自己中心の主人公1、優柔不断の主人公2、おバカキャラの主人公3の名前設定となります。
vol.16 僕のことを少しは意識してるって自惚れてもいいんだね?
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青学はベスト4進出。関東大会行きは確実となった。大石と英二が負けたからどうなるかと思ったけど良かった~! また大石の公式戦が見られるわけだね!
あとは他校の試合が終わってからのミクスド大会だからそれまでは取材も休憩である。な・の・で! ルドルフとの試合も終わったことなので大石に話しかけに行きます!
「大石~! お疲れ様っ!」
「あ、西成さん。西成さんもお疲れ様。ダブルスの試合の時は大変だったんじゃないか? あちこち走り回っていたのが見えたよ」
見えちゃってた! それはそれで恥ずかしい!
「一生懸命取り組んでて凄いよ、本当に」
褒められたので良しとしよう! 大石に褒められて嬉しい! 思わず「えへへ」とにやけてしまう。
「ちゃんと手塚にも伝えておくから」
なんで? なんでそこで手塚の名前が出たの? いや、褒めてくれるのならいいんだけど、手塚に報告すること? やはり手塚はあたしのライバル?
「そ、それより大石の決め技良かったよっ。ムーンボレー! 格好良かった!」
「あはは、そうかな? 試合の結果は残念だったけど、いい勉強になったよ」
「1敗くらい大丈夫だよっ。次だよ、次! 次勝てばいいんだしっ」
「そうだね。反省会したらちゃんと次に向けて頑張るよ」
「反省会するんだ?」
「あぁ、英二とね。試合に負けたら二人でしっかり反省会するんだ」
ふ、二人で反省会なんて羨ましいっ! 英二が大石を独り占めにするなんてっ。やはりあたしの最大のライバルは英二かもしれない。
「そういえば西成さんは他校の試合も観戦するのかい?」
「え? あ、大石が見るなら見よっかなー」
大石は出ないからどっちでもいいんだけど、大石と話をしながら観戦するならそれもありだ。
「それなら見るといいよ。今、不動峰と氷帝が試合してるところだからね」
不動峰はこの間の地区予選決勝で当たった相手だ。取材しようとしたら手塚と乾に怒られたんだよね。おかしいな、仕事をしようとしただけなのに。
そんなことを思い出しながら試合真っ只中の不動峰と氷帝の行く末を観戦する。
どうやらすでにダブルス2、ダブルス1の試合は不動峰の勝利のようで、続くシングルス3は早くも不動峰の部長が登場していた。凄い、3戦3勝する気満々だ!
そういえば地区大会決勝では結局不動峰の部長さんとは戦わなかったっけ。なんて考えてたらあっという間に橘部長が勝っちゃった! あれ? 早くない!? 無名校だって言われてた不動峰の部長激強じゃない!?
「ねーねー大石っ」
橘凄いじゃん! って言おうと隣に立っている大石に声をかけたのだが。
「大石は向こうだ」
なぜか不機嫌そうな手塚に代わっていた。……え? キョロキョロと大石を探せばいつの間にか少し離れた所にいる! そんな! だって大石だと思って今までずっと話していたはずなのに実は手塚だったの? いつから大石だと錯覚していたのか? ってやつ? いやいや! 確かにさっきまであたしの隣に大石がいたのは事実! 間違いなんかじゃない! 手塚と大石を間違えるはずなんかない! ていうかなんで手塚っ!?
「大石にこっちに来いと呼ばれた」
あたしの言いたいことが伝わったのか溜め息混じりで言う手塚に「なんで!?」と声を上げる。
「俺が聞きたい。少し話をしてあいつは向こうに行ってしまったからな」
「も、もしかして大石……手塚を身代わりに立てるほどあたしのこと嫌いなの?」
「知らん」
そこはお世辞でも「そんなことはないだろう」くらい言ってよ! ほんと男テニ眼鏡はあたしに対しての扱い酷くないっ!?
「あと新聞部としての責務をしっかり果たしてると聞いた。褒めてやれと言われたので仕方ないが褒めておこう。当然のことだがお前にしてはよくやった」
「嬉しくない褒め言葉!」
手塚に報告するの早いね、大石! でも全然褒められた気がしないのはなんでなのか! 何を思って手塚をあたしの隣に立たせたの!? 教えて大石っ!
