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vol.15 あたしが拾い食いするとでも!?
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「凄いっ、何でもあるんだね」
休日。河村君と遊ぶ約束をして、今日がその日となる。元々は悩んでる私の気分をリフレッシュするために誘おうとしてくれたらしくて、その気持ちが嬉しかった。
そして彼が遊びに連れて来てくれた所は色んなスポーツが楽しめるレジャー施設。存在は知っていたけど、実際に訪れるのは初めてで、沢山のスポーツ体験が出来るため1日で全部やるには時間が足りないくらいだ。
「ははっ。むしろこういう所が九条さんに合うか分からないけど、楽しめるものがあればいいな」
「むしろ楽しそうなものがいっぱいでわくわくしてるよ。体育以外で触れるスポーツとかあって色々と気になるし」
「それなら良かったよ。じゃあ、九条さんはまず何がしてみたい?」
「そうだね……アーチェリーとか気になるなぁ」
「うん。じゃあ、そこに行ってみようか」
そう言ってマップを見ながらアーチェリーが体験する場所へと移動する。
初めて手にする弓矢にちょっと興奮を覚える。的は思っていたよりも遠くて、当たればいいなぁと思いながら見本となる弓矢の持ち方や矢の打ち方を確認しながら実際に放ってみた。
結構な力を込めないと弦がなかなか引けなくて最初は的にすら届かない状態だった。けれど一度打つと感覚は理解出来たので今度はしっかりと力一杯弦を引き、放つ!
「あっ」
的には当たらなかったがちゃんと奥まで打つことが出来たので、何度も試したら一度は当たるかもしれない。
それから数本、矢を飛ばすがなかなかコントロールが難しくて的から外れる。ちょっとだけ的の端を掠ったりもした。
「あ~今のは惜しかったね。でも、少しずつ上達してるから凄いよ」
隣で一緒にアーチェリーをする河村君の的を見ればすでに数本は的に命中していた。
「河村君、もう的に当てちゃったんだね。河村君の方が凄いよ」
「あはは、俺のは力任せなとこあるから。その代わり真ん中には当たらなくてさ」
「それでも的に当てるだけでも全然違うよ。やっぱり力があると弦を引く時にブレたりしないんだろうなぁ」
私も鍛えたら河村君みたいになれるかな。なんて考えながらもう一度弓を引いてみると、ようやく私の矢も的に当たった。ど真ん中とはいかないけど、やや左下に命中。
「わっ!」
「やったね、九条さんっ。当たったよ!」
「うんっ。当たると気持ちいいね!」
河村君も一緒に喜んでくれてちょっと照れくさいのもあったけど、純粋に嬉しかった。
……でも、その後はまた当たらないままだったんだけどね。力が落ちてしまったのが原因だろう。
そのあとはパターゴルフをやってみたり、卓球をやってみたり、ローラースケートにも挑戦してみた。
河村君はローラースケートが難しかったみたいで何度も転びそうになったり、転んだりしたけど、私も一緒に手を引いたりすると何とか一人で滑ることが出来るまでに上手くなった。やっぱりスポーツマンは身体で覚えるのが早いんだね。
そのあとはいい感じにお腹も空いてきたので、フードコートでお昼ご飯を食べることにした。
「河村君、ローラースケートの上達が本当に早くてびっくりしたよ」
「いや、結構足がプルプルしたけどね。九条さんだって初めてなのにすぐに慣れて驚いたよ」
「バランスを取るのが得意なのかもしれないね」
和風パスタを食べる私と親子丼を食べる河村君。お互いにあれが凄かった、これは楽しかった、など色々話していき、自然と「次は何をしよっか」という話題になる。
「あのね、私、テニスやってみたいな。河村君はいつも部活でテニスをやってるからちょっと物足りないかもしれないけど、私も少しラケットを持ってみたくて……」
「物足りないだなんてっ。九条さんも一緒にやってみようよ!」
やはり部活に入るくらいだから河村君はとても嬉しそうにしていた。図書室で借りた知識くらいしかないので初心者の私でも上手くラリーが続くといいなぁ。
そんな楽しみを胸に食事を終えたあとすぐにテニスコーナーへと向かった……のだけど。
「オラオラカモーン子猫ちゃん! 俺のバーニングサーブを見せてやるぜぇ!!」
「ま、待って河村君! そんな本気のサーブ私じゃ返せないよっ!」
失念してしまっていたが、河村君はラケットを持つと、とても激しい性格になるのだった。そんな彼の力の限り打ち込んだサーブに私は手も足も出ないでその打球を避けるしか出来ない。
けれど間近で見て分かったのだけど、これが試合で見せるサーブなのだから改めて河村君のパワーが凄いのだと実感した。
その後、何とか手加減をしてもらうことが出来たのだけど、テニスが終わってから河村君に物凄く謝罪されてしまった。
私としては河村君のテニスを近くで見れたという楽しさがあったので謝ることじゃないよと彼に伝えたら、河村君は照れながら笑ってくれた。
休日。河村君と遊ぶ約束をして、今日がその日となる。元々は悩んでる私の気分をリフレッシュするために誘おうとしてくれたらしくて、その気持ちが嬉しかった。
そして彼が遊びに連れて来てくれた所は色んなスポーツが楽しめるレジャー施設。存在は知っていたけど、実際に訪れるのは初めてで、沢山のスポーツ体験が出来るため1日で全部やるには時間が足りないくらいだ。
「ははっ。むしろこういう所が九条さんに合うか分からないけど、楽しめるものがあればいいな」
「むしろ楽しそうなものがいっぱいでわくわくしてるよ。体育以外で触れるスポーツとかあって色々と気になるし」
「それなら良かったよ。じゃあ、九条さんはまず何がしてみたい?」
「そうだね……アーチェリーとか気になるなぁ」
「うん。じゃあ、そこに行ってみようか」
そう言ってマップを見ながらアーチェリーが体験する場所へと移動する。
初めて手にする弓矢にちょっと興奮を覚える。的は思っていたよりも遠くて、当たればいいなぁと思いながら見本となる弓矢の持ち方や矢の打ち方を確認しながら実際に放ってみた。
結構な力を込めないと弦がなかなか引けなくて最初は的にすら届かない状態だった。けれど一度打つと感覚は理解出来たので今度はしっかりと力一杯弦を引き、放つ!
