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霞に紛れて、君に近づく【時透無一郎】
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(……あ)
ふと振り向くと、無一郎の姿が見えた。
スタスタと歩いてくる。
義勇も無一郎も、向かう先は一緒だ。
「随分、嬉しそうだね」
「……え?」
「冨岡さんと喋るの」
茉子は目を丸くしたあと、照れたように笑う。
「そりゃあ嬉しいよ。これでしばらく頑張れそう!」
「……頑張れるって、どういう意味?」
無一郎は、茉子の隣まで来て足を止めた。
「冨岡さんはね、本当に必要な時しか刀を抜かないんだけどそれがものすごく強くてね、技もほんと一つ一つが無駄がないし綺麗なの!私もあんなふうになりたい!」
「そうなんだ」
「ていうか柱ってすごいよね!なんだかんだ優しいし、強いし!私も、これからも頑張ろうって思うんだよっ」
茉子は目を輝かせながら語る。
「……ふーん」
無一郎は、茉子を見る。
「……え?なに?」
「……柱、好きなの?」
(……え?)
茉子は一瞬止まったあと、再び口を開く。
「当たり前じゃん!尊敬しかないよ!」
「そうなんだ」
「きっと努力もたくさんしてるんだろうけど、それを見せない感じがまたかっこいいよね〜!」
「……変わってるね。結構みんな怖がるけど」
「……え?なに?ごめん、聞こえなかった。なんて言ったの?」
少し、沈黙が流れる。
「……それってさ」
「……?」
「……誰でも?」
茉子は目を輝かせたまま、迷わず答える。
「うん!みんなすごいじゃん!」
無一郎はそれを聞いて、
そのまま無言で茉子の前を歩いて行った。
「ちょ、ちょっと!人に聞いといて何なのよっ」
茉子は思わずツッコむが、
無一郎はそのまま足を止めずに消えて行った。
(……誰でも、ね)
「……別に、いいけど」
小さく、それだけ言って。