧倒されそうな俺は思わず少しだけ椅子を後ろに引いてしまい怯んだ。
「な、何?」
「英二と大石はゴールデンペアとか呼ばれて一緒に練習する機会が多いよね?」
「そうだけど……」
「大石のことを教えてほしいんだよ!」
「は?」
何を聞き出すかと思えば大石のこと? そういえば確か遥って新聞部だったっけ。もしかして取材ってやつ?
「大石は俺のサポート役っていうかフォローすんのが得意でムーンボレーっていう得意技もあってー」
「そういうのじゃなくてもっとプライベートな話だよ!」
プライベート……って、一体何の取材するつもりだよこいつ。
「えーっと……確か妹がいたような……そんで魚も飼ってるっつってたかな」
「何だか曖昧な答えだなぁ」
「大石のプライベートなら俺よりも手塚の方が詳しいんだっての」
「手塚か……」
むむっと口をへの字にし、そこまで大石のことを知ろうとする遥を見て俺はもしかしてとひとつの可能性に気付いた。
「……なぁ、お前さ、もしかして大石に惚れたの?」
「なっ! ななななな!」
真っ赤になりながら俺の机をガタガタと揺らす遥にビンゴだと悟った。それにしてもこいつ相変わらず顔に出るよなぁ。
一体何があってそうなったのか分かんないけど、遥と大石って……何だか想像出来ないくらいなでこぼこコンビだと思うんだよね。
「なーんかさ、お前とじゃ大石と合わないからやめといた方がいいって」
「ちょっ! いきなり諦めろってこと!? そりゃないよ!」
「だって大石を好きになる子って大人しい子が多いし、そういう子の方がお似合いじゃん。遥は騒がしいから大石の胃の負担になるね。あいつ胃に穴開くぜ、絶対」
「あたしよりも騒がしいのが目の前にいるのにぃぃっ!」
机をガタガタさせる音が大きくなる。てか、俺よりもこっちの方が騒がしいって絶対、うん。
「ま、早く諦めた方が身のためだってこと」
肩をぽんっと叩いて俺は諦めるように促した。ていうか、普通に無理があるし。
「それが友人にかける言葉なのっ!?」
「うん」
「容赦なさすぎ!」