「あっ」
的には当たらなかったがちゃんと奥まで打つことが出来たので、何度も試したら一度は当たるかもしれない。
それから数本、矢を飛ばすがなかなかコントロールが難しくて的から外れる。ちょっとだけ的の端を掠ったりもした。
「あ~今のは惜しかったね。でも、少しずつ上達してるから凄いよ」
隣で一緒にアーチェリーをする河村君の的を見ればすでに数本は的に命中していた。
「河村君、もう的に当てちゃったんだね。河村君の方が凄いよ」
「あはは、俺のは力任せなとこあるから。その代わり真ん中には当たらなくてさ」
「それでも的に当てるだけでも全然違うよ。やっぱり力があると弦を引く時にブレたりしないんだろうなぁ」
私も鍛えたら河村君みたいになれるかな。なんて考えながらもう一度弓を引いてみると、ようやく私の矢も的に当たった。ど真ん中とはいかないけど、やや左下に命中。
「わっ!」
「やったね、九条さんっ。当たったよ!」
「うんっ。当たると気持ちいいね!」
河村君も一緒に喜んでくれてちょっと照れくさいのもあったけど、純粋に嬉しかった。
……でも、その後はまた当たらないままだったんだけどね。力が落ちてしまったのが原因だろう。
そのあとはパターゴルフをやってみたり、卓球をやってみたり、ローラースケートにも挑戦してみた。
河村君はローラースケートが難しかったみたいで何度も転びそうになったり、転んだりしたけど、私も一緒に手を引いたりすると何とか一人で滑ることが出来るまでに上手くなった。やっぱりスポーツマンは身体で覚えるのが早いんだね。
そのあとはいい感じにお腹も空いてきたので、フードコートでお昼ご飯を食べることにした。
「河村君、ローラースケートの上達が本当に早くてびっくりしたよ」
「いや、結構足がプルプルしたけどね。九条さんだって初めてなのにすぐに慣れて驚いたよ」
「バランスを取るのが得意なのかもしれないね」
和風パスタを食べる私と親子丼を食べる河村君。お互いにあれが凄かった、これは楽しかった、など色々話していき、自然と「次は何をしよっか」という話題になる。
「あのね、私、テニスやってみたいな。河村君はいつも部活でテニスをやってるからちょっと物足りないかもしれないけど、私も少しラケットを持ってみたくて……」
「物足りないだなんてっ。九条さんも一緒にやってみようよ!」
やはり部活に入るくらいだから河村君はとても嬉しそうにしていた。図書室で借りた知識くらいしかないので初心者の私でも上手くラリーが続くといいなぁ。
そんな楽しみを胸に食事を終えたあとすぐにテニスコーナーへと向かった……のだけど。
「オラオラカモーン子猫ちゃん! 俺のバーニングサーブを見せてやるぜぇ!!」
「ま、待って河村君! そんな本気のサーブ私じゃ返せないよっ!」
失念してしまっていたが、河村君はラケットを持つと、とても激しい性格になるのだった。そんな彼の力の限り打ち込んだサーブに私は手も足も出ないでその打球を避けるしか出来ない。
けれど間近で見て分かったのだけど、これが試合で見せるサーブなのだから改めて河村君のパワーが凄いのだと実感した。
その後、何とか手加減をしてもらうことが出来たのだけど、テニスが終わってから河村君に物凄く謝罪されてしまった。
私としては河村君のテニスを近くで見れたという楽しさがあったので謝ることじゃないよと彼に伝えたら、河村君は照れながら笑ってくれた。