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1.名のない始まり
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まさかと思っていたその翌日。
鬼の被害の報告を受け、水柱・冨岡義勇は
数名の隊士を連れて任務に向かうよう言い渡された。
義勇は、複数での任務は好きではない。
怯えて動けない者や
勝手に逃げ出す者などが
必ず出てくることにはもう慣れたが、
説明や指示を出すのに
いちいち口にしなければいけないのが苦痛だった。
そんな中、1人軽やかに飛び回る女性隊士
——茉子がいた。
負傷した隊士に手際よく包帯を巻いたりと、
救護をしていた。
何より素早い。
この鬼の血鬼術は、
地面から蔓(つる)が伸びてきて
手足を拘束しようとするものだが、
茉子はその技を難なく避けていた。
そして、蔓に捕まった隊士を助けていた。
いつもなら全て自分が
やらなければいけなかったことを、
茉子が勝手にやってくれている。
だが、救助に回る茉子の動きに、
鬼が気づかないはずがなかった。
鬼の視線が、唐突に茉子へ向く。
「女ぁぁぁ!ちょこまかと鬱陶しい!!」
——まずい。
義勇はそう判断した瞬間、声を張っていた。
「避けろ!!!」
下から一気に蔓が伸びる。
逃げてさえくれればいい。
それさえできれば、あとは自分が斬る。
茉子は、フゥと息を吐いた。
『香の呼吸 霞ノ舞 漂霞(かすみのまい ひょうか)』
次の瞬間、花の香りが漂う中、
茉子の姿は霞むように消した。
そして鬼が茉子の姿を探している時、
茉子は義勇のそばに現れる。
「水柱様、右足がまだ完治しておりません。
踏み切るなら左で」
義勇は踏み切る足を、左に切り替えた。
『水の呼吸 肆ノ型 打ち潮』
義勇のその技と共に、蔓を使う鬼は首を斬られ、
塵となって消えていった。
茉子は、義勇の放つ水の呼吸を見て
「きれい……」と呟いた。
鬼の被害の報告を受け、水柱・冨岡義勇は
数名の隊士を連れて任務に向かうよう言い渡された。
義勇は、複数での任務は好きではない。
怯えて動けない者や
勝手に逃げ出す者などが
必ず出てくることにはもう慣れたが、
説明や指示を出すのに
いちいち口にしなければいけないのが苦痛だった。
そんな中、1人軽やかに飛び回る女性隊士
——茉子がいた。
負傷した隊士に手際よく包帯を巻いたりと、
救護をしていた。
何より素早い。
この鬼の血鬼術は、
地面から蔓(つる)が伸びてきて
手足を拘束しようとするものだが、
茉子はその技を難なく避けていた。
そして、蔓に捕まった隊士を助けていた。
いつもなら全て自分が
やらなければいけなかったことを、
茉子が勝手にやってくれている。
だが、救助に回る茉子の動きに、
鬼が気づかないはずがなかった。
鬼の視線が、唐突に茉子へ向く。
「女ぁぁぁ!ちょこまかと鬱陶しい!!」
——まずい。
義勇はそう判断した瞬間、声を張っていた。
「避けろ!!!」
下から一気に蔓が伸びる。
逃げてさえくれればいい。
それさえできれば、あとは自分が斬る。
茉子は、フゥと息を吐いた。
『香の呼吸 霞ノ舞 漂霞(かすみのまい ひょうか)』
次の瞬間、花の香りが漂う中、
茉子の姿は霞むように消した。
そして鬼が茉子の姿を探している時、
茉子は義勇のそばに現れる。
「水柱様、右足がまだ完治しておりません。
踏み切るなら左で」
義勇は踏み切る足を、左に切り替えた。
『水の呼吸 肆ノ型 打ち潮』
義勇のその技と共に、蔓を使う鬼は首を斬られ、
塵となって消えていった。
茉子は、義勇の放つ水の呼吸を見て
「きれい……」と呟いた。