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vol.19 ミクスドまですぐだろ。それまで治まるのか?
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青学と対戦する銀華中。どんな戦いを見せてくれるのかと思えば腹痛で棄権することになり、青学の不戦勝。何だか盛り上がりに欠けるけど楽に決勝戦へ行けるからいっか! その分決勝戦は盛り上がること間違いなし!
そんなわけで決勝戦である山吹との試合が始まるのだけど、開始早々ダブルス2の不二・河村ペアが3-6で敗北となってしまった。oh......なんてこった。黄金ペアがうちの最強ダブルスではあるけど、不二とタカさんのペアもなかなかにいいペアのはずなのに。
そういえば山吹はダブルスが強いらしい。このまま次のダブルスを落としたら残り3試合勝ち続けなきゃいけないっていうかなり厳しい展開になる。
それに麻美にちょっととはいえ怪我を負わせたあの亜久津とやらもいるらしい。しかもテニスも激上手いのだとか。なんでそんな危ない不良がお上品なスポーツでもあるテニスが得意なんだよ!
しかもしかも、その亜久津と対戦するのがうちのスーパールーキーである越前なんだよなぁ。大丈夫かな……だって麻美と同様に石を打ち込まれて怪我しちゃったんだもん。急所は避けたとは言っていたけど一番怪我が多い子だったから西成先輩は心配だよ。
「ね、ね、越前。ほんとにシングルス2で大丈夫? 君に喧嘩吹っかけてきた奴じゃん」
こそっと共に試合観戦する越前に尋ねてみる。不安そうな表情をしたらどうしよう。そうなったら先輩であるあたしが何とかしてあげないとな。
……なんて思っていたけど、越前は不安どころか何を言い出すんだというような訝しげな顔を見せた。
「だから?」
「え。だから怖くないのかな~って……」
「全然」
さらっと答えるクールボーイ。何なの、1年生なのにこの余裕さは。
「麻美だってあいつにちょっととはいえ傷物にされたし、越前なんてもっと酷かったから心配なんだよ」
「それ、余計なお世話ッスよ」
「うぐぐ」
ほんと相変わらず先輩に対してこの態度だよ! いや、それこそ越前なんだろうけど! 逆に安心しちゃったよ!
「向こうが逃げないで良かったよ。これで借りも返せるし」
「すんごい強者発言……」
「西成先輩、ついでに赤宮先輩の分もあいつに返してあげるからそんな心配しなくていーッスよ」
おぉ……麻美の怪我の分まで返してくれるの? 優しいじゃん! 麻美が聞いたら「私は私でやる」とか言いかねないけど、それはそれだ!
いやでも待てよ。借りを返すってことはやり返すってこと? また暴力沙汰とかじゃないよね?
「え、越前、とても頼もしいのだが、もしかして君も石をぶつけるとかしないよね?」
「ちゃんとルールに沿ってやるし……」
そっか。それなら安心かな。あたしの心配事もなくなったのでダブルス1の試合を見ることに集中する。だって大石が出てるからね! いくらダブルスが強い山吹でもうちの黄金ペアなら何とかなるっしょ!
と、応援をしてたのだけどちらっと聞いた乾の話によれば相手の地味'sとやらは去年大石が負けた因縁の相手だとか。当時は先輩と組んでたから菊丸とはお初になるのだろうね。そんな不穏な話をする乾に不安を煽るんじゃないやい! って思いながらも黄金ペアの勝利を祈る。
そして結果は7-5で黄金ペアの勝利。大石は去年の敗北を乗り越えた! やった! かっこいー! 好きー!
あまりにも嬉しくて大石に沢山手を振ったら向こうもこちらに気づいて少々照れながらも手を振り返してくれた。そんなことをしてくれるとは思わなかったので、マジで!? と心の中で叫びましたとも。思わずカメラ構えて連写しちゃったよね!
それから続くシングルス3は桃城と千石の対戦。あ、やっぱりあの時のナンパ師だ! 相変わらず目立つ明るい髪色だ。
どうやら彼は豪運の持ち主らしい。それだけじゃなく実力もしっかりあるようで桃城の見せ場を奪うようなダンクスマッシュに会場の流れが山吹へと向けられた。
それでも流れを引き戻そうとした桃城だったが、ここで大変なことに左足を痙攣してしまい大ピンチとなる。ヤバい。こいつは不利だ。もう駄目かもと思ってたけど、どうやら桃城は諦めてない様子。
その結果、ジャックナイフって言う大技決めた上に痙攣したまま千石に勝っちゃったんだよね! さすがにこれは凄いのでは!? 凄いメンタルだよ! そんなわけで青学勝利まであと1勝!
でも次のシングルス2は越前と不良の亜久津との試合なんだよね。とんでもなくヤバい予感。伊武とやり合った時みたく、また血みどろの戦いにならないといいんだけど……。
「ん? そういえば桃城が足を痙攣したってなるとミクスドはどうなるんだろ?」
もしかしたら安静にしてもらうためにミクスドには出られなくなるとかじゃないのかな? そしたら麻美はどうなってしまうんだ?
