自己中心の主人公1、優柔不断の主人公2、おバカキャラの主人公3の名前設定となります。
vol.3 困ってる人がいたら助けるものだろ?
主人公名前変換
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「おーい! 秋ー!」
「あ、遥」
3時間目。1組と2組は体育の授業であり、女子は体育館で跳び箱、男子はグラウンドで棒高跳びを行うことになっていた。
そして授業が始まる10分前、体育館の中ではまだ肌寒いため緑色のジャージを着ている女子は少なくない。
だが、女子の中で唯一ジャージを羽織らず体操服姿の遥が秋の元に駆け寄った。
「友達になって初めての体育だねー」
「うん、よろしくね」
「もちのろんだよ! あ、準備体操のペア一緒に組もうねっ」
「うん」
麻美という共通の友人を持つ二人はつい先日麻美を通じて友になった。
クラスが隣同士の彼女達は友人になってから初めての体育の授業である。
「それにしても秋と麻美って1年の頃から友達だったんだよね? 2年の時はあたし結構麻美の傍にいたけど二人一緒なのってあまり見なかったよ」
「2年の時は塾に行ってたり、すぐに家に帰って勉強してたからクラスが変わっちゃったせいもあってあまり会うこともなかったかな。でも連絡は頻繁にしてるよ」
「なるほどなるほど」
2年時には麻美と秋が一緒になる所を見たことがなかった遥は少し疑問に思っていたのでそれが解決で出来てすっきりしたのかニコッと笑みを見せた。
「そういえば麻美と遥はどういう経緯で仲良くなったの?」
「あたしから話しかけたの。いやー、最初は無視ばっかされたりしたけどさ」
遥への態度に最初こそは驚きはしたものの、どこか独特な空気感もあり、あのやり取りが二人なりのコミュニケーションなんだろうなと秋は理解した。
「これからも麻美をよろしくね」
「秋ってばお母さんみたいだよ。あたしの方からも麻美をよろしくねー」
互いに顔を見合わせくすりと笑った。まさかそんな話をされてるとは思っていない麻美は同時刻にくしゃみをひとつしたそうだ。
「あ、遥」
3時間目。1組と2組は体育の授業であり、女子は体育館で跳び箱、男子はグラウンドで棒高跳びを行うことになっていた。
そして授業が始まる10分前、体育館の中ではまだ肌寒いため緑色のジャージを着ている女子は少なくない。
だが、女子の中で唯一ジャージを羽織らず体操服姿の遥が秋の元に駆け寄った。
「友達になって初めての体育だねー」
「うん、よろしくね」
「もちのろんだよ! あ、準備体操のペア一緒に組もうねっ」
「うん」
麻美という共通の友人を持つ二人はつい先日麻美を通じて友になった。
クラスが隣同士の彼女達は友人になってから初めての体育の授業である。
「それにしても秋と麻美って1年の頃から友達だったんだよね? 2年の時はあたし結構麻美の傍にいたけど二人一緒なのってあまり見なかったよ」
「2年の時は塾に行ってたり、すぐに家に帰って勉強してたからクラスが変わっちゃったせいもあってあまり会うこともなかったかな。でも連絡は頻繁にしてるよ」
「なるほどなるほど」
2年時には麻美と秋が一緒になる所を見たことがなかった遥は少し疑問に思っていたのでそれが解決で出来てすっきりしたのかニコッと笑みを見せた。
「そういえば麻美と遥はどういう経緯で仲良くなったの?」
「あたしから話しかけたの。いやー、最初は無視ばっかされたりしたけどさ」
遥への態度に最初こそは驚きはしたものの、どこか独特な空気感もあり、あのやり取りが二人なりのコミュニケーションなんだろうなと秋は理解した。
「これからも麻美をよろしくね」
「秋ってばお母さんみたいだよ。あたしの方からも麻美をよろしくねー」
互いに顔を見合わせくすりと笑った。まさかそんな話をされてるとは思っていない麻美は同時刻にくしゃみをひとつしたそうだ。