あとは他校の試合が終わってからのミクスド大会だからそれまでは取材も休憩である。な・の・で! ルドルフとの試合も終わったことなので大石に話しかけに行きます!
「大石~! お疲れ様っ!」
「あ、西成さん。西成さんもお疲れ様。ダブルスの試合の時は大変だったんじゃないか? あちこち走り回っていたのが見えたよ」
見えちゃってた! それはそれで恥ずかしい!
「一生懸命取り組んでて凄いよ、本当に」
褒められたので良しとしよう! 大石に褒められて嬉しい! 思わず「えへへ」とにやけてしまう。
「ちゃんと手塚にも伝えておくから」
なんで? なんでそこで手塚の名前が出たの? いや、褒めてくれるのならいいんだけど、手塚に報告すること? やはり手塚はあたしのライバル?
「そ、それより大石の決め技良かったよっ。ムーンボレー! 格好良かった!」
「あはは、そうかな? 試合の結果は残念だったけど、いい勉強になったよ」
「1敗くらい大丈夫だよっ。次だよ、次! 次勝てばいいんだしっ」
「そうだね。反省会したらちゃんと次に向けて頑張るよ」
「反省会するんだ?」
「あぁ、英二とね。試合に負けたら二人でしっかり反省会するんだ」
ふ、二人で反省会なんて羨ましいっ! 英二が大石を独り占めにするなんてっ。やはりあたしの最大のライバルは英二かもしれない。
「そういえば西成さんは他校の試合も観戦するのかい?」
「え? あ、大石が見るなら見よっかなー」
大石は出ないからどっちでもいいんだけど、大石と話をしながら観戦するならそれもありだ。
「それなら見るといいよ。今、不動峰と氷帝が試合してるところだからね」
不動峰はこの間の地区予選決勝で当たった相手だ。取材しようとしたら手塚と乾に怒られたんだよね。おかしいな、仕事をしようとしただけなのに。
そんなことを思い出しながら試合真っ只中の不動峰と氷帝の行く末を観戦する。
どうやらすでにダブルス2、ダブルス1の試合は不動峰の勝利のようで、続くシングルス3は早くも不動峰の部長が登場していた。凄い、3戦3勝する気満々だ!
そういえば地区大会決勝では結局不動峰の部長さんとは戦わなかったっけ。なんて考えてたらあっという間に橘部長が勝っちゃった! あれ? 早くない!? 無名校だって言われてた不動峰の部長激強じゃない!?
「ねーねー大石っ」
橘凄いじゃん! って言おうと隣に立っている大石に声をかけたのだが。
「大石は向こうだ」
なぜか不機嫌そうな手塚に代わっていた。……え? キョロキョロと大石を探せばいつの間にか少し離れた所にいる! そんな! だって大石だと思って今までずっと話していたはずなのに実は手塚だったの? いつから大石だと錯覚していたのか? ってやつ? いやいや! 確かにさっきまであたしの隣に大石がいたのは事実! 間違いなんかじゃない! 手塚と大石を間違えるはずなんかない! ていうかなんで手塚っ!?
「大石にこっちに来いと呼ばれた」
あたしの言いたいことが伝わったのか溜め息混じりで言う手塚に「なんで!?」と声を上げる。
「俺が聞きたい。少し話をしてあいつは向こうに行ってしまったからな」
「も、もしかして大石……手塚を身代わりに立てるほどあたしのこと嫌いなの?」
「知らん」
そこはお世辞でも「そんなことはないだろう」くらい言ってよ! ほんと男テニ眼鏡はあたしに対しての扱い酷くないっ!?
「あと新聞部としての責務をしっかり果たしてると聞いた。褒めてやれと言われたので仕方ないが褒めておこう。当然のことだがお前にしてはよくやった」
「嬉しくない褒め言葉!」
手塚に報告するの早いね、大石! でも全然褒められた気がしないのはなんでなのか! 何を思って手塚をあたしの隣に立たせたの!? 教えて大石っ!