あとがき


《ディヴィジョンあとがき》


最後までお読みくださり、ありがとうございます!
まずはお礼をば……。


この連載は、位置的には「灰界ジレンマ」から始まった同シリーズの最新章となってます。
このサイト内のあちこちでシリーズについては語っているので改めて説明はしませんが……

物語的には何も進んでなくない?????

が、書き上げた作者の感想第一声でした。
アカンな。

今回はテーマが「憂巫女の消滅」で、そのつもりで書き始めたのは間違いないんだけど。
1年も経ったせいか、途中書くの中断していたせいか、話の方向が決まってなかったせいか……(多分最後)。
こういう結果になってたわ。

何とか作品としては纏められたけど、物語は……よくて一歩進んだ、くらいか。

実際書き終えてから数週間経ってて、その間に色々わたしの中でも意見とか考えとかが落ち着いてきてからの言い分とすれば、

今回のは主に、今までのシリーズで書き忘れていた(及び書き漏らしていた)設定を全部打ち明けていく補足回

だったようにも思えます。
ジレンマ~リザインまでのストーリーで書いてなかったあれこれ。
設定として書いとかなきゃアカンかったのについつい忘れてしまっていたあれこれ……
それを一気出しするという暴挙。
多分そういう目的で書いてたんじゃねぇかなぁ、と今となっては思いますね。
そのせいか今回書きたかったシーンも幾つかは書き忘れている。
こうして延々繰り越してくんだろうなぁ……。

もう最初の頃何書いてたかもあんまり覚えてないんですけど。
何てったって書いたそばから内容を忘れていく(及び興味を失っていく)タイプの物書きなので。
今回書いてて「わたし連載向いてないな?????」とうっすら気付く。
アカンな。
短期集中タイプだよ多分。
一気に終わらせたい。
まだ考えたいことが他にいっぱいあるんじゃ!!! と逆ギレしてみる。

しかし残念ながら案の定()、物語としては終われませんでした。
隼人と白沢(はくたく)が……何やってくれてんの君たち!!!!!!!!! 状態です。
作者ですがうちの子の制御は出来ません。
創作ってそんな感じなんだよ!!!!
少なくともわたしは、キャラが勝手に動いてます。
最早そういう次元です。

なので次の章を書くとしたら、隼人と白沢の「目的」が中心になるかと思います。
ネタバレというより自分へのメモとして書いておくと
・隼人の報復
・白沢の代理(自分の聖獣としての力と命を全部丸投げする相手を見付ける)
ですかねぇ……って感じ。

言うてもまだ、浅海さんと鳳凰の救済が済んでないので、終われないっちゃあ終われないんだよなぁ。
いやしかしそこに来て割り込むなよ隼人と白沢。

総括としては、文字に出来たのはよかったと思います。
リザインの本編は結局書いてないし。
まぁまぁ今回(ディヴィジョン)と似たり寄ったりの内容になっていた気がするので、どちらかでも書けてよかったよほんとに。

出来るだけ犠牲は出したくないなという裏テーマがあるんですが
(バトルファンタジーだけどいかにキャラを殺さずに進められるか、という課題を自分に課している)
……うん、座敷童子らごめんよ。
ぶっちゃけ勢いで出したはいいが扱いに困っていt何でもないです。
はい。

兎にも角にも、ディヴィジョンは終わりです。
最後にもう一度、有り難うございました!
サイトも灰界シリーズもまだ続けていきますので、どうぞお立ち寄りくださいねー(*'▽')
「他のキャラのも書けよ! えろいのとか!!」という本音もあるんですけどね!!
腕6本あればいいのに!!!!草


2021.4.25 渡琉なつと
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