自己中心の主人公1、優柔不断の主人公2、おバカキャラの主人公3の名前設定となります。
大会前の休日
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本日は愛しのかばっちこと樺地とデートという名のお礼のランチご馳走日である。
この日ばかりは遅刻してなるものかと気合を入れた遥は待ち合わせ時間の五分前には現場に到着することが出来た。
それでも待ち合わせ場所にはすでに樺地が待っていたので遥は慌てて彼の元に駆け寄る。
「ごめんねかばっち! 先に着いてたんだねっ」
「いえ……まだ、時間前……です。自分は……早くに着いただけですので……」
「そ、そうなのか。それでも待たせてしまって申し訳ないよ」
「いいえ……そんなことありません」
ふるふると首を横に振る樺地は怒っている様子もなく、本当に気にしていないため遥もホッと安心する。そもそも待ち合わせ時間前に到着しているので何も落ち度なんてないのだ。
「今日は付き合ってくれてありがとね! 美味しいのご馳走するから!」
「ウス。ありがとう、ございます」
「ありがとうはこっちの台詞だよー」
にへ、と笑いながら樺地とご飯を食べに行けるこの休日を楽しみにしていた遥は早速相手に何を食べたいか尋ねることにした。
「それで、かばっちは何食べたいっ?」
「自分は……その、何でも食べます」
何でもか~~!! 好き嫌いなくていい子だね! と思うものの、何でもという言葉は遥を悩ませる。
おそらく樺地は本当に何でもいいのだろう。遠慮している可能性もあるかもしれないが、何せ相手は跡部のお気に入りだ。さぞかし良い物を食べさせてもらっているのかもしれない。下手な物は口にさせてはいけないだろうと考えた。
「んじゃあ、とりあえずふらふら歩いてみよっか! 何か気になるお店とか食べたい物が見つかったら教えてね!」
「ウス」
ひとまず街中を散策し、樺地の反応を見てお店を決めることにした。自分ならば気になるお店があれば足を止めるので樺地もそうするかもしれないと思い。
しかし、実際に街を歩くこと数十分。滅多にない樺地と二人で過ごすという現状に遥はよほどテンションが上がって、あれやこれやと沢山話に花を咲かせた。
そして途中で気付く。話に夢中になり、お店探しに集中していなかったと。
お店の前を通った樺地の反応を見るつもりだったのに、その彼はほぼ受け身ではあるが遥の顔を見て話をしっかりと聞いていた。
「ハッ! ごめんね! 全然お店を探してなかったよね!」
「大丈夫、です」
「ついあたしばっか話しちゃってたね……」
「西成さんの話は……楽しいです」
「かばっち……!」
ずっと一方的に話をしていたにも関わらず樺地は気にすることなく正直な感想を口にする。
言い難いことはハッキリとは言えず、口ごもることが多い樺地の言葉なので嘘ではないことは確かだ。
「あ、ありがと! でも、お店探さなきゃだね。お腹も減ったでしょ? 今通った中で何か気になる所はあった?」
「……どれも、美味しそうだと……思います」
「そっかー!」
絞れない! これは困ったぞ! もしかしてかばっちってば優柔不断? 秋と同じタイプ? そう考えながら遥は内心焦る。
なかなか自分の意見を伝えてくれないのでランチ候補を絞ることが出来ない。
秋と何かを食べる時は何でもいいと言う彼女の代わりに麻美や遥が食べたい物を言うのでその中から決めるのだが、今回は愛しの樺地へのお礼も兼ねているため自分の意見を口にするのは違うと思うもこれでは一向にお昼ご飯が決まらない。
(こいつは困ったぞ……かばっちに喜んでもらおうとしてるのに当の本人が何でもウェルカムすぎて逆にどうしたらいいか分からない!)