そんなわけで決勝戦である山吹との試合が始まるのだけど、開始早々ダブルス2の不二・河村ペアが3-6で敗北となってしまった。oh......なんてこった。黄金ペアがうちの最強ダブルスではあるけど、不二とタカさんのペアもなかなかにいいペアのはずなのに。
そういえば山吹はダブルスが強いらしい。このまま次のダブルスを落としたら残り3試合勝ち続けなきゃいけないっていうかなり厳しい展開になる。
それに麻美にちょっととはいえ怪我を負わせたあの亜久津とやらもいるらしい。しかもテニスも激上手いのだとか。なんでそんな危ない不良がお上品なスポーツでもあるテニスが得意なんだよ!
しかもしかも、その亜久津と対戦するのがうちのスーパールーキーである越前なんだよなぁ。大丈夫かな……だって麻美と同様に石を打ち込まれて怪我しちゃったんだもん。急所は避けたとは言っていたけど一番怪我が多い子だったから西成先輩は心配だよ。
「ね、ね、越前。ほんとにシングルス2で大丈夫? 君に喧嘩吹っかけてきた奴じゃん」
こそっと共に試合観戦する越前に尋ねてみる。不安そうな表情をしたらどうしよう。そうなったら先輩であるあたしが何とかしてあげないとな。
……なんて思っていたけど、越前は不安どころか何を言い出すんだというような訝しげな顔を見せた。
「だから?」
「え。だから怖くないのかな~って……」
「全然」
さらっと答えるクールボーイ。何なの、1年生なのにこの余裕さは。
「麻美だってあいつにちょっととはいえ傷物にされたし、越前なんてもっと酷かったから心配なんだよ」
「それ、余計なお世話ッスよ」
「うぐぐ」
ほんと相変わらず先輩に対してこの態度だよ! いや、それこそ越前なんだろうけど! 逆に安心しちゃったよ!
「向こうが逃げないで良かったよ。これで借りも返せるし」
「すんごい強者発言……」
「西成先輩、ついでに赤宮先輩の分もあいつに返してあげるからそんな心配しなくていーッスよ」
おぉ……麻美の怪我の分まで返してくれるの? 優しいじゃん! 麻美が聞いたら「私は私でやる」とか言いかねないけど、それはそれだ!
いやでも待てよ。借りを返すってことはやり返すってこと? また暴力沙汰とかじゃないよね?
「え、越前、とても頼もしいのだが、もしかして君も石をぶつけるとかしないよね?」
「ちゃんとルールに沿ってやるし……」
そっか。それなら安心かな。あたしの心配事もなくなったのでダブルス1の試合を見ることに集中する。だって大石が出てるからね! いくらダブルスが強い山吹でもうちの黄金ペアなら何とかなるっしょ!
と、応援をしてたのだけどちらっと聞いた乾の話によれば相手の地味'sとやらは去年大石が負けた因縁の相手だとか。当時は先輩と組んでたから菊丸とはお初になるのだろうね。そんな不穏な話をする乾に不安を煽るんじゃないやい! って思いながらも黄金ペアの勝利を祈る。
そして結果は7-5で黄金ペアの勝利。大石は去年の敗北を乗り越えた! やった! かっこいー! 好きー!
あまりにも嬉しくて大石に沢山手を振ったら向こうもこちらに気づいて少々照れながらも手を振り返してくれた。そんなことをしてくれるとは思わなかったので、マジで!? と心の中で叫びましたとも。思わずカメラ構えて連写しちゃったよね!
それから続くシングルス3は桃城と千石の対戦。あ、やっぱりあの時のナンパ師だ! 相変わらず目立つ明るい髪色だ。
どうやら彼は豪運の持ち主らしい。それだけじゃなく実力もしっかりあるようで桃城の見せ場を奪うようなダンクスマッシュに会場の流れが山吹へと向けられた。
それでも流れを引き戻そうとした桃城だったが、ここで大変なことに左足を痙攣してしまい大ピンチとなる。ヤバい。こいつは不利だ。もう駄目かもと思ってたけど、どうやら桃城は諦めてない様子。
その結果、ジャックナイフって言う大技決めた上に痙攣したまま千石に勝っちゃったんだよね! さすがにこれは凄いのでは!? 凄いメンタルだよ! そんなわけで青学勝利まであと1勝!
でも次のシングルス2は越前と不良の亜久津との試合なんだよね。とんでもなくヤバい予感。伊武とやり合った時みたく、また血みどろの戦いにならないといいんだけど……。
「ん? そういえば桃城が足を痙攣したってなるとミクスドはどうなるんだろ?」
もしかしたら安静にしてもらうためにミクスドには出られなくなるとかじゃないのかな? そしたら麻美はどうなってしまうんだ?