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1.名のない始まり
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胡蝶邸、蝶屋敷。
「念のため」としのぶに言いくるめられ療養していた義勇だったが、
今まさに帰宅しようとしていた。
「み、水柱さま、もう帰られるのですか?」
「もう少し、安静にされていた方が...」
「しのぶさまに確認するので、少しおまちください」
「....必要ない」
なほ・きよ・すみに止められたが、聞く気はない。
そもそもこんな切り傷など大したことではないのに
なぜ連れて来られたのか、義勇はずっと疑問に思っていた。
「「「わーん!しのぶさまー!水柱さまがぁー!!」」」
3人は慌ててしのぶの元へと走ってくる。
しのぶは別室で静かに薬剤に関する書物を読みながら
そのやりとりは全て聞いていた。
というか、こうなることも予測済みだ。
「.....あら?」
しのぶの声と共に、鬼殺隊の隊服に身を包む女性が歩いてきた。
「しのぶ様、ただいま戻りました。今日はなんだか賑やかですね」
「茉子。早かったですね」
茉子と呼ばれたその女性は、
肩くらいまでの綺麗な黒髪、薄紫の大きな目をしていて、とても可愛らしい顔立ちをしていた。
両耳に、小さなピンクの蝶のピアスが付いている。
着ている羽織は白を基調としたもので、
裾に水色の小花が散りばめられているものだった。
「冨岡さんも、せっかく連れてきてあげたというのに強制退院とはいただけませんね。もういっそ出禁にしちゃいましょうか」
しのぶはにっこりと笑顔でそう言った。
茉子は、幼い頃に家族と共に鬼に襲われていたところを胡蝶姉妹に助けられた。
以来、蝶屋敷に身を置き鬼殺隊として活動している。
そのためしのぶとの付き合いはそこそこ長いのだが、今の発言が本気なのか冗談なのか、判断は難しいところである。
「次、冨岡さんが任務に出る時は、茉子もついていってもらえますか?
私からお館様には話しておきますので」
「え?!私が...ですか??」
茉子は、しのぶから薬の調合など医学的な知識を教わっている。
鬼殺の任務で配置される時は
主に補助的なポジションとして配属される。
「大丈夫!冨岡さんの部隊には、茉子が必要なはずです。
冨岡さん、みんなに嫌われていますけど悪い人じゃありませんから」
茉子は、変わらずにっこり顔のしのぶを見て
これは決定事項なのだと悟った。
「「「わーん!しのぶさまーー!!!」」」
走ってしのぶの部屋にたどり着いたなほ達は
必死に義勇を止めたけど逃げられた話をする。
「冨岡さんは私の手には負えないので、
今後は茉子にお願いすることにしました」
しのぶがそう言うと
なほ達3人は茉子の方を向いて目をキラキラとさせる。
「茉子さん、すごいです!」
「水柱さま、無茶するから...」
「茉子さん、お願いします!」
3人にまっすぐな瞳で見つめられる。
しのぶはその様子をにっこりと見ている。
「う、うん。水柱様の足の様子はちゃんと見ておくから、任せて」
——言わされた感。
今日蝶屋敷を出て、まさか明日任務とはならないだろう。
茉子はそう思い、今日は休もうとするのだった。
「念のため」としのぶに言いくるめられ療養していた義勇だったが、
今まさに帰宅しようとしていた。
「み、水柱さま、もう帰られるのですか?」
「もう少し、安静にされていた方が...」
「しのぶさまに確認するので、少しおまちください」
「....必要ない」
なほ・きよ・すみに止められたが、聞く気はない。
そもそもこんな切り傷など大したことではないのに
なぜ連れて来られたのか、義勇はずっと疑問に思っていた。
「「「わーん!しのぶさまー!水柱さまがぁー!!」」」
3人は慌ててしのぶの元へと走ってくる。
しのぶは別室で静かに薬剤に関する書物を読みながら
そのやりとりは全て聞いていた。
というか、こうなることも予測済みだ。
「.....あら?」
しのぶの声と共に、鬼殺隊の隊服に身を包む女性が歩いてきた。
「しのぶ様、ただいま戻りました。今日はなんだか賑やかですね」
「茉子。早かったですね」
茉子と呼ばれたその女性は、
肩くらいまでの綺麗な黒髪、薄紫の大きな目をしていて、とても可愛らしい顔立ちをしていた。
両耳に、小さなピンクの蝶のピアスが付いている。
着ている羽織は白を基調としたもので、
裾に水色の小花が散りばめられているものだった。
「冨岡さんも、せっかく連れてきてあげたというのに強制退院とはいただけませんね。もういっそ出禁にしちゃいましょうか」
しのぶはにっこりと笑顔でそう言った。
茉子は、幼い頃に家族と共に鬼に襲われていたところを胡蝶姉妹に助けられた。
以来、蝶屋敷に身を置き鬼殺隊として活動している。
そのためしのぶとの付き合いはそこそこ長いのだが、今の発言が本気なのか冗談なのか、判断は難しいところである。
「次、冨岡さんが任務に出る時は、茉子もついていってもらえますか?
私からお館様には話しておきますので」
「え?!私が...ですか??」
茉子は、しのぶから薬の調合など医学的な知識を教わっている。
鬼殺の任務で配置される時は
主に補助的なポジションとして配属される。
「大丈夫!冨岡さんの部隊には、茉子が必要なはずです。
冨岡さん、みんなに嫌われていますけど悪い人じゃありませんから」
茉子は、変わらずにっこり顔のしのぶを見て
これは決定事項なのだと悟った。
「「「わーん!しのぶさまーー!!!」」」
走ってしのぶの部屋にたどり着いたなほ達は
必死に義勇を止めたけど逃げられた話をする。
「冨岡さんは私の手には負えないので、
今後は茉子にお願いすることにしました」
しのぶがそう言うと
なほ達3人は茉子の方を向いて目をキラキラとさせる。
「茉子さん、すごいです!」
「水柱さま、無茶するから...」
「茉子さん、お願いします!」
3人にまっすぐな瞳で見つめられる。
しのぶはその様子をにっこりと見ている。
「う、うん。水柱様の足の様子はちゃんと見ておくから、任せて」
——言わされた感。
今日蝶屋敷を出て、まさか明日任務とはならないだろう。
茉子はそう思い、今日は休もうとするのだった。
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