こうなるのだったら予め跡部から樺地の好物でも聞いておけば良かったと遥は心底後悔する。
今本人に聞いても気を遣って答えないかもしれないので自身の計画性のなさに頭を抱えたくなった。
(このままずっと連れ回すわけにはいかないし、かばっちも空腹で限界かもしれないし、一体どのお店を選べば喜んでくれるだろうか……)
腕を組む遥が唸りながら悩むと、食欲そそる香りが鼻を掠めた。牛肉とつゆの匂い。遥自身も嗅いだことある香り。
匂いを辿るように鼻をひくひくさせて香りを追うと、有名所の牛丼チェーン店が目の前にあり、思わず足を止めた。
何だかんだ遥もお腹が減っているのでその匂いはとてつもなく魅力的で思わず口の中が牛丼の準備をするのだが、今回は樺地のためのランチだということを思い出した彼女は首をぶんぶんと振る。
「ごっ、ごめんねかばっち! いい匂いだなぁ~って思ってつい足が止まっちゃ……」
慌てて自分が食べたいと思ったわけじゃないんだよと弁明しようとしたが、樺地はジーッとその牛丼店の看板へと視線を向けていた。
店前に置いている看板に特盛の二倍、特々盛販売中! とでかでかと書かれている。
「かばっち?」
「! す、すみません」
名を呼ぶと彼はハッとした表情をして、遥へと謝罪する。遥はもしかしたらもしかしてと考えて樺地に尋ねた。
「かばっち……それ食べたいの?」
「あ……えっと……」
ちらりと看板に目を向けてはすぐに視線を戻す樺地。遥から見ても強い興味を抱いているように感じた。
「今日はかばっちの食べたい物をご馳走したいんだよっ。かばっちが食べたい物教えて!」
「……自分、は……ここが、いいです……」
ようやく遥の聞きたかった言葉が聞けた。嬉しさのあまりに彼女はパァッと明るく笑みを浮かべる。
「よし! ここにしよ! あたしもちょうど牛丼の口になってたから!」
行こ行こっ! と樺地の腕を引っ張り、入店した二人。
食券タイプの店なので先に食券を買うため遥はお金を券売機に入れる。
何だか先輩っぽいことをしていると気分も良くなった遥は特々盛のボタンを押そうとしたが、後ろに立つ樺地がぽそりと呟いた。
「あの……自分は並で、大丈夫です……」
「あれ? 特々盛は多かった?」
特々盛の看板を見ていたからてっきり食べられるものだと思っていた遥。
「……いえ」
やはり。遥の思った通りだった。食べ盛りの運動部の男子が並では物足りないだろう。
ではなぜ樺地は並と言い出したのか? 相手の性格から考えると遠慮しているのでは? と思った遥は先輩として懐の広さを見せることにした。
「これくらいで遠慮しなくていいよ。食べられるなら是非とも食べてほしいんだから。ね? これくらい安いものなんだし」
「……ウス」
腰に手を当てて、えへんと胸を張る遥に樺地は戸惑いながら頷いた。
改めて券売機にて特々盛を一枚、そして自分用に大盛りを一枚。遥自身も並では足りないと考えて大盛りを選んだ。
カウンター席に座り、食券を店員に渡して十分もしないうちに注文の品は届けられた。
特盛の二倍である特々盛はもはやどんぶり器が大きすぎて大盛りである遥のサイズが小さく見えるほどである。
そんな樺地の特々盛は周りの客の視線も釘付けの上、同伴の遥も「おぉっ!」と声を上げるほどのものだった。
「特々盛すんごいね! これ、全部食べられるのっ?」
「ウス」
「さっすがかばっち! それじゃあ、早速食べよっか。いただきます!」
「いただきます……」
しっかりと手を合わせる樺地とパキッと割り箸を先に割る遥はそれぞれのタイミングで牛丼に手をつけた。
お腹が減っていたため、掻っ込むように食べる遥に一口が大きく勢いよく食べる樺地。
遥が「美味しー!」と言えば「ウス」と答える樺地。
元々ゆっくり食べる食事スタイルではないお店ゆえに食べるのに夢中になりながら、先に大盛りだった遥が食べ終えた。
「ごちそーさまでしたっ」
口の周りにご飯粒をつけながら満腹と言いたげにお腹を撫でて隣の樺地に目を向けると、彼はまだ食事中ではあるが、あの大きな器を片手で持ってラストスパートだと言わんばかりの勢いで食べ進めていた。おそらくもうすぐ完食だろう。
待つこと数分。樺地はご飯の一粒も残さず綺麗に完食した。
「ごちそうさま、でした……」
そしてまた手を合わせ、食べ終わりの言葉を口にすれば店内の客達がワァッ! と声を上げる。まるでフードファイターに向ける歓声だ。
