【だめいぬ。】


亜貴緋「忠雪さん風呂入りましょう！　そして俺の頭洗って下さい！」

　忠雪「……わんこじゃないんだから自分で出来るでしょう？」

亜貴緋「えー、だって忠雪さんに洗ってもらった方が頭すっきりするんですもん！」

　忠雪「まぁ、亜貴緋くんの洗い方では頭皮洗えてない感じしますからねぇ」

亜貴緋「お願いします！　洗って下さい！　ついでにヤリましょう！」

　忠雪「こら。そっちが目的っぽいですよ」

亜貴緋「……」

　忠雪「そんな顔で拗ねないの。全く可愛いですねぇ」

亜貴緋「忠雪さん……（きゅん）。じゃあ入りましょー」

　忠雪「そうですねぇ、正しいシャンプーの仕方を教えてあげますよ」

亜貴緋「だーからー！　忠雪さんに洗ってもらいたいの俺はァァ！」

　忠雪「だからわんこじゃないんだから」

亜貴緋「いいや！　俺はわんこですよ！　忠雪さんにのみ忠実な犬ですよ！　だから可愛がって！」

　忠雪「……（亜貴緋くんって扇っぽいなと思ってたけど、これだとまるで有佐みたいだなぁ）仕方ないですねぇ」

亜貴緋「よっしゃァ！！！　忠雪さんすきすきすきー」

　忠雪「全く、世話の掛かる駄犬ですね（にこっ）」

亜貴緋「……わん」

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