文芸部は渡しません!

【解説?】

これは、2~3年前に当時やってたブログで何気なしに書き始めたらまぁまぁの量になり、うまくまとまったのでS英社のラノベ賞にも応募してみた作品「文芸部、活動してますよ?」の続編に当たる話です。

文芸部を何とか立て直した主人公……佐倉由惟(ゆい)ですが、引退してからも何だかんだ部活やってたんだけど、そこへ生徒会トップの2人、東藤哲辻と速水君河が新設部のために文芸部を廃部にした、との旨を報告してきたところから続編は始まりましてね。
その中の1シーンを、今回文字にしてみたという経緯です。

この君河のエピソード好きなんだわ…。
君河は能力あるけど、それを発揮出来る環境と、使いこなせる相手がいなかったために、自分は駄目だと思い込んでいた人間です。

多分現代にはそんな人ごまんといるはず。

実際中学までいじめられっ子だったわたしの同級生に、東京のアニメ系の専門通い始めたらめっちゃ明るくなって笑うし喋るようになったって話もあった。

全部を書く元気は今はないんだけど、部分的にだけでも、大事だと思うシーンなので先に残そうと思った。

こういうアホタイプの生徒会長も大好きです。
「思考が行動に追い付かない」ってすげぇヤツだなぁ、と自分から出て来たキャラにあるまじき性格…。
要するに実力のある馬鹿ですね…困る…。


そんな感じです。
ちなみに賞は1次選考は通った。

2019.7.8
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