「かばっち凄い! かっこいい! ほんとに綺麗に完食したね! かっこいい!!」
遥もテンションが上がり、何度もかっこいい! と口にしながら好き! 結婚して! という言葉だけは飲み込んだ。
樺地もそこまで褒められるとは思っていなかったので照れる表情を見せるが、すぐに遥の口周りに気付いた。
「……西成さん。ジッとしていて、ください……」
「えっ? えっ?」
樺地の顔が近付いた。突然の接近に遥は顔を赤くしながらあわあわと慌てて「いきなりそんな早いんじゃないかなっ!?」と心の中で思うも満更ではない様子。
頬に手を添えられ、ドキンッとして思わず目を強く閉じるが、口の周りを何かで拭われた感覚だけがあった。
「もう……大丈夫、です」
「へ……?」
え? もう終わった? そんな感じしなかったんだけどと思いながら目を開けると、そこにはナプキンでご飯粒を取った樺地の姿があった。そして遥は己が勘違いしていたことに気付く。
「そ、そっちか!」
「?」
首を傾げる後輩に遥は慌てながら「何でもないのだよ!」と照れ笑いするのだった。
この日ばかりは遅刻してなるものかと気合を入れた遥は待ち合わせ時間の五分前には現場に到着することが出来た。
それでも待ち合わせ場所にはすでに樺地が待っていたので遥は慌てて彼の元に駆け寄る。
「ごめんねかばっち! 先に着いてたんだねっ」
「いえ……まだ、時間前……です。自分は……早くに着いただけですので……」
「そ、そうなのか。それでも待たせてしまって申し訳ないよ」
「いいえ……そんなことありません」
ふるふると首を横に振る樺地は怒っている様子もなく、本当に気にしていないため遥もホッと安心する。そもそも待ち合わせ時間前に到着しているので何も落ち度なんてないのだ。
「今日は付き合ってくれてありがとね! 美味しいのご馳走するから!」
「ウス。ありがとう、ございます」
「ありがとうはこっちの台詞だよー」
にへ、と笑いながら樺地とご飯を食べに行けるこの休日を楽しみにしていた遥は早速相手に何を食べたいか尋ねることにした。
「それで、かばっちは何食べたいっ?」
「自分は……その、何でも食べます」
何でもか~~!! 好き嫌いなくていい子だね! と思うものの、何でもという言葉は遥を悩ませる。
おそらく樺地は本当に何でもいいのだろう。遠慮している可能性もあるかもしれないが、何せ相手は跡部のお気に入りだ。さぞかし良い物を食べさせてもらっているのかもしれない。下手な物は口にさせてはいけないだろうと考えた。
「んじゃあ、とりあえずふらふら歩いてみよっか! 何か気になるお店とか食べたい物が見つかったら教えてね!」
「ウス」
ひとまず街中を散策し、樺地の反応を見てお店を決めることにした。自分ならば気になるお店があれば足を止めるので樺地もそうするかもしれないと思い。
しかし、実際に街を歩くこと数十分。滅多にない樺地と二人で過ごすという現状に遥はよほどテンションが上がって、あれやこれやと沢山話に花を咲かせた。
そして途中で気付く。話に夢中になり、お店探しに集中していなかったと。
お店の前を通った樺地の反応を見るつもりだったのに、その彼はほぼ受け身ではあるが遥の顔を見て話をしっかりと聞いていた。
「ハッ! ごめんね! 全然お店を探してなかったよね!」
「大丈夫、です」
「ついあたしばっか話しちゃってたね……」
「西成さんの話は……楽しいです」
「かばっち……!」
ずっと一方的に話をしていたにも関わらず樺地は気にすることなく正直な感想を口にする。
言い難いことはハッキリとは言えず、口ごもることが多い樺地の言葉なので嘘ではないことは確かだ。
「あ、ありがと! でも、お店探さなきゃだね。お腹も減ったでしょ? 今通った中で何か気になる所はあった?」
「……どれも、美味しそうだと……思います」
「そっかー!」
絞れない! これは困ったぞ! もしかしてかばっちってば優柔不断? 秋と同じタイプ? そう考えながら遥は内心焦る。
なかなか自分の意見を伝えてくれないのでランチ候補を絞ることが出来ない。
秋と何かを食べる時は何でもいいと言う彼女の代わりに麻美や遥が食べたい物を言うのでその中から決めるのだが、今回は愛しの樺地へのお礼も兼ねているため自分の意見を口にするのは違うと思うもこれでは一向にお昼ご飯が決まらない。
(こいつは困ったぞ……かばっちに喜んでもらおうとしてるのに当の本人が何でもウェルカムすぎて逆にどうしたらいいか分からない!)
こうなるのだったら予め跡部から樺地の好物でも聞いておけば良かったと遥は心底後悔する。
今本人に聞いても気を遣って答えないかもしれないので自身の計画性のなさに頭を抱えたくなった。
(このままずっと連れ回すわけにはいかないし、かばっちも空腹で限界かもしれないし、一体どのお店を選べば喜んでくれるだろうか……)
腕を組む遥が唸りながら悩むと、食欲そそる香りが鼻を掠めた。牛肉とつゆの匂い。遥自身も嗅いだことある香り。
匂いを辿るように鼻をひくひくさせて香りを追うと、有名所の牛丼チェーン店が目の前にあり、思わず足を止めた。
何だかんだ遥もお腹が減っているのでその匂いはとてつもなく魅力的で思わず口の中が牛丼の準備をするのだが、今回は樺地のためのランチだということを思い出した彼女は首をぶんぶんと振る。
「ごっ、ごめんねかばっち! いい匂いだなぁ~って思ってつい足が止まっちゃ……」
慌てて自分が食べたいと思ったわけじゃないんだよと弁明しようとしたが、樺地はジーッとその牛丼店の看板へと視線を向けていた。
店前に置いている看板に特盛の二倍、特々盛販売中! とでかでかと書かれている。
「かばっち?」
「! す、すみません」
名を呼ぶと彼はハッとした表情をして、遥へと謝罪する。遥はもしかしたらもしかしてと考えて樺地に尋ねた。
「かばっち……それ食べたいの?」
「あ……えっと……」
ちらりと看板に目を向けてはすぐに視線を戻す樺地。遥から見ても強い興味を抱いているように感じた。
「今日はかばっちの食べたい物をご馳走したいんだよっ。かばっちが食べたい物教えて!」
「……自分、は……ここが、いいです……」
ようやく遥の聞きたかった言葉が聞けた。嬉しさのあまりに彼女はパァッと明るく笑みを浮かべる。
「よし! ここにしよ! あたしもちょうど牛丼の口になってたから!」
行こ行こっ! と樺地の腕を引っ張り、入店した二人。
食券タイプの店なので先に食券を買うため遥はお金を券売機に入れる。
何だか先輩っぽいことをしていると気分も良くなった遥は特々盛のボタンを押そうとしたが、後ろに立つ樺地がぽそりと呟いた。
「あの……自分は並で、大丈夫です……」
「あれ? 特々盛は多かった?」
特々盛の看板を見ていたからてっきり食べられるものだと思っていた遥。
「……いえ」
やはり。遥の思った通りだった。食べ盛りの運動部の男子が並では物足りないだろう。
ではなぜ樺地は並と言い出したのか? 相手の性格から考えると遠慮しているのでは? と思った遥は先輩として懐の広さを見せることにした。
「これくらいで遠慮しなくていいよ。食べられるなら是非とも食べてほしいんだから。ね? これくらい安いものなんだし」
「……ウス」
腰に手を当てて、えへんと胸を張る遥に樺地は戸惑いながら頷いた。
改めて券売機にて特々盛を一枚、そして自分用に大盛りを一枚。遥自身も並では足りないと考えて大盛りを選んだ。
カウンター席に座り、食券を店員に渡して十分もしないうちに注文の品は届けられた。
特盛の二倍である特々盛はもはやどんぶり器が大きすぎて大盛りである遥のサイズが小さく見えるほどである。
そんな樺地の特々盛は周りの客の視線も釘付けの上、同伴の遥も「おぉっ!」と声を上げるほどのものだった。
「特々盛すんごいね! これ、全部食べられるのっ?」
「ウス」
「さっすがかばっち! それじゃあ、早速食べよっか。いただきます!」
「いただきます……」
しっかりと手を合わせる樺地とパキッと割り箸を先に割る遥はそれぞれのタイミングで牛丼に手をつけた。
お腹が減っていたため、掻っ込むように食べる遥に一口が大きく勢いよく食べる樺地。
遥が「美味しー!」と言えば「ウス」と答える樺地。
元々ゆっくり食べる食事スタイルではないお店ゆえに食べるのに夢中になりながら、先に大盛りだった遥が食べ終えた。
「ごちそーさまでしたっ」
口の周りにご飯粒をつけながら満腹と言いたげにお腹を撫でて隣の樺地に目を向けると、彼はまだ食事中ではあるが、あの大きな器を片手で持ってラストスパートだと言わんばかりの勢いで食べ進めていた。おそらくもうすぐ完食だろう。
待つこと数分。樺地はご飯の一粒も残さず綺麗に完食した。
「ごちそうさま、でした……」
そしてまた手を合わせ、食べ終わりの言葉を口にすれば店内の客達がワァッ! と声を上げる。まるでフードファイターに向ける歓声だ。
「かばっち凄い! かっこいい! ほんとに綺麗に完食したね! かっこいい!!」
遥もテンションが上がり、何度もかっこいい! と口にしながら好き! 結婚して! という言葉だけは飲み込んだ。
樺地もそこまで褒められるとは思っていなかったので照れる表情を見せるが、すぐに遥の口周りに気付いた。
「……西成さん。ジッとしていて、ください……」
「えっ? えっ?」
樺地の顔が近付いた。突然の接近に遥は顔を赤くしながらあわあわと慌てて「いきなりそんな早いんじゃないかなっ!?」と心の中で思うも満更ではない様子。
頬に手を添えられ、ドキンッとして思わず目を強く閉じるが、口の周りを何かで拭われた感覚だけがあった。
「もう……大丈夫、です」
「へ……?」
え? もう終わった? そんな感じしなかったんだけどと思いながら目を開けると、そこにはナプキンでご飯粒を取った樺地の姿があった。そして遥は己が勘違いしていたことに気付く。
「そ、そっちか!」
「?」
首を傾げる後輩に遥は慌てながら「何でもないのだよ!」と照れ笑いするのだった。