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その後、義勇と茉子は、いくつかの任務を共にこなした。
山の夜も、村の外れも、廃屋も。
どれも特別ではない、鬼殺隊にとってはありふれた現場。
だが、2人の動きは少しずつ変わっていった。
合図はない。
視線も、声も、ほとんど交わさない。
それでも、義勇が一歩踏み込めば、茉子は自然と半歩下がり、
茉子が間合いに入れば、義勇は背後を塞ぐ。
守る、守られる、ではない。
互いに「そこにいる」ことが前提になっていた。
夜明け前、血の匂いが薄れていく中で、義勇が刀を収める。
茉子は、それを見てから自分も刃を下ろす。
「……行くぞ」
その一言で、十分だった。
2人の息が合うにつれ、
同行している隊士たちは常に置いてけぼり状態だった。
「.....なぁなぁ、さっきの見たか?」
「見た.....けど、見えなかったよな」
「水出たあと花咲いてなかったか?」
「いや、なんかいい匂いしたあとに柱が斬ってなかった?」
のんびりと歩く隊士達。
それより先を、義勇と茉子が歩いている。
「ていうかさ、あの2人、なんか合図でもしてんのかな?」
「さぁ.....見えなかったけど.....かといって声もかけあってないよな」
「それな」
「あんな速さで動いてたら間違って斬られるよな〜」
そんな隊士達をよそに、2人は、次の任務地の確認をしながら歩いていた。
義勇が半歩前、茉子が半歩後ろ。
時々、義勇の羽織が茉子の袖に当たる、その距離。
それが、いつの間にか当たり前になった、2人の距離だった。
山の夜も、村の外れも、廃屋も。
どれも特別ではない、鬼殺隊にとってはありふれた現場。
だが、2人の動きは少しずつ変わっていった。
合図はない。
視線も、声も、ほとんど交わさない。
それでも、義勇が一歩踏み込めば、茉子は自然と半歩下がり、
茉子が間合いに入れば、義勇は背後を塞ぐ。
守る、守られる、ではない。
互いに「そこにいる」ことが前提になっていた。
夜明け前、血の匂いが薄れていく中で、義勇が刀を収める。
茉子は、それを見てから自分も刃を下ろす。
「……行くぞ」
その一言で、十分だった。
2人の息が合うにつれ、
同行している隊士たちは常に置いてけぼり状態だった。
「.....なぁなぁ、さっきの見たか?」
「見た.....けど、見えなかったよな」
「水出たあと花咲いてなかったか?」
「いや、なんかいい匂いしたあとに柱が斬ってなかった?」
のんびりと歩く隊士達。
それより先を、義勇と茉子が歩いている。
「ていうかさ、あの2人、なんか合図でもしてんのかな?」
「さぁ.....見えなかったけど.....かといって声もかけあってないよな」
「それな」
「あんな速さで動いてたら間違って斬られるよな〜」
そんな隊士達をよそに、2人は、次の任務地の確認をしながら歩いていた。
義勇が半歩前、茉子が半歩後ろ。
時々、義勇の羽織が茉子の袖に当たる、その距離。
それが、いつの間にか当たり前になった、2人の距離だった。