紫龍座談会


結希「……あ、自己紹介を」

佳乃子「あっ、そうでした。馨様ガチ勢、明島あきしま佳乃子かのこです。皆さんのっけから飛ばし過ぎてて付いていけるかちょっと不安ですが」

華倉「うーん……俺もそんな感じ、圧されてるかも」

結希「では取り敢えず、今回はこの5人でわちゃわちゃ語りたいと思いまーす。じゃ、お菓子持ってきたから広げよ~」

眞綾「うおー、『富士の白雪カスタード』だー! サービスエリアとかに売ってるやつ!」

マヤ「土産物の新定番よ☆ミ こないだドライブついでに買ってきてみた~」

佳乃子「美味しいですよねこれ。わたしも好きです」

華倉「ということで飲み物は午後ティーのストレートです。各自勝手に注いで」

結希「まだ2リットルペットボトルあるんだ~……」

華倉「まぁあるとこはある、って感じ。でも在庫限りみたい」

眞綾「まぁ2リットルも飲まないってことだな」

マヤ「値上げのせいじゃなくて?」

佳乃子「皆さん結構真面目なお話も得意なんですね……」

マヤ「さすがに嫌でも見聞きするよねぇ。あたしは忠雪とネコチャンさえいてくれれば生きてけるんだけど」

眞綾「現実はそう単純にゃいきませんよね」

マヤ「ねぇーほんとに。単純な熱狂を存続させるために、複雑怪奇な現実を生きてかなきゃならんのよ。そんなにドMじゃねぇっつーの」

華倉「すでに発言が紫龍の歌詞っぽい」

佳乃子「流石、伊達に忠雪ガチ勢してませんわね」

結希「あー、ほんとだ。紫龍の歌詞書いてるの、殆ど忠雪だったね」

眞綾「マヤさん、歌詞カードだけ見てても楽しめるタイプですね」

マヤ「ザッツラーイ☆ミ この歌詞書いたときの忠雪の心情とかプライベートとか勝手に妄想してる」

結希「で、それを逐一ラインしてくる」

華倉「でも何か分かるそれ。俺もそれ読みたいです」

眞綾「あー、篠宮必然的に歌詞めちゃ覚えるよな。唄ってるの扇さんだから」

華倉「そう。だからやっちゃいますって、歌詞からの妄想。どう考えても物語性有りすぎて、でも行間に色々挟み込めるんですよ! 何回聴いても!! いや聴くごとに増えてく!!」

結希「わたしも時々思うわ。数ヶ月後に聴くとちょっと意味変わるのよ」

佳乃子「ああー! ありますそれー!! 同じ曲のはずなのにって